キャロリーン・キーン『幽霊屋敷の謎』
本日の本
book-7 『幽霊屋敷の謎』 キャロリン・キーン著 創元推理文庫
STORY:ナンシーは、友人から奇妙な現象が立て続けに起き、しかも盗難事件まで発生したという屋敷の調査をすることに。一方、鉄道橋建設にからんで、ナンシーの父親に魔の手が・・・
☆☆☆ナンシー・ドルー・ミステリー第2弾。
今回は、幽霊屋敷(このお屋敷のからくりは映像化したらおもしろいかも)にまつわる謎と、父親がかかわる鉄道橋建設にまるわる謎を同時並行して解決していく物語。
ちょっと落ち込んだりはするけれど、元気はつらつのナンシーは、今回もスルスルと事件を解決。この解決の部分が、まあ子供向けなのでしょうがないのだが、物足りないと言えば物足りない。悪党は、ナンシーに一言言われただけですべてを白状してしまうし、警察は親切すぎるし(笑)。ちょっと出来過ぎなんですねぇ。
まあでも安心して読めるので、あんまり辛い本は読みたくないな、という時にはよいですね。
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