安西水丸『大衆食堂へ行こう』
本日の本
book-63 『大衆食堂へ行こう』 安西水丸著 朝日文庫
イラストレーター安西水丸氏が東京の大衆食堂を食べ歩いた本。
とはいっても、単なる食のガイドブックではない。その街にまつわるエピソードをまじえながらのエッセイとなっていて、その味についてはほとんど言及していない回もあるくらい。
しかも、水丸氏、カレー好きらしく(実際週3回は食べているらしい)、カレーを注文する割合が高い。大衆食堂というとカレーのイメージとは違ったのだけど・・・
ま、でもちょっととぼけた味わいのイラストがよくて、ゆるゆる読むとよろしいです。
いわゆる大衆食堂と言われるお店にはほとんど入ったことがなく(一人じゃ入りづらいんですね)、一種あこがれがあったりする。アジフライとかミックスフライとか(あんまり自分じゃ作らないメニュー)が特に魅力的。
職場の近くにある「エリーゼ」(四ッ谷)というお店が最後に載っていたが、ここいつも11時半すぎにはもう長蛇の列。きっとおいしいのだろうけど、量も多そうだし・・・ということでまだ一度も入ったことがない。いつかきっと!
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