【国立ロシア美術館展】
art-1 【国立ロシア美術館展】 東京富士美術館
昨年、東京都美術館で行われたこの展覧会、見逃してしまったのだが、めぐりめぐって八王子にやってきた。
ということでふと思いついて連休最終日に行ってみた。
国立ロシア美術館は、サンクトペテルブルクにある三つの宮殿からなる美術館でロシア美術を40万点あまりも所蔵するという。
ロシア絵画のみという展覧会に行ったのははじめて(だと思う)で、知っている画家はほとんどいないものの、なかなかいい展覧会だった。
人物画よりは風景画が好きなワタクシであるが、展示された人物画を追ってみていくと、風俗の変遷がわかって興味深い。貧しい等陽のあたらない人々を描いた作品群など、リアリティにあふれる絵なども、こんな作品があるのだなあと感心。
しかしやっぱり風景画が素晴らしくて、チラシに載っているアイヴァゾフスキーの「アイヤ岬の嵐」の迫力満点の海洋画などもいいし、なんといっても気に入ったのは、シーシキンの作品だ。「冬」、「針葉樹林」などロシアの針葉樹林をテーマにした絵がとても美しい。
見逃したと思っていた展覧会に思いがけず行くことができて、うれしい休日となりました。
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