エドワード・D・ホック『サム・ホーソーンの事件簿Ⅴ』
本日の本
book-49 『サム・ホーソーンの事件簿Ⅴ』 エドワード・D・ホック著 創元推理文庫
STORY:園芸道具置き場で銃で撃たれて死んだガソリンスタンドの店主。置き場にはカギがかかっており、自殺としか思えない状況だったが・・・アンソニー賞最優秀短編賞受賞作「園芸道具置場の謎」他。
☆☆☆☆サム・ホーソーン医師シリーズも5冊目。20代だったホーソーン医師ももう40代。第2次世界大戦下、アメリカも参戦間近という状況で、ずっと働いてくれていた2代目看護婦のメリーも戦争に行ってしまう。むむむ、ホーソーン医師とだいぶいい雰囲気になってたのになあ。そのかわりといってはなんだが、獣医師のアナベルが登場、これからどうなっていくか?というところ。
あいかわらず、この小さな町は殺人事件多発、不可能犯罪だらけ(笑)。が、そういうことはおいておいて・・・ホーソーン医師の推理はこの巻でもさえわたり、ふーむ、なるほどとうならされる。これが長編だったらキツイけれど、短編なので、起承転結もくっきり、短い時間でたくさんのミステリを楽しむことができた。
このシリーズ好きなんだが、未訳はあと9本のようで、このシリーズもあと1巻で終わりになってしまうのかな?残念だ。
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