「0の決死圏」
本日の映画

movie-78 「0の決死圏」 The Chairman 1969年米
DIR:リー・J・トンプソン
CAST:グレゴリー・ペック、アン・ヘイウッド、アーサー・ヒル
STORY:著名な科学者ハサウェイ教授は、中国で開発された新種の酵素の秘密を手に入れるという指令をうけ、頭部に発信器を埋め込まれ、中国に潜入。だが、この発信器には爆弾も組み込まれていたのだった。
☆☆☆「ナバロンの要塞」の監督主演コンビで作られたスパイ・スリラー。
G・ペック主演のスリラーということしか知らずに見たのだが・・・
ちょっとかわったスリラーである。
スパイがある国に潜入し、あらゆる危機を乗り越えながら、任務を達成、脱出するという筋書きはよくある話なのだが、ある国が中国なのである。しかも、アメリカとソ連が手を組むのですね。1969年というと、冷戦も一時収束しつつあった時代だろうか。そして、中国とは・・・まだニクソンが訪問する前ですもんね。
毛沢東を意識していると思われる国家主席が出てきたり、中国の描写はん?と思うところもなくはないが、まあ水準作といえましょうか。
ただ、今となってはやっぱり題材が古いですね(その当時を知らないので)。頭に発信器を埋め込むというのはこの時代からすると斬新だったのかもしれないが・・・彼が爆破されてしまうのかどうか、結構ドキドキだ。
ワタクシもG・ペックが出ていなければ見なかったかも知れないですね。
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