「ドーン・オブ・ザ・デッド」
本日の映画
movie-61 「ドーン・オブ・ザ・デッド」 Dawn Of The Dead 2004年米
DIR:ザック・スナイダー
CAST:サラ・ポーリー、ヴィング・レイムス、ジェイク・ウェバー、メキ・ファイファー
STORY:看護師のアナはいつものように仕事を終えると帰宅、一日が終わった。翌朝、寝室のドアが開くと、隣家の少女ヴィヴィアンが夫ルイスに襲いかかる。絶命したかと思ったルイスは突如息を吹き返しアナに襲いかかる。必死に逃げ出すアナだったが・・・
☆☆☆ロメロ監督の「ゾンビ」のリメイク。
ロメロ監督のゾンビ関係?はいくつか見てはいるのだが、「ゾンビ」は通しでは見ていない。本当はオリジナルから見るべきかもしれなかったのだが、こっちを先に借りることになってしまい・・・まあいいか。
映画は平和にはじまるが、はじまってすぐショックが。隣の少女に夫が襲われ、生き返った夫にアナが襲われ、外に逃げ出してみると方々に火の手があがり、銃声、ゾンビになった人々が襲う姿・・・つかみはいいですね。あっという間に映画の世界に引き込まれる。
ショッピングモールに到着すると一瞬ホッとするが、恐怖はひたひたと忍び寄る・・・
向かいの銃器店の店主と、ゾンビを撃つ競争する場面などは、ブラックだがユーモアもあったりするのだが、やがてあらたな感染者の出現、そして脱出の場面になるとまた緊迫感が。
ラスト近く、仲間の2人が犠牲になるところでは感動したが、ラストはまたゾッと・・・
なぜゾンビになるのか、についてはまったく説明されないがそれもまたよし。ウィルス?放射能?決してありえないことではないと思うと恐い。
ゾンビは違う様々な敵、害悪に置き換えられるわけで、警鐘に満ちた映画と言える。ロメロ監督がオリジナルを作った際、そういったことを考えていたらすごいですね。
いや、娯楽作品としても十分おもしろいのですが。
うーん、しかしゾンビが走るんですね、この映画では。現代的ゾンビ?スピード感たっぷりだが、ちょっと不思議でありました。
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こんばんはー
残念ながらDVDで1回観ただけなのでまだまだ私の中では印象が薄いのですが、あの名作「ゾンビ」のリメイクとしてはよく頑張っている作品ですね。ゾンビは大きくわけて「ロメロヴァージョン」と「アルジェントヴァージョン」がありますが今作はアルジェント監修の方に近いかな?
ちなみにロメロは「一作目はベトナム戦争と人種暴動、二作目は消費社会、三作目はレーガン政権の右傾化を反映した」そうです。
投稿: ONE OF THE BROKEN | 2007/09/27 00:53
こんばんは!
それほど期待はしてなかったのですが、結構おもしろく見ました。しかし、やっぱりオリジナルを通しで見なくては!
なるほど、消費社会の反映というのはなんとなくわかります。リメイクは違う要素もある気がしますが。
ゾンビ、意外と奥が深いですね(笑)。
投稿: nocci | 2007/09/27 01:14
こんにちは。オイには、スローに追い詰められる恐怖も捨てがたいですが足の速いゾンビの方がおもしろかったです。ぜひオリジナルと見比べてみてくださいね。
投稿: しぽ | 2007/09/27 21:31
しぽさん、こんばんは。
走るゾンビ、スピード感ありましたね。
是非ともオリジナルをちゃんと見たいのですが、TSUTAYAでなかなか借りられないんですよ~
ホントはオリジナルから見られるとよかったんですけどね。
投稿: nocci | 2007/09/27 23:16