「デイ・アフター・トゥモロー」
本日の映画
movie-75 「デイ・アフター・トゥモロー」 The Day After Tomorrow 2004年米
DIR:ローランド・エメリッヒ
CAST:デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール、イアン・ホルム、エミー・ロッサム、ジェイ・O・サンダース、セーラ・ウォード、タムリン・トミタ
STORY:地球温暖化が深刻化、古代気象学者のジャックは地球の危機を予測、やがてそれは現実化する。巨大な竜巻の発生、高波、そして、氷河期に匹敵するような寒気がやってくる。ニューヨークに滞在する息子を助けるべく、ジャックはそりで向かうが・・・
☆☆☆異常気象をテーマにしたパニック巨編。
この映画、2004年にイギリスに行った際、帰りの飛行機でやっていて、見始めたものの眠ってしまい、結局ほとんど見られなかったというもの。で、見てみると、はじめの10分くらいと、最後の10分くらいしか覚えていなかったのだが・・・
うーん、なかなか考えさせられる映画だ。
地球温暖化は、現実にも深刻化していて、気温も以前に比べるとだいぶ上昇しているし、局地的な大雨や雷、雪なども観測されている。
だが、温暖化と聞いてイメージするのは、やはり気温の上昇であって、この映画のように、一瞬にしてすべてが凍り付く寒気がやってくるなど想像もできなかった。
しかし、古代にも氷河期があったわけだし、先頃の世界的な異常気象を見るとあながちフィクションとも言い切れない気もして怖い。
自然災害の場面のCGはなかなかに迫力があってそこも見所なのだが、もう一つの見所は、アメリカ映画お得意の家族愛ということになろうか。
主人公ジャックは、危険を顧みず、ニューヨークの公立図書館(この設定はうまい。本をどんどん燃やせば暖をとることができる)に閉じこめられている息子サムを救いに向かうのである。そりゃ無謀すぎるだろうと突っ込みたくもなるが、アメリカの人たちはこういった家族愛にきっと感動するんだろうなあ。
息子サムを演じているのが、J・ギレンホール。この映画ではまだまだ頼りなげな感じだったが、次の作品「ブロークバック・マウンテン」で化けたと思う。これからが楽しみな俳優だ。
そして、懐かしい顔が・・・「ベスト・キッド2」の日系人女優タムリン・トミタ。久々に見たなあ。
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