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2007年11月

2007/11/29

「デイ・アフター・トゥモロー」

本日の映画
デイ・アフター・トゥモロー (ベストヒット・セレクション)
movie-75 「デイ・アフター・トゥモロー」 The Day After Tomorrow  2004年米

DIR:ローランド・エメリッヒ
CAST:デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール、イアン・ホルム、エミー・ロッサム、ジェイ・O・サンダース、セーラ・ウォード、タムリン・トミタ
STORY:地球温暖化が深刻化、古代気象学者のジャックは地球の危機を予測、やがてそれは現実化する。巨大な竜巻の発生、高波、そして、氷河期に匹敵するような寒気がやってくる。ニューヨークに滞在する息子を助けるべく、ジャックはそりで向かうが・・・

☆☆☆異常気象をテーマにしたパニック巨編。

この映画、2004年にイギリスに行った際、帰りの飛行機でやっていて、見始めたものの眠ってしまい、結局ほとんど見られなかったというもの。で、見てみると、はじめの10分くらいと、最後の10分くらいしか覚えていなかったのだが・・・

うーん、なかなか考えさせられる映画だ。

地球温暖化は、現実にも深刻化していて、気温も以前に比べるとだいぶ上昇しているし、局地的な大雨や雷、雪なども観測されている。
だが、温暖化と聞いてイメージするのは、やはり気温の上昇であって、この映画のように、一瞬にしてすべてが凍り付く寒気がやってくるなど想像もできなかった。
しかし、古代にも氷河期があったわけだし、先頃の世界的な異常気象を見るとあながちフィクションとも言い切れない気もして怖い。

自然災害の場面のCGはなかなかに迫力があってそこも見所なのだが、もう一つの見所は、アメリカ映画お得意の家族愛ということになろうか。
主人公ジャックは、危険を顧みず、ニューヨークの公立図書館(この設定はうまい。本をどんどん燃やせば暖をとることができる)に閉じこめられている息子サムを救いに向かうのである。そりゃ無謀すぎるだろうと突っ込みたくもなるが、アメリカの人たちはこういった家族愛にきっと感動するんだろうなあ。

息子サムを演じているのが、J・ギレンホール。この映画ではまだまだ頼りなげな感じだったが、次の作品「ブロークバック・マウンテン」で化けたと思う。これからが楽しみな俳優だ。
そして、懐かしい顔が・・・「ベスト・キッド2」の日系人女優タムリン・トミタ。久々に見たなあ。

2007/11/28

リリアン・J・ブラウン『猫は汽笛を鳴らす』

本日の本

book-56 『猫は汽笛を鳴らす』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:ムース郡の有志がが出資し、古い蒸気機関車を走らせる計画はほどなくとん挫。発案者であるトレヴェリアンが理事長をつとめる信用組合が手入れを受け営業停止になり、彼自身も秘書と行方をくらましてしまった。大富豪の元新聞記者クィラランは背後にきなくさい臭いを感じるが・・・

☆☆☆シャム猫ココシリーズ第17弾。
久々読んだシャム猫シリーズ。春以来だったので、前作はほとんど覚えてなかったが、すぐ続きの物語なんですね、これ。

謎はあいかわらず、初期の段階でおぼろげながらわかってしまうし、結末も最後の数ページで語られるという慌ただしさがあるの残念だが、魅力的な人物がでてくれば問題なし。今回は、『猫はクロゼットに隠れる』に登場した老婦人シーリア。クィルの指示に従って事件解決に重要な役割を果たした人物で、よく笑う陽気な女性。老婦人というのは語弊がありそうなくらい元気。
『クロゼット』ではお互い顔をあわせなかったが、なんと、シーリアがピカックスに引っ越してきて、またまたクィルの手足となって大活躍。今後も活躍してくれると楽しいな。しかし、油断は禁物。この作者、簡単に重要人物を消し去ってしまうので・・・

一方、クィルの彼女、ポリーは家を建てることに熱中するあまり、神経を痛めてしまうのだが、うーん、だんだんこの彼女にも飽きてきたなあ。

猫は汽笛を鳴らす (ハヤカワ・ミステリ文庫)猫は汽笛を鳴らす (ハヤカワ・ミステリ文庫)
リリアン・J. ブラウン Lilian Jackson Braun 羽田 詩津子


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2007/11/27

サッポロ 琥珀ヱビス

0711271
今年もでました、サッポロの琥珀ヱビス。今だけの限定品。
今年はどうかしら?と早速購入。

注いでみると、琥珀・・・というかもっと赤みがかったきれいな色。
飲んでみると、あれ、こんなだったけ?案外軽い感じ。ほんのり苦みもあるし、ちょっとだけローストっぽい味もするけれど、結構あっさり味だ。

でもやっぱりヱビスいいですね。好みから言うと、ヱビス ザ・ホップの方が好きだけど、悪くないです。

2007/11/26

マンゴースパークリングワイン

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めずらしや、マンゴーのスパークリングワインをいただいたので、飲んでみた。
オーストラリアのおみやげである。
オーストラリアでマンゴーというイメージはなかったのだが、たくさん栽培されているようで。

ブドウ意外のワインというと、今までことごとく撃沈していたので(笑)、おそるおそる飲んでみると・・・

香りは結構きつめ。で、飲んでみると、やっぱり甘さがくるけれど、スパークリングなので緩和されていて、これはまあOKかな。お酒があんまりという人でも飲みやすそうだ。
おそらく、スパークリングじゃないのより、スパークリングの方がおいしいんじゃないだろうか。フツーのワインにすると、デザートワインになってしまいそうだ。スパークリングだと、ぎりぎりお料理と一緒でも大丈夫だった。

2007/11/25

DS版 ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち

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DS版ドラクエが出ると聞いて、早速amazonで注文、22日に届いた(が、不在配達で翌日受け取った)。

新しいお話かなあとなんとなく思っていたのだが・・・
やりはじめて登場人物と音楽で、やったことあるやつだ、と気づいた。Ⅳなんだから確かにこれはやったことがある。スーパーファミコンの時代だろうか。

でも、細かいストーリーは全然覚えてないし、昔の比べて画像は格段にいいし、やっぱりおもしろい。
ついついのめりこんでしまいそうで恐い。それでなくても今はとっても忙しいのに、これじゃあ睡眠を削るしかない???

2007/11/24

「バイオハザードⅢ」

本日の映画
バイオハザードIII (角川ホラー文庫 (H519-2))
movie-74 「バイオハザードⅢ」 Resident Evil:Extinction 2007年米
DIR:ラッセル・マルケイ
CAST:ミラ・ジョヴォヴィッチ、オデッド・フェール、アリ・ラーター、イアン・グレン、アシャンティ、マイク・エップス
STORY:ラクーンシティの闘いから数年後、Tウィルスの蔓延で世界は砂漠化、アンデッドだらけとなっていた。アンブレラ社ではアリスのクローン実験がくり返し行われていたが、独り旅を続けていたアリスは、離ればなれになっていたカルロスたちと再会、感染の及んでいないと言われるアラスカをめざすべく、燃料や食料の確保のためベガスへと向かうが・・・

☆☆☆バイオハザードシリーズ第3弾。

映画はアンブレラ社の研究所の中で、アリスが目覚めるところからはじまり、あのレーザートラップの部屋も出てきて(Ⅰで見たとき、この場面ダメだった。ぎゃー)、これは1作目への回帰か?と思いきや・・・
場面はいきなり砂漠へ。

登場したアリスは二丁拳銃、ロングコート。なんだか、西部劇(伝統的なのでなくて新しい)のよう。
そして、砂漠をさまよう車の軍団は、なんだか「マッドマックス」シリーズのよう。
凶暴化したカラス集団に襲われるところは、なんだか「鳥」のようであり、ベガスに到着したところでは、「猿の惑星」を連想。

という具合になんかある意味懐かしい映像だったのだが、グロい場面はますます増えて、時々目をつぶりたくなる(←じゃあ見るなと言われそうですが(笑))。ミラ扮するアリスはⅡよりさらにパワーアップし、強い強い。アクションもキレがよく、二丁拳銃というか二丁ナイフ?で敵を次々倒していく姿、すごい(ただし、気持ちはよくない)。

Ⅱから引き続いて登場したキャラもいるが、うーんちょっと残念だな。爆発シーンで泣きました。
かわって活躍するのは、武装集団のリーダー、クレアやKマートといった女性達。途中で退場してしまうのでどうなったか気になるが、また登場しても不思議ではない。

最後はまたアンブレラ社の研究所に戻り、アリスと強力な敵の対決となるのだが、えー、あのモンスターはなんなんでしょう?ゲームにもああいうキャラがあるんでしょうか。ちょっと笑っちゃいました。闘いの結末はよかったけど(でも、苦手な場面)。

総じて、悪くはなかったけれど、研究所の場面と砂漠の場面のつながりがどうもうまくないのが残念。砂漠での撮影は安上がりだったんでしょうかねぇ。

そして、映画のコピーはあれ、ダメでしょう。エンドクレジットで日本語のイメージソングが入るのも興ざめ。

映画のコピーを見て、てっきりこの3作目で終わりと思っていたけど、これだとさらに次がありそうな・・・次の舞台は日本とアラスカ??

立川 ecute

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立川に映画を見に行ったついでに、10月初めにオープンしたecuteを見学。
改札が増えてたんですね。南口に西口。こんなスペースがあったんだとびっくり。

まずはエキナカを探検。それほどお店の数があるわけではないけれど(その点、品川のecuteは店舗数が多い)、本屋もありますね。ミシュランガイド東京を見てみたけれど、やっぱりあんまりいきそうな店がないな、ということで買うのは見合わせ。高いというのもあるけれど、場所的にも偏っていてつまらない。

スイーツのお店が多いのだけれど、食べられるお店もいくつか。ワンタン専門店とかにチャーハン専門店には長蛇の列が・・・興味はあるけれど、こんなに並んでると入る気がしない。そのうちすくんだろうか。

駅の外に出てエキソトも探検。エスカレーターになんとなく乗っていくと3階は、洋服、雑貨などが中心のお店が。ムーミングッズのお店なんかもあってなかなかおもしろい。
そして下っていくと、KINOKUNIYAもあるけれど(エキナカにもちっちゃなショップあり)、お総菜やさんもある。でもやっぱり多いのはお菓子屋さん。BUZZSEARCHのプリンアラモードも捨てがたかったのだけど、先日テレビで見たMilk Bar & Bake Donutの焼きドーナッツをおみやげに(ラムレーズンとロイヤルミルクティー)帰宅。

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焼きドーナッツとは言うけれど、パウンドケーキをドーナッツの形にしたっていうイメージでした。

今度(12月半ば)、三鷹駅にもエキナカができるらしくて、最近駅もイメージが変わってきましたね。

2007/11/23

買うか?ミシュラン

買うべきかどうか?
とっても迷っているのが、ミシュランガイド東京版。

とっても興味はあるけれど、高いし(ガイドブック自体のお値段が)、そもそもこれに載ってるお店は高すぎてなかなか行けそうにないし・・・
☆なしのお店も載ってるとよかったんだけど。

実際に本屋で手に取ってみて決めようっと。

2007/11/21

手のりたま

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ふりかけなどで有名な丸美屋が創業80年というこで、発売した「手のりたま」。中には、もちろん!ふりかけの、のりたまが。

春頃同居人がコンビニで見つけて買ってきたので、違う顔のも買って3種類全部ゲット・・・
と思ったら、もう2種類発売されたらしい。うーまた買わねば・・・

毎日お弁当にふりかけをかけるので、今は空になった容器に、同じく丸美屋のふりかけ「味道楽」を入れて職場においてます。

2007/11/20

小栗左多里『プチ修行』

本日の本
プチ修行 (幻冬舎文庫 お 28-1)
book-55 『プチ修行』 小栗左多里著  幻冬舎文庫

『ダーリンは外国人』等でおなじみの小栗さんが数々の修行に挑戦?した体験記。つらーい修行がユーモラスな絵と文で紹介されている。

瞑想、写経、座禅、滝修行、断食、お遍路、内観。
どれも縁のないものばかりだ。
瞑想はただただ眠っちゃいそうだし、写経は飽きそうだし、座禅は足痛くなりそうだし、滝にうたれるのは寒くてかなわないし、断食は貧血になっちゃいそうだし、内観は・・・うーん、よくわからない。唯一お遍路には興味があるけれど、時間がない。

小栗さんも似たようなもので、辛い、しんどいの連続。普通の人はそうなんでしょう。「幸せになりたい」という動機で修行を始めたらしいけれど、修行をしたからって辛いなあと思ってやっていると幸せにはなれない・・・だろうね、きっと。それに、数々の悩みが解消されるものでもないだろう。

参考にはなりましたが、まあ、ワタクシは軟弱な人間なので、やめときます、修行。

2007/11/19

「バイオハザードⅡ アポカリプス」

本日の映画
バイオハザードII アポカリプス
movie-73 「バイオハザードⅡ アポカリプス」 Resident Evil:Apocalypse 2004年英カナダ

DIR:アレクサンダー・ウィット
CAST:ミラ・ジョヴォヴィッチ、シエンナ・ギロリー、ジャレッド・ハリス、オデッド・フェール、トーマス・クレッチマン、サンドリーヌ・ホルト、マイク・エップス
STORY:アンブレラ社の地下研究所での死闘後、捕らえられ病院で目を覚ましたアリス。逃げ出した彼女は、特殊部隊のジルらわずかに生き残った者たちと脱出しようとするが、すでにラクーンシティはゾンビたちで埋め尽くされ、この事実を隠蔽すべくアンブレラ社は核兵器で街を全滅させようとしていた。

☆☆☆SFホラーアクションバイオハザードの続編。Ⅲも公開されたことだし、見てみた。

ストーリーは前作の続きになっていて、しかし今度は研究所の外に出ての出来事。前作は研究所という限定された空間なのがおもしろかったのだが、今回は範囲を広げての物語。ただ、今回もラクーンシティという街の中だけなので、ある意味密室状態と言えなくもない。限定されてはいるが、行動範囲が広がり、登場人物も増えているので、前作とは違ったおもろしろさがある。

アクションは前作よりスケールアップしていて、あいかわらずミラは格好いい(すっかりアクション女優のイメージになってしまった)。前作より強くなっていて人間離れしてきていて、ちょっとロボット的な気もするけれど。
もう一人格好いいアクションを披露するのが、ジル役のシエンナ・ギロリー。「ラブ・アクチュアリー」のイメージと全然違いますね。アリスとジルの二本立てでいくのかと思いきや、Ⅲには出ないようで。ちょっと残念。

ゾンビたちとの闘いは、まあ他のこういった映画とあまりかわりはなく新味はないが、犬は恐かった・・・

そして、最後はまたアリスは捕らえられていて、これ、いかにも続きありますって感じのラスト。最近、こういう映画が多くて・・・きちんと1本1本完結してほしいなあ。
Ⅲで終わるんでしょうか?

2007/11/18

キリン 一番搾りとれたてホップ生ビール

0711183
先週は瓶のチルドビールを飲んだところだが、今週は缶の方を。

注いでみると、チルドとは違って濁りはなし。泡はまずまず。
飲んでみると、思ったよりあっさり味だが、苦みはしっかりとある。ホップの香りもあるが、やっぱりチルドの方が香りがあるかな。

好みとしてはチルドビールの方なんだが、お値段的にね~そうそういつも買える値段じゃないんで・・・残念。

2007/11/17

ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2007

0711171
今年もやって参りました、ボジョレー・ヌーヴォーの季節。

昨日も職場で2種類飲んだところだが、今日も家でヌーヴォー。昨日は、ジョルジュ・デュブュッフと田崎真也プロデュースのだったので、今日はアルベール・ビショーのを買ってみた。

今年は、早くから暑くなったものの、その後涼しく雨も多かったというのが不安材料。
さてさてお味は・・・

正直言って、いまいちかなあと。おととし、去年となかなかよかっただけに、比較するとどうもなあという感じ。ピリピリと酸味がかなり勝っていて、まあ、それはフレッシュなヌーヴォーらしい味わいということになるのかもしれないが、重めで渋いのが好みのワタクシとしては、あまり好みの味ではないのである。そもそも重いとか渋いなんてことをもとめちゃいけないんですけどね。

3種類飲んだ中では、田崎プロデュース→ビショー→デュブュッフの順。
来年に期待することにしよう。

0711172
ちなみに今年のお料理は、ブルゴニュー地方っぽく、コック・オ・ヴァン(鶏の赤ワイン煮)、リヨン風サラダ、そしてバケットにチーズでありました。

マイケル・ボンド『パンプルムース氏とホテルの秘密』

本日の本
パンプルムース氏とホテルの秘密 (創元推理文庫 M ホ 5-8)
book-54 『パンプルムース氏とホテルの秘密』 マイケル・ボンド著 創元推理文庫

STORY:グルメ・ガイドブック「ル・ギード」の調査員になりたいと言い出した、編集長宅の元料理人エルシーを落第させることがパンプルムース氏の今回の任務。エルシーがわざわざ選んだアルカションのホテルだったが、シェフは行方不明の上、パンプルムース氏の愛犬ポムフリットがおかしな拾い物をして・・・

☆☆☆くまのパディントンシリーズの作者M・ボンドのパ氏シリーズ第8弾。

常に災難に見舞われるパ氏であるが、今回もまたかなりの災難に見舞われる。美食家であるパ氏、おいしいものにありつけず、ありついたと思ったら食べてる途中でトラブル発生・・・服をなくすわ、裸で警察に連行される羽目に陥るわで・・・ニヤニヤクスクスの場面連続である。
愛犬ポムフリットは、ご主人パ氏に(ある事情から)さんざん邪険にされるものの、ご主人のことを思って大活躍・・・というかパ氏もポムフリットのせいで痛い目にあったりするわけだが、これまた笑ってしまう場面の連続。
スラップスティック度の高い作品にできあがっている。

意外な存在感を示すのが、パ氏の奥さんドゥーセット。今まで、恐いばかりの奥さんだと思っていたが、料理上手だし、パ氏思いのいい奥さん。パ氏もまったく頭があがりません。
今回、あまりおいしそうなものが出てこないなと思ったが、奥さんの料理がとてもおいしそうで、グルメミステリとしてもやっぱりいいですね、このシリーズ。

2007/11/15

チャーリーズ・エンジェル第1シーズン 1-5

地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル 1stシーズン DVDボックス
毎週楽しみにしているチャーリーズ・エンジェルの再々・・・放送。
第1シーズンの第1話だけ見ていなかったのだと思っていたのだが、このシーズンの最初の方はは全然見たことなかった・・・らしい。第2シーズン以降出てくるクリス役のシェリル・ラッドのファンだったが、クリスの姉ジル役ファラー・フォーセットはあまり好きじゃなかったので、第1シーズンはあまり見たことがなかったのかも。

しっかり全部見ている第2シーズン以降のエピソードと似たエピソードもあるが、結構自己パクリがあるんだな。
そして思うのは、はじめはサブリナ役のケイト・ジャクソン中心のお話だったということ。捜査の中心はいつもサブリナなんである。ふーん、そして、5話にはサブリナの父親が出てきたりして。第2シーズン以降ははサブリナの家族の話なんて出てこないからなあ。ちなみに、父親の住んでる家は、なんと第2シーズン以降クリスが住んでる家じゃないですか(多分)!家の使い回し??
ケリーと恋人の話もあったりして、はじめはプライベートライフにも焦点をあてようとしていたんだろうか。

今見てみると、いろいろとつっこみどころの多いチャリエン。どうもあらさがししちゃうなあ。

2007/11/14

キリン 一番搾りとれたてホップ無濾過<生>

0711141
先月末に発売されたチルドビールの新しい製品。
ところがなかなか手に入らず、売っていても3本セットだったりして、1本を買いたいワタクシは大変な苦労・・・ようやく手に入れることができた(実は後から発売された缶のとれたてホップの方を先に手に入れていた)。

注いでみると、細かな泡立ちで、無濾過なのでにごりがある。
飲んでみると、ふむふむ、いい香り、そしていい苦み。
決してどっしりしたビールではないのだけど、さわやかなおいしさ。じっくり飲みたいビールだ。

来週は缶のを飲んでみよう!

2007/11/12

「ハンニバル・ライジング」

本日の映画
ハンニバル・ライジング スタンダード・エディション
movie-72 「ハンニバル・ライジング」 Hannibal Rising 2007年米

DIR:ピーター・ウェーバー
CAST:ギャスパー・ウリエル、コン・リー、リス・エヴァンス、ドミニク・ウェスト
STORY:1944年リトアニア。両親を亡くし別荘に隠れ住むハンニバルは幼い妹を脱走兵たちに殺される。ショックで記憶の一部と言葉を失ったハンニバルは孤児院を脱走、パリの叔父のもとへと向かうが、叔父はすでに他界し、未亡人の日本人女性レディ・ムラサキに迎えられる。次第に妹を殺した男たちへの復讐の思いを募らせていくハンニバルだが・・・

☆☆☆いかにしてハンニバル・レクター博士が異常犯罪者になったかの、誕生の物語。

アンソニー・ホプキンスのレクター博士があまりに強烈なキャラクターなので、若い頃の彼を演じるのは難しかろうと思ったのだが・・・
うーん、イメージは違うかなあ。でも、ギャスパー・ウリエルは悪くない。妖しくなまめかしく・・・目がいっちゃってます。妹の敵たちを次々と血祭りにあげ、血をあびるハンニバルの姿、背筋が寒くなる。描写はそれほど直接的でないにしても結構エグイ。

確かに、今までのハンニバル物では、レクター博士の人格がいかに形成されたかは謎だったが、謎のままでもよかったかなあ、説明してくれなくても、とも思ったが、なるほど、子供の頃のトラウマだったのか。妹がそういう理由で殺され、しかも自分も妹の・・・ということを知った時、人喰い殺人鬼ハンニバルが誕生したのだ。

ハンニバルの人格形成にもう一つ大きく関わったのが、日本人女性レディ・ムラサキ(この名前は変!)の存在。コン・リーは綺麗なのだがいまいち日本人には見えない・・・ということはさておき、ふふーん、日本の文化伝統が大きな影響を与えていたのですか。1、2、3作目では全然そんな感じはしなかったのだが・・・このレディ・ムラサキにも最後には見放されてしまうハンニバルは、境界線を越えてしまい、もう普通には戻れないというところで、物語は終了。

1、2、3作目とはかなり毛色が違う作品ではあるが、スリラーとして単純におもしろい。レクター博士の大ファンという人には微妙な作品かもしれませんがね。


※明日20時よりあさって10時までココログのメンテナンスが行われるため、明日の更新はお休み致します。この間コメント、TBも受け付けることができませんのでご了承下さい。

2007/11/11

モンサラ カバ ブルット

0711111
スペインのスパークリングワイン、カバ(CAVA)を開けた。

スペインというと、昔は赤というイメージがあったのだが、白のスパークリングもあるんである(ワタクシが昔知らなかっただけなんですけど)。
シャンパンと同じ製法で作られており、多くがカタルーニャ地方産らしい。

今回開けたのは、ブルット・・・すなわち辛口。
すっきりした飲み口で、おいしい。すいすい飲めちゃいます。クセがないんですね。
シャンパンよりずっとお安く(1500円弱)、気軽に飲めるのもよろしい。

2007/11/10

丸井 駅弁フェア

今年初めに駅弁をジャンじゃん食べよう、と決心しわたりには、なかなか駅弁を食べるチャンスがない。
今日は丸井で駅弁フェアをやっており、行ってみた。

0711101
広告を見て広島のしゃもじかきめしは買うことが決まっていたのだが、もうひとつは伊達のはらこめしをチョイス。

0711102
このしゃもじかきめしの入れ物は捨てられませんね。

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どちらもおいしい駅弁だった。
かきめしは、牡蛎のフライ、煮たの、ぬた風が入っていて、牡蛎三昧。ご飯も牡蛎のだしが出ていい感じ。
はらこめしもご飯がなかなかよい。大好きないくらを堪能できてよろしい。

駅弁フェア、また行こう。

檀ふみ『どうもいたしません』

本日の本
どうもいたしません (幻冬舎文庫 た 14-3)
book-53 『どうもいたしません』 檀ふみ著  幻冬舎文庫

『ありがとうございません』に続いておかしなタイトルの本だが、檀さんのおもしろエッセイである。
檀さんは、どうも阿川佐和子さんとコンビというかパックとして見られている節があり、実際二人の共著はそこはかとなくおかしいのだが、檀さんだけ、阿川さんだけでも十分おかしいんである。

檀さんというと、テレビで見る姿は、知的な楚々とした美人・・・というイメージなのだが、まあ実際、大変知的な方ではあると思うが、なんというか、ずっこけてるというか、イメージを裏切るおとぼけぶりを発揮する方のようなのだ。
この天然ぶりが各エッセイ3ページに中に凝縮されていて、思わずぷっと吹き出してしまいそうになる。わずかな行数の中にうまいオチがついていて、さすがうまいです。

2007/11/08

スワロフスキー 子ネコ

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またまたおみやげにいただいたスワロフスキーの子ネコ。
毎年12月に1つずつスワロフスキーを買う我が家だが、今年は思いがけず2個もいただいてしまった。
この子ネコ、ブルーのボールで遊んでいるパターンもあるらしいけれど、こちらはピンクのボールバージョン。

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無理やりボックスに入れたが、もうこれ以上は入らないなあ。新しいボックスを調達しないと。

2007/11/07

「エリザベスタウン」

本日の映画
エリザベスタウン スペシャル・コレクターズ・エディション
movie-71 「エリザベスタウン」 Elizabethtown 2005年米

DIR:キャメロン・クロウ
CAST:オーランド・ブルーム、キルステン・ダンスト、スーザン・サランドン、アレック・ボールドウィン、ブルース・マクギル、ジュディ・グリア、ジュエシカ・ビール、ポール・シュナイダー
STORY:シューズ会社のデザイナー、ドリューは新しく手がけたシューズが10億ドルもの損失を会社に与えることとなり、クビになった上恋人に捨てられてしまう。生きる望みを失い自殺しようとしたその時、故郷を訪れていた父親が亡くなったという知らせが。葬儀のため、ケンタッキーの小さな街エリザベスタウンに向かった彼は、飛行機の中で世話好きのフライトアテンダントのクレアと出会う。

☆☆☆現代物に主演するオーリーをはじめて見た・・・
「ロード・オブ・ザ・リング」、「トロイ」、「パイレツ・オブ・カリビアン」・・・
すっかり時代物のイメージのオーリーだが、現代劇も悪くない。

会社に大損害を与えてしまい、すべてを一夜にして失い失意のどん底に落とされたドリュー(会社の社長がすっかり太ったアレック・ボールドウィン。巨大化したなあ)。自殺しようとしたまさにその時に(ロデオマシーンにナイフをくくりつけて、とはまた奇妙な方法で!)父親の死を聞いて、エリザベスタウンに向かったドリューが、様々な人とのふれあいによって、癒されていくというストーリー。

父親の故郷の人々が、おかしな人たちでそろいもそろってお節介。はじめはとまどい煙たく思っていたドリューもしかし、彼らのやさしさに癒されていく。
飛行機のフライトアテンダント(なぜあの飛行機にはドリュー以外の客がいないんだろう!)クレアもまたお節介。少々ふりまわされながらドリューは次第にクレアに惹かれていく・・・

大筋はこんなとこなのだが、残念なことにまとまりにかけるきらいが。エリザベスタウンの人々の話、母親の話、そしてクレアとの恋の話がうまく一つにまとまらず(ブツ切りになってエピソードが出てくる感じ)、ドリューが徐々に再生していくというテーマに乗りにくいのだ。

好みからいうと、最後の車での旅の部分にもっと尺をさいてほしかった気がするし・・・せっかく選曲のうまいクロウ監督好みの音楽をもっと聴いていたかったし、クレアが作ってくれた地図にのっとって父親の灰とともに旅をしていく過程をじっくりと見たかった。残念。

もちろんいい場面もたくさんある。ドリューとクレアが電話で話す場面や、父親を偲ぶ会でのコンサート場面、ラストの旅の場面などなど・・・

オーリーは泣き演技がワンパターンなのが苦笑ものだが、フツーの青年役もできるのね(笑)。ま、悪くはないけれど、それよりK・ダンストがいい。はまり役だと思う。

2007/11/06

谷崎光『北京大学てなもんや留学記』

本日の本
北京大学てなもんや留学記
book-52 『北京大学てなもんや留学記』 谷崎光著  文藝春秋

『中国てなもんや商社』の著者の中国留学記。
『てなもんや商社』は傑作で、中国人のたくましさに半ばあきれたり感心したり。
あの本からもう11年がたっているんですね。

いやはや、この本もまたすごいですぞ。とにかく気の休まる時がないんである(苦笑)。
強く主張していかないと負けてしまうし、隙を見せればつけこまれるし・・・
賄賂の横行、ぼったくり、マナーの悪さ、自己中心的発想などなど。これじゃストレスがたまるばかり、と思いきや、筆者はもっとたくましい。文句を言いつつも、留学生活を楽しみ、また中国のいいところを積極的に見つけようとする。こうじゃなきゃ、とてもやっていけません。
中国では反日感情が少なからずあるのは事実であり、とても悲しいことだけど、著者のような前向きな思考があれば、きっと互いに理解できるようになれる、と思えてくる。

まあでも、精神的なタフさに欠けるワタクシとしては、せいぜい数日間旅行するだけで精一杯ですね、残念ながら。

2007/11/05

「トラブルINベガス」

本日の映画
トラブル IN ベガス
movie-70 「トラブルINベガス」 Elvis has Left The Building 2004年米

DIR:ジョエル・ズウィック
CAST:キム・ベイシンガー、ジョン・コーベット、アニー・ポッツ、ショーン・アスティン、デニース・リチャーズ、アンジー・ディキンソン、トム・ハンクス
STORY:ピンクのキャデラッック、ピンクの衣裳のピンクレディ化粧品の敏腕販売員のハーモニー。彼女は講演のため全米をまわっていたが、エルヴィス・プレスリーのコスプレをする人たちと遭遇する。ところが、なぜか彼らは彼女の目の前で不慮の死をとげる。逃げまわる彼女が恋に落ちた男性はプレスリーの衣裳を持っていて・・・

☆☆☆全米で大ヒットした「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」の監督のコメディ。
といっても、まだこの映画見てないのだが、先にこちらを見てしまったのは間違いだったか・・・

なんともいえず奇妙な・・・というか、かなりブラックなコメディである。

子供時代にエルヴィスと交流をもったことのある女性が、次々とエルヴィスのそっくりさん(主観的に。決してそっくりではないので)と出会うが、彼らが次々と死んでしまうのだ。この状況がなかなかにシュール。ワハハではなく、見ていてひきつり笑いをしそうだ。ゲスト出演のトム・ハンクスまでが・・・
まあ範疇としてはラブ・コメディなんだろうが、それよりもブラック度が強くて、見ていて少々困惑。どういうスタンスで見ていいのか迷ってしまう。

キム・ベイシンガーの「セルラー」がとてもおもしろくて、キム自身も久々見直したので、個人的にキムの映画を見ようと盛り上がっていたのだが(余談ながら、テレビシリーズ「チャーリーズ・エンジェル」の第1シーズンに若い頃のキムがゲスト出演していたのでびっくり!)、この映画は少々ツライ。「セルラー」と同じ年の公開なのだが、全身どピンクの衣裳は結構キツイ。十分キレイなのだけれど、この若すぎる衣裳は・・・

相手役J・コーベットはかっこいいし(ちょとファンになりました)、通うけするキャスティングではあるのだけど、全体的にはあと一歩というところ。

「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」もワタクシの感性にあうかどうか少々不安になったところではあるけれど、まあ見てみよう。

2007/11/04

国分寺まつり&「るるぶ立川・国立・府中・国分寺」

0711041
去年に続いて国分寺まつりに行ってみた。今年は第24回ということになりましょうか。

去年と同じく・・・というよりはさらに食べ物だけが目当てのようになっている(笑)。
食べたのは、
・フランクフルト(150円)
シンガポールフーズのお店で、
・ミートボール(150円)まわりがカレー味
・肉入り饅頭?(150円)お焼きみたいなもの。名前忘れました。
いずれも辛いのをつけて。汗出ます。
最後は、
・焼きそば(200円)。
やや味薄め。肉はなし。

0711042
今年もありました、野菜宝船。3時から無料配布とのことでもうだいぶ人が並んでいた。ちょうど崩しているところ。やっぱり並ぶ気力はなし。

0711043
消防車(はしご車)にはちょっと乗ってみたかったな。

0711044
最近出た、るるぶのうちのご近所版。
行ってみたいお店はたくさんあるのだけど、近所だとなかなか行けないもので。
立川や府中も要研究だ。

2007/11/03

yonda?アロハブックカバー

0711031
毎年忘れた頃に届く、新潮文庫の100冊フェアのグッズ。

今年は、アロハ柄のyondaブックカバー。ハイビスカスが大きいので、yondaはそれほど目立ってないな。
しかし、この外側についてるポケットには何を入れればいいんでしょう?

「インビジブル2」

本日の映画
インビジブル2
movie-69 「インビジブル2」 Hollow Man 2 2006年米

DIR:クラウディオ・ファエ
CAST:クリスチャン・スレイター、ピーター・ファシネリ、ローラ・レーガン、ウィリアム・マクドナルド
STORY:ライズナー研究所での殺人事件後、次の標的とされる科学者マギーの警護を命じられたターナー刑事。事件の真相について口を固く閉ざすマギーだったが、襲撃をうけ、事件の背後にある軍の極秘研究についてターナーに語る。兵士を透明人間化する計画だったが、透明人間となった彼らは、副作用で凶暴になってしまっていたのだ・・・

☆☆ケビン・ベーコン主演の「インビジブル」続編。
確かに話は続いているようなのだが、全く別物である。

前作は、ポール・ヴァーホーヴェン監督の悪趣味も見え隠れして、なかなかおもしろかったのだが・・・

この映画も、冒頭の殺人事件まではこれはいいぞと思ったものの、そのあと失速。
透明人間のアイディアも前作で出尽くしてしまったのか新味がないし、CGもあっと驚くようなものでもない。

前作でもケビン・ベーコンはほとんど透明だったのにもかかわらず、強烈な存在感があったけれど、本作のC・スレイターは最初と最後に一瞬顔が出るが、透明な場面ではC・スレイターの影が薄いというか、誰がやってもいい感じだった。
ヒロインも含め、キャストも小粒で、やっぱり前作の方が予算が多かったんでしょうね。

いくら軍隊を出して大がかりに見せようとしても、アイディア不足では・・・なんか、もうちょっとおもしろくする知恵はなかったのだろうか。

しかし、ラストを見るとまだ続編を作る気?

2007/11/01

「Gガール 破壊的な彼女」

本日の映画
Gガール 破壊的な彼女 (出演 ユマ・サーマン)
movie-68 「Gガール 破壊的な彼女」 My Super Ex-Girlfriend  2006年米

DIR:アイヴァン・ライトマン
CAST:ユマ・サーマン、ルーク・ウィルソン、アンナ・ファリス
STORY:マットは、メガネの地味な女性ジェニーと恋仲に。実は、ジェニーは特殊なパワーでニューヨークの平和を守るみんなのヒロイン、Gガールだった。異常な嫉妬心におそれをなしたマットは同僚ハンナへと心を移すが、怒ったジェニーは二人の仲を引き裂こうとする。

☆☆公開当時、映画館で観たい!と思ったのだが・・・
観なくて正解だった。
コメディーは決してキライじゃないのだが、なんだか乗れずじまい。

世界を救うスーパーヒロインが、性格的には重大な欠陥がある、という設定はおもしろい。けれども、これは行き過ぎ?見ていておもしろいのを通り越してあきれてしまう。

ユマ・サーマンはオーバー気味の演技を披露し楽しそうなのだが(スーパーヒロインという役は似合う)、相手役R・ウィルソンがいまひとつ。「キューティー・ブロンド」や「チャーリーズ・エンジェル」な結構よかったと思ったのだが・・・この妙にハイテンションな役は苦しい。

オバカ映画もツボにはまるとおもしろいのだが、この映画はダメだった。残念。

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