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2008年3月

2008/03/31

「テイキング・ライブス」

本日の映画
テイキング・ライブス ディレクターズカット 特別版
movie-17 「テイキング・ライブス」 Taking Lives 2004年米

DIR:D・J・カルーソー
CAST:アンジョリーナ・ジョリー、イーサン・ホーク、キーファー・サザーランド、ジーナ・ローランズ、オリヴィエ・マルティネス、チェキー・カリョー、ジャン=ユーグ・アングラード
STORY:モントリオールのある工場現場で白骨化した死体が発見される。警察の要請でやってきたのは、FBIのプロファイラー、イリアナ・スコット。彼女の分析で犯人像が明らかになってきた矢先、新たに殺人事件が。目撃者コスタの証言から犯人がアッシャーという男であると判明するが・・・

☆☆☆殺した相手の人生を乗っ取る(テイキング・ライブス)殺人鬼を描いたサイコ・サスペンス。

2人の若者がレンタカーで旅をする途中、一人に身よりがないと知るやもう一人が殺してしまうという出だしは、これはなかなか期待できそうという始まりだった。

そして16年後・・・

颯爽と登場したFBIのプロファイラー、イリアナ。A・ジョリーが格好いい。「ボーン・コレクター」を彷彿とさせる役柄だが、こんな感じの役、よく似合う。
派遣された先はモントリオール警察で、だからか、フランス人俳優がぞろぞろ。一瞬、フランス映画か?と思ったほど(笑)。O・マルティネスはちょっと苦手なのだが(濃すぎ!)、アングラード、カリョーは渋くていい。カリョーは昔はもっとすごみがあったと思うのだが、すっかり枯れて渋くなっていた。年とりましたね。

イリアナの分析で次第に犯人像が絞られてきたところで事件発生。今回は目撃者がいて・・・

というところで、犯人はわかってしまうんですね。ということで、犯人は誰か?という楽しみはなくなってしまい(ミスリードしようとしてはいるのだけど、だまされません)、あとはもっぱら、殺人鬼とイリアナの対決へと興味はうつる。
イリアナは強い女性のようでいて(あんなむごい写真見ながらよくご飯食べられるなあと感心)、弱い面も持ち合わせていて、一度は打ちのめされるのだが、ラストでは・・・
さすが!まさかあのまま終わるわけはないと思ったけれど、そんな壮大な計画があったとは。

アンジーの魅力全開の映画だが、犯人の不気味さもなかなか。

しかし、K・サザーランド、なんで出たかなあ(笑)。

2008/03/30

サントリー アワーズドライ

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泡が特徴のチューハイ、アワーズの3種類目、ドライが出たので買ってみた。

注いでみると、結構白濁している。
飲んでみると、確かにドライですかねぇ、前の2つよりは。少し果実味が少ないというか。
あ、でも基本的にはジュースっぽい(同居人曰く、レモンシュカッシュ)。

しかし、実をいうと、前2品との違いはそれほど明確ではなかったんである。
チューハイとしてはまあいい方だと思うけど(基本的にチューハイは苦手)、泡がなかったら飲まないな(笑)。

2008/03/29

アサヒ クリアアサヒ

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数日前に発売された、リキュール(発泡性)。缶のデザインがなかなかよろしい。泡がこぼれているように見えるデザイン。立体感がある。

クリアと名前がついているので、味がクリアなんじゃないかと不安だったのだが・・・

注いでみると、結構泡もちがよくて、ちょっとビール風。
飲んでみると、おやおや?案外いいじゃないですか。最後に不思議な後味が若干残るものの、結構いい線いってると思う。きちんと苦みもある。
クリアというのは、発泡酒、第3、第4のビールにありがちなつけたような味が少ないという意味なのかも。
もちろん、ビールに比べればコクは少ないけれど、ワタクシ的には合格。

アサヒさん、ちょっと見直しました。

徳永英明 [VOCALIST 3]

CD-2 [VOCALIST 3] 徳永英明
VOCALIST3
[VOCALIST 1]とともに同居人が買ってきてくれた3。これもまたいい曲ばかり。

3に収録されているのは、
恋におちて、PRIDE、桃色吐息、わかれうた、やさしいキスをして、Time goes by、たそがれマイ・ラブ、元気を出して、ENDLESS STORY、まちぶせ、月のしずく、迷い道、CAN YOU CELEBRATE?全13曲。

こちらは、どれも好きな曲ばかり・・・というか、ワタクシがどれもカラオケで唄う曲ばかりで、全編唄いっぱなし(笑)。すばらしい選曲です!

徳永さんが歌うと、息があまり続かない・・・ぶつぶつ切れるのが難点だけれど、それも味わいでしょうか。

まだまだ続きが出ますかね?

2008/03/27

徳永英明 [VOCALIST]

CD-1 [VOCALIST] 徳永英明
VOCALIST (通常盤)

すでに[VOCALIST 2]は持っていて、1と3も欲しいなあとずっとおもっていたのだが、同居人が買ってきてくれたので、最近じっくりと聞き込んでいるところだ。

なんといってもこのシリーズ、選曲がいいのだ。
女性歌手の曲ばかり歌える、徳永さんのキーの高さもすごいと思うが、オリジナルとはまったく別物の、徳永さんワールドの歌になっているところもすごい。

1に収録されているのは、
時代、ハナミズキ、駅、異邦人、シルエット・ロマンス、LOVE LOVE LOVE、秋桜、涙そうそう、オリビアの聴きながら、ダンスはうまく踊れない、会いたい、翼を会いたい、卒業写真。全13曲。
この中では、ハナミズキ、駅、異邦人、LOVE LOVE LOVE、卒業写真が特にお気に入りであります。ついつい口ずさんじゃいます。

2008/03/26

「デンジャラス・ビューティー2」

本日の映画
デンジャラス・ビューティー2
movie-16 「デンジャラス・ビューティー2」 Miss Congeniality 2:Armed And Fabulous 2005年米

DIR:ジョン・バスキン
CAST:サンドラ・ブロック、レジーナ・キング、ウィリアム・シャトナー、ヘザー・バーンズ、アーニー・ハドソン、トリート・ウィリアムズ、アイリーン・ブレナン
STORY:ミス・アメリカ・コンテストへの潜入捜査でみごと事件を解決したFBI捜査官のグレイシーは、すっかり有名になってしまったことで捜査に支障をきたすようになり、PR活動の仕事をすることになった。ある日、親友のミス・アメリカがベガスで誘拐されたと聞き、敵対心むき出しの新しい相棒サムを巻き込み独自の捜査を開始するが・・・

☆☆☆帰ってきたデンジャラス・ビューティー!

今回も暴れ回るグレイシー捜査官。
お約束のオカマキャラのスタイリスト(前作のマイケル・ケインからはバトンタッチ)により、またまたゴージャス美女へ大変身、笑顔をふりまきながらFBIのPR活動に励む・・・
なんて、グレイシーがおとなしくしているわけはないのである。上からの命令なんてなんのその、周囲を巻き込み、暴走気味な捜査は今回もとまらない(笑)。

今回は、プラス、最初は犬猿の仲の相棒サムも加わり強力に。サムはグレイシーといい勝負の男勝りの捜査官でトラブルメーカー。2人が悪人どもをやっつける姿、格好いい(けど痛そう、相手が)。最後には友情を育むことになる2人のやりとりがまたおもしろい。この「相棒」は1作目より2作目の方がよかったかなと思う。

グレイシーを演じるのは、前作に引き続きサンドラ・ブロック。やっぱり、S・ブロックはこういうガハハと笑う豪快キャラが似合うんですねー。鼻をならすところなんか地じゃないかと思うくらい(失礼!)。笑顔が見られないS・ブロック映画はどうも寂しい気がするのだ。

サム役のレジーナ・キングとの息もぴったりで、あいかわらず、軽いノリではあるけれど、楽しく見ました。

2008/03/24

「ハード キャンディ」

本日の映画
ハードキャンディ デラックス版
movie-15 「ハード キャンディ」 Hard Candy 2005年米

DIR:デヴィッド・スレイド
CAST:パトリック・ウィルソン、エレン・ペイジ、サンドラ・オー、ジェニファー・ホームズ
STORY:売れっ子の写真家ジェフは出会い系サイトで14才の少女ヘイリーと知り合い意気投合、実際に会うことになる。彼女を気に入ったジェフは自宅へ誘いこむが、気づくとジェフは椅子にしばりつけられていた・・・

☆☆☆日本のオヤジ狩りにヒントを得た映画だという。

作りはいたってシンプルで、出会い系のチャットの場面~カフェでの待ち合わせの場面はささっと済んで、ジェフの家での場面へ。
そこからが本格的なサスペンスのはじまりである。

ヘイリーはいったい何のためにあんなことをするのか?
ジェフは本当にヘイリーが言うようなことをしたのか?

最後までわからないまま、ジェフはじりじりと追いつめられていく。最後の最後まで本当のことは語られないので、カタルシスには欠けるし、イライラ度は募っていくばかり。だが、これでずっと緊張感が保たれた、とも言える。

ヘイリーを演じたのは、「JUNO」で今年度のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたエレン・ペイジ。14才のヘイリーを演じた時17才だったというが、幼く見えたかと思えば、ある瞬間大人にも見える小悪魔的な少女を熱演。「JUNO」でも高校生役ということで、童顔なんだろうけど、あどけない顔でジェフをワナにかける少女、怖い。ラストの台詞、ぞーっとしました。

※25日15時より26日11時までココログのメンテナンスが行われるため、次回更新は26日夜となります。

2008/03/23

麦香寿 ポーター

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2月、栃木にいちご狩りにいった際に買ってきた出水名水ブルワリー(沼田)の地ビールの1本、麦香寿ポーターである。

ポーターといえば、イギリスのエールビールの一種だが、こちらは麦芽使用率が50%未満なので、発泡酒の範疇に入る。

ポーターらしく、濃い色だが、案外苦みは少なく、焦げた香りは薄い気がする。焦がした麦芽が入っているのであろうが、量が少ないんでしょうね。結構あっさり味だった。
これなら、黒ビールが苦手という人もイケルかもしれない。

スタウトまで行かなくとも、もうちょっと濃い味でもよかったかなと思いますがね。

2008/03/22

吉祥寺:ライオン食堂

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↓というわけで、仕事帰りに吉祥寺へ。
↓で知った、アジア屋台料理の店「ライオン食堂」へ。ちょうど1年くらいたつらしい。吉祥寺ってこんな感じのお店結構ありますね。
ランチは、土日祝のみ営業とのこと。

入ると、アジアンのようなアフリカンのような・・・ライオンも、もちろん?置いてある(個人的にはカエルの置物が怪しかった・・・)。

ランチメニュー6種の中から選んだのは、

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ワタクシが、鶏ひき肉のバジル炒めごはん。

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同居人が、日替わり。本日は、鶏の串焼き。
いずれも、スープ、サラダ、そしてえびのすり身団子つき。プレートに入ってくる。

タイ料理のイメージで、辛いのかと思いきや、案外マイルド。一番辛いのは、すり身団子のチリソースかも。同居人の鶏もピリッとはするが、それほど辛くはない。一番辛かったのは、下にしいてあった玉ねぎだったとか(笑)。
エスニック苦手という方でもOKなんじゃないだろうか。

気になるお料理もあるし、インドやスリランカのビールとかも飲んでみたいし、今度行くとしたら夜かな。

東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-8 けやきビル2F

Hanako みんなの吉祥寺

Hanako (ハナコ) 2008年 3/13号 [雑誌]
またこの季節がやってきた。。。
この季節になると必ず発売されるもの、それはHanakoの吉祥寺特集。
毎年買おうか買うまいかと悩んで結局買ってしまう。

吉祥寺もお店の入れ替わりがはげしいから、知らないお店が結構ある。もちろん、昔からのなじみのお店もたくさん載っているけれど。
最近の傾向としては、カフェが増えたような。ワタクシはあまりカフェには縁がないのだけど、お昼ご飯なんかはおいしそうなお店もある。

早速行きたいお店をチェック!明日仕事の帰りに吉祥寺に行くのでどこかに寄ってみようっと。

2008/03/20

サントリー ジョッキ生春旨

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おととい発売されたジョッキ生シリーズの限定版。春旨である。

これまた先日飲んだフツーのジョッキ生と同じくビッグ飲み口。サントリーはこれを売りにしようとしているのでしょうか。ワタクシにはあまりメリットないんですけど。

注いでみると、すごーい薄い色。去年出た淡旨といい勝負。レモネード?泡は結構たつ。

飲んでみると、うーむ、一口目一瞬苦みがあったのだけど、そのあとは甘みだけが目立つ。
なんでもカスケードホップ(アメリカ製の柑橘系の香りのホップとのこと)使用ということだったが、柑橘系の香りはあまりしない(というか、あまり香りはない)。

ビールに近いものをもとめてはいけませんです。

キリン 円熟(リニューアル)

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1月にリニューアルされた発泡酒の円熟。
リニューアル前もあまり印象に残っていないのだが・・・

注ぐと金色で、泡もちも発泡酒としてはまあまあ。
飲んでみると、一口目で不思議な香り。そして、不思議な味。あきらかにビールとは違う。なんかつけたような香りと味なんですね。
すいません、どこがリニューアルしたのかよくわかりませんでした。

円熟はワタクシ的には、黒の方が好きです。

2008/03/18

飛田和緒『晴れた日にはキッチンで お料理日記3』

本日の本
晴れた日にはキッチンで―お料理絵日記3 (幻冬舎文庫 ひ 7-3)
book-15 『晴れた日にはキッチンで お料理日記3』 飛田和緒著  幻冬舎文庫

料理研究家、飛田和緒さんの日記(レシピ付き)。

飛田さんの本との出会いは、谷村志穂さんと登山をする(飛田さんが山で料理をする)『ごちそう山』。こちらでも品のいい方だなあと思ったのだが、その印象は変わらず。売れっ子なので忙しいでしょうに、なんかほんわかな空気が漂うんですね。そこがいいのだ。

レシピもいろいろと作ってみたいものもあって、今後順次挑戦してみたい。ただし、ナンプラーをよく使っているのがネックかなあ。うちにはないし、買ってもあまり使わないうちに捨てることになっちゃうんですね。

1冊目、2冊目も読んでみよう。

2008/03/17

アサヒ 熟撰

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新発売の生ビール。
ギフト限定商品として売られていたものを一般発売。
このところ、軟弱なカロリーオフ製品ばかりが発売されていたので、本格的ビールの登場に期待が高まる・・・

注いでみると、思ったよりは濃い色ではない。泡のもちはさすがにビールだけあってよろしい。
飲んでみると・・・これはおいしいです。
いい感じの苦みがあり(ビールの苦みがキライな方はダメかも)、甘みをおさえてバランスのいい味となっている。突出した個性があるとは言い難いけれど、なかなかよいです。

お値段がそれなりなので、しょっちゅうは買えないのが残念。

2008/03/16

チョコベアビア ビター

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バレンタインのプレゼントの一つとして同居人に進呈したセットの残りをまたもやちゃっかり味見。

注いでみると、スイートよりさらに黒いような。

飲んでみると、ビターというとおり、かなりの苦みを感じるが、同時にチョコの香りがぷーんと漂ってくる。スイートの方がチョコっぽいかと思いきやこちらの方がチョコの香りと味なんである。チョコといっても甘い味ではなく、ようするにカカオの香りと味というか。
この苦みもビールの苦み+カカオの苦みもあるのだろう。

和食にはちょっとあわせにくいかなあというビールでありました。

話題づくりにはいいかも!

2008/03/15

ホワイトデー

本年もホワイトデーのお返しをいただきました。

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同居人からは、またまたポルトガルのアレンテージョの白ワインと、フォートナム&メイソンの紅茶。缶のデザインがかわってパッと見、フォートナム&メイソンとわからなかった。日本では、あまり売っているところが少なくて、わざわざ買ってきてくれてありがとう。

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そして父親からは、ボルドーワイン。シャトー・ラ・ジャルグ。アントル・ドゥ・メール地区のシャトー産で、ボルドー・アキテーヌ・ワインコンクール金賞受賞とか。

どうもありがとうございました!

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おまけ
昨日コンビニでホワイトデーだからと、うまい棒をもらいました。。。

2008/03/14

東海林さだお『パンの耳の丸かじり』

本日の本
パンの耳の丸かじり (文春文庫 (し6-67))
book-14 『パンの耳の丸かじり』 東海林さだお著  文春文庫

ご存知ショージ君の丸かじりシリーズ。楽しみなシリーズなので、出るとすぐ買います。

あいかわらずショージ君の好奇心はとどまるところを知らず・・・
資生堂パーラーの1万円カレーに挑戦し(1万円カレーを食べる人として注目されないかと思うところはちょっと自意識過剰?)、蕎麦屋で蕎麦とうどんを同時に注文し、新丸ビルを見に行き(で、げんなりする)・・・
ワタクシもちょっとはやってみたいと思うけれど、なかなかできないなと思うことに果敢にもチャレンジする姿がうらやましい。
しかし、ゴーヤの丸かじりは、やりたくないです(おすすめしないとのことですが)。

2008/03/13

チョコベアビア スイート

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なにやらかわいらしいビールだが、これ、バレンタインのプレゼントの一つとして同居人に進呈したものなのである。それをちゃっかりワタクシも味見。

チョコというと甘いイメージがあり、苦いビールとの組み合わせってどんなだろうとかなり不安になりながらチャレンジ!しかも、危険性(?)の高い、スイートの方から。

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注いでみると、焦げ茶というか黒。スタウトビールなんだから当たり前か。チョコの色というわけじゃあない。
飲んでみると、確かにスタウトなんだが、甘さも感じる。苦みの方がはじめは勝っているけれど、だんだん甘みを感じるようになってくる。ささっと飲む方がよろしいようで。
まあでもチョコの香りや味がするわけではなく、思ったよりチョコっぽくない感じ。

てっきりにベルギーあたりのビールかと思いきや、アメリカのビールだった。考えついた人もすごいな。

2008/03/12

リリアン・J・ブラウン『猫は泥棒を追いかける』

本日の本

book-13 『猫は泥棒を追いかける』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫
STORY:クリスマス間近のピカックスで盗難事件が多発。その頃、銀行家カーマイケルの妻ダニエルのいとこの修復コンサルタントが現れ、修復ブームが。やがて、カーマイケルが出張先で射殺されて・・・

☆☆☆シャム猫ココシリーズ第19弾。

冬は寒くて暖房が行き届かないと、またまた住まいを変えたクィララン。今回は、しかもあんなにいやがっていたキルトを履いたりして、笑える。

前作『猫はチーズをねだる』で登場した銀行家夫妻が重要な人物として登場するものの・・・ありゃりゃ、こんなことに。そして、クィラランの恋人ポリーの義妹(前作までは義姉とされていましたが訂正)がそんなことに・・・えー、である(書くとネタバレになるので書けませんが)。
いやはや、ホントこの作者、登場人物をどう動かすか、気が抜けません。いつもびっくりの展開だ。犯人あてという意味では、これはすぐに見当がついてしまったけれど、登場人物がどうなるかの方がスリルがあったりして(笑)。

老婦人シーリアがまたまた活躍するのが楽しいが、もう一人今後の捜査(?)の役に立ちそうな人物が登場。気象予報士のウェザビー・グッド。今後も活躍しそうで楽しみだ。

猫は泥棒を追いかける (ハヤカワ・ミステリ文庫)猫は泥棒を追いかける (ハヤカワ・ミステリ文庫)
リリアン・J. ブラウン Lilian Jackson Braun 羽田 詩津子


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2008/03/11

「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」

本日の映画
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男
movie-14 「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」  The Assassination Of Richard Nixon 2004年米
DIR:ニルス・ミュラー
CAST:ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ドン・チードル、ジャック・トンプソン、マイケル・ウィンコット
STORY:兄が経営する会社をやめ、事務家具のセールスマンの職を得た妻子と別居中のサム。彼はなかなか仕事の成績をあげられず、裁判所からは離婚の判決が届く。最後のよりどころは黒人の親友ボビーと立ち上げようとした新事業だったが・・・

☆☆1974年に実際に起きた事件をヒントに作られた映画だそうである。主人公が何をやったかは、題名がバラしてますね(笑)。こんな事件があったとは今まで知らなかったです。

この主人公、とても正義感が強いのだが、不器用でうまく世間を渡ることができない。
セールスのテクニックだとはわかっていても、客をだますようなやり方で物は売ることはできないから営業成績はあがらず、上司からはバカにされっぱなしだし、一方的な愛情を押しつけようとして妻からは相手にされなくなり、優等生の兄からは見放され・・・

主人公の人生は、悪い方へ悪い方へと転がっていく。最後のよりどころを失った時、彼の中で何かが壊れ、すべては、ニクソンが悪いという方向へと向かっていくのだ。自分に原因があっても誰か人のせいにしたくなるという気持ちはわからなくはないのだが、共感はしにくい。

こういう人物を描いているせいかどうも気分は乗らず、重く暗く停滞した映画の雰囲気(残念ながらこの映画、テンポがないのである)とあいまって、見終えるのが大変だった。

S・ペンの徐々に狂っていく男の演技は鬼気迫るものがあって圧倒されるけれど、S・ペンだけを見る映画になってしまったのがつらい。奥さんの役はN・ワッツ、親友はD・チードルといい役者を揃えているが、あまり目立たないくらい、全編S・ペンだった。

「タクシー・ドライバー」をちょっと連想させるけれど、及ばず。時代背景があまりうなく描かれてないからというのもあるかも。

2008/03/10

サントリー ジョッキ生(ビッグ飲み口)

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先月リニューアル発売されたジョッキ生。

ビッグ飲み口とあるように、注ぎ口が大きくなっている。
と言われなければあんまりよくわからない程度のものだが。
ワタクシは、缶から直接ビール(類)を飲むことはないのでわからないのだが、飲み口が大きいとおいしく感じられるものだろうか。

注ぎ口だけでなく味の方もリニューアルされたとのこと。どれどれ・・・

注いでみると、やや薄い色。
飲んでみると、甘みを感じる。前のもこんなに甘みがあっただろうか。全然記憶にないなあ。甘さを感じるということは、苦みがないということで、やはりこの点がネック。
このところ、糖質カット製品ばかり飲んでいたので、それと比べるとだいぶいいのですけど。


2008/03/09

「シークレット ウィンドウ」

本日の映画
シークレット・ウインドウ コレクターズ・エディション
movie-13 「シークレット ウィンドウ」 Secret Window 2004年米
DIR:デヴィッド・コープ
CAST:ジョニー・デップ、ジョン・タトゥーロ、マリア・ベロ、ティモシー・ハットン、チャールズ・ダットン、レン・キャリオー
STORY:湖畔の別荘で執筆中のベストセラー作家レイニーのもとに、ジョン・シューターと名乗る男が訪ねてくる。彼は、レイニーが自分の小説を盗作したと言い、執拗につきまとうように。やがてレイニーの飼い犬が殺され、離婚協議中の妻の住む家が放火され・・・

☆☆☆スティーブン・キング原作小説の映画化。
キング原作と聞いてちょっと不安だった。最近キング原作のホラー映画にはあまり成功したものがなかったので・・・

見始めてわりとすぐにこれはあれか?と気づいてしまったのだが、これはいろいろ観ているせいですね。そして、思ったとおりのオチ。うーん、苦しいなあ。小説だとこのオチはいいのだろうけど、映像化するのは微妙ですね。悪くすると反則技になってしまうので。

それでも、ジョニデの繊細な演技は見ごたえあるし、J・タトゥーロも不気味で、最後まで一応飽きずに見られる。J・タトゥーロが演じるシューターという男の意味、これはなるほどと思った。オチより感心したかも(笑)。
ラストは後味はあまりよろしくなくて、ワタクシ的にはこういう結末じゃなかった方がよかったなあ。

昔はファンだった、T・ハットンがこんな役なのが悲しい。そういえば、キング原作のT・ハットン主演映画「ダーク・ハーフ」はみてないな。今度見よう。

いやしかし、こういう映画は感想が書きにくいですね(苦笑)。


2008/03/08

サントリー ゼロナマ

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糖質オフ製品第3弾は、サントリーからでたゼロナマ(発泡酒)。さてどうだろう?

注いでみると、若干色が薄いかなあという程度。泡もちはよくない。
飲んでみると、風邪で若干鼻がきかなくなってはいるが、つけたような香りが・・・どうして糖質オフ製品はみんな人工的な香りがするんだろうなあ。
そしてお味はというと、これもかなり水に近いですね。あっという間に飲めちゃいます。

アルコール度数は4%となぜか中途半端(笑)。麒麟ゼロは3%だったし、糖質をゼロにするとアルコール分が減るのでしょうか?両者の関係は?

糖質オフ製品の順位は、ビアファイン→ゼロナマ→麒麟ゼロ→スタイルフリーということになりました。。。

レッドウッドクリーク カベルネ・ソーヴィニヨン

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カリフォルニアのワイナリーのワイン。
ワタクシに偏見があって、どうもアメリカのワインというとなかなか手が出ないのだが・・・

レッドウッドクリークとは、レッドウッド(セコイア)の森に流れているクリーク(清流)という意味だが、カリフォルニアの恵みの象徴としてつけられた名前のようだ。ラベルがなかなかよい。

飲んでみると、思ったよりおいしい。渋みもあるし、コクもある。結構味の濃い料理にも向きそうだ。

やっぱり喰わず(飲まず)嫌いはいけませんね。

2008/03/06

高山なおみ『日々ごはん①』

本日の本
日々ごはん〈1〉
book-12 『日々ごはん①』 高山なおみ著  アノニマ・スタジオ

前々から読んでみたいと思っていた(本屋ではパラパラと見ていたりしたのだが)、料理研究家高山なおみさんの日記。

料理研究家として専念する前は、吉祥寺のKuuKuuというレストラン(今はない)でシェフをやっていた高山さん。この日記が書かれた頃はまだシェフだった頃。吉祥寺に住んでいた頃、このお店のことは知ってはいたが一度も行ったことはなかった。残念。

お店のこと、家族のこと、料理のこと、そして日々思うことを飾らず率直に綴られていて、日々の生活が目に浮かぶよう。

残念ながら、2002年から続いていたホームページ上に連載中だったこの日記も、この2月で終了。でも6年も続いたのはすごいですね。

出てくるお料理がおいしそうで、でもたまにインスタントを食べたり、とことん飲んだりもあるわけで、ちょっとホッとしました。

2008/03/05

サッポロ ビアファイン

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糖質オフ製品第2弾。
サッポロからでた、これはビール。

注いでみると、なんら普通のビールとかわらないようだが・・・
むむぅ、飲んでみるとこれはいったい?何か不思議な味が付加されているような。自然なビールの味じゃないんですね。糖質をカットして味がなくなった分、何かを加えたということだろうか。
結構苦みは後味に残るのだけど、コクがないのである。

やっぱり、こりゃビールの味じゃないです・・・残念。

2008/03/04

第80回アカデミー賞授賞式を見て

例年と同様、実家にアカデミー賞授賞式を録画してもらい(うちはWOWOWは見られないので)、2日間にわけて見た。1日目は助演女優賞まで、2日目はそれ以降。

司会は2度目となるジョン・スチュワート。前回よりもパワーアップ?毒のある危ないギャグが増えていたような・・・個人的にはあまり好きじゃないんですけど。結構会場にはうけてましたが・・・

衣裳、美術などの賞が終わったあと、ようやく助演男優賞。本命のハビエル・バルデムが受賞。「ノー・カントリー」では不気味な役だったけれど、意外とハンサム!他の作品も見てみなくては。
一緒に来ていたお母さんに向けてのスペイン語のスピーチがよかった。

そして、助演女優賞は、意外や意外、ティルダ・スウィントンへ。いつものニコリともしない表情で壇上へ。と思ったら、やっぱりかなりの感激ぶりだったようで。うまい役者さんなので、これからもっともっとアメリカ映画の脇に使われそうだ。

脚色賞はジョエル&イーサン・コーエンは。オリジナル脚本にこだわっていたコーエン兄弟が原作のある映画を撮るとは・・・まあ、でもこの題材はコーエン兄弟らしいといえましょう。

主演女優賞は、なんとマリオン・コティヤールへ。絶対、ジュリー・クリスティーだと思っていたのだが・・・
あ、でもこのばけっぷりはすごいですね。実在の人物を演じるとオスカー当選確率が高いのでしょうか。
感激ぶりがすごくて、涙ぐみながらのスピーチ感動的でした。

脚本賞は、「ジュノ」のディアブロ・コディ。ストリッパー出身という異色の経歴だそうで、こういう受賞があるのがまたいいですね。

2007年亡くなった映画関係者で、思い出されるのは、ベルイマン監督、アントニオーニ監督、デボラ・カーあたりだろうか。昨年ではなくつい最近ヒース・レジャーの映像もありましたっけ。

主演男優賞は、ダニエル・デイ・ルイス。いやはや、この人のなりきりぶりはまたすごい。素顔はシャイで物静かな感じだけれど、スクリーン上では激しいオーラが・・・もっともっと映画にでて欲しい人だ。

監督賞は、コーエン兄弟。ジョエルの奥さん、フランセス・マクドーマンドもうれしそうだ。アカデミー賞とは縁がなさそうだったコーエン兄弟が賞をとるとは、ハリウッドもなかなかやるね。

そして、作品賞はこの流れどおり、「ノー・カントリー」へ。うー、早く観たい!

どちらかというと通受けする作品、そして役者たちで、それ自体はいいことだと思うのだけど、地味めだなあと思ったら、やっぱり視聴率は悪かったそうで。とびきりのスターが受賞でもすれば盛り上がったんでしょうけどね。直前までストでないんじゃないかという懸念もあったせいか、静かに終わったオスカー授賞式でした。

来年までさようなら!!

2008/03/03

ピエール・ラニエ スノーボードペンギン

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お誕生日プレゼントにもらったピエール・ラニエのモザイク限定ウォッチ。

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大好きなペンギン柄。少々目つきの悪いペンギンがスノーボードに乗っている。
この限定ウォッチは、999個しか作られず、裏にちゃんと番号が入っている。ワタクシのは473個目だそう。

ピエール・ラニエの時計といえば、やはりお誕生日プレゼントにもらった、さくらももこデザインの魚座の柄のを持っていて、これが2個目。柄がかわいいので好きだ。

早速、今日はしていきました!

2008/03/02

立川:ビストロすぎ浦

明日はワタクシの○○才の誕生日。
ということで、昨日、立川のビストロすぎ浦で祝ってもらいました。

なんと、このお店、9年ぶりの来訪。アットホームな感じが心地よいお店であります。

頼んだのは、早春特別メニュー(4500円)。
ワインは、コート・デュ・ローヌのフルボトル。ほんのり蜂蜜の香りがしつつ、しかもちょっとスパイシー。おいしい。

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お料理は、
・フォアグラのソテーと柔らかく煮た大根バルサミコソース・・・フォアグラのしつこさを大根が緩和。さっぱりいただけます。
・真鱈のクリーム煮ディジョンマスタード風味・・・お魚のクリーム煮は自分だとあまり頼まないのだが、これはこってりしすぎずよい。マスタードが利いているおかげか。
・牛ロース肉のステーキ西洋わさびの香り ポムフリット添え・・・ホースラディッシュの香りがいい。じゃがいもが甘くておいしい。
・ライムのセミブレッド菜の花の蜂蜜がけ・・・お肉のあとに口の中がさっぱりする。さわやかなデザート。
・パン
・コーヒー

和風な感じも取り入れたフレンチで大変おいしゅうございました。
ごちそうさま!

立川市 柴崎町2-2-23 松村ビル1F

2008/03/01

「ライラの冒険 黄金の羅針盤」

本日の映画
ライラの冒険 黄金の羅針盤  ザ・ストーリー・オブ・ザ・ムービー
movie-12 「ライラの冒険 黄金の羅針盤」 The Golden Compass 2007年米

DIR:クリス・ワイツ
CAST:ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、サム・エリオット、トム・コートネイ、クリストファー・リー、イアン・マッケラン(声)、フレディ・ハイモア(声)、イアン・マクシェーン(声)、クリスティン・スコット・トーマス(声)、キャシー・ベイツ(声)
STORY:パラレルワールドのオックスフォード。好奇心旺盛なライラは幼い頃両親を亡くし、オックスフォードの学寮に暮らしていた。ライラの周囲では子供たちの失踪事件が相次ぎ、学寮長から真理計を渡されたライラは子供たちがとらわれている北の地へと向かう。

☆☆☆公開初日に観に行って参りました。

最近、ファンタジー小説が次々と映画化されるがこれもその一つ。小説は読んだことがなく、予備知識がまったくなかったのだが、十分楽しめた。
はじめはストーリーが把握できなくて?だったのだが、把握できてからは一気に観ることができた。

3部作の1作目なので、めちゃくちゃ次作に続く~という終わり方なのだが、一応は完結はしている。いやしかし、最近はこういう売り方の映画が多いですね。早く2作目、3作目を公開してほしいなあ。でも、アメリカでは思ったほどの興行成績ではなかったというので、ちゃんと2、3作目が製作されるかどうか心配です。是非、早く公開してほしいのだが・・・

主人公のライラは好奇心旺盛で、気の強い冒険好きの女の子で、こういうストーリーは大好き。演じる、ダコタちゃん、うまい。しっかりして気の強い女の子を好演。
悪役、N・キッドマンも適役。だいぶお年を召したなあという感じはあるが、あいかわらず美しく・・・冷たい美しさなので、この冷たい感じの役にぴったりなのだ。2作目、3作目も多分出演するのだろう。

他にもD・クレイグとか、C・リーとか、声の出演も充実していて、見ごたえアリ。特に鎧クマ役のI・マッケランはさすがに貫禄。サム・エリオットも、らしい役でうれしい。

原作も読んでみたくなりました。


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