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2008/03/11

「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」

本日の映画
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男
movie-14 「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」  The Assassination Of Richard Nixon 2004年米
DIR:ニルス・ミュラー
CAST:ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ドン・チードル、ジャック・トンプソン、マイケル・ウィンコット
STORY:兄が経営する会社をやめ、事務家具のセールスマンの職を得た妻子と別居中のサム。彼はなかなか仕事の成績をあげられず、裁判所からは離婚の判決が届く。最後のよりどころは黒人の親友ボビーと立ち上げようとした新事業だったが・・・

☆☆1974年に実際に起きた事件をヒントに作られた映画だそうである。主人公が何をやったかは、題名がバラしてますね(笑)。こんな事件があったとは今まで知らなかったです。

この主人公、とても正義感が強いのだが、不器用でうまく世間を渡ることができない。
セールスのテクニックだとはわかっていても、客をだますようなやり方で物は売ることはできないから営業成績はあがらず、上司からはバカにされっぱなしだし、一方的な愛情を押しつけようとして妻からは相手にされなくなり、優等生の兄からは見放され・・・

主人公の人生は、悪い方へ悪い方へと転がっていく。最後のよりどころを失った時、彼の中で何かが壊れ、すべては、ニクソンが悪いという方向へと向かっていくのだ。自分に原因があっても誰か人のせいにしたくなるという気持ちはわからなくはないのだが、共感はしにくい。

こういう人物を描いているせいかどうも気分は乗らず、重く暗く停滞した映画の雰囲気(残念ながらこの映画、テンポがないのである)とあいまって、見終えるのが大変だった。

S・ペンの徐々に狂っていく男の演技は鬼気迫るものがあって圧倒されるけれど、S・ペンだけを見る映画になってしまったのがつらい。奥さんの役はN・ワッツ、親友はD・チードルといい役者を揃えているが、あまり目立たないくらい、全編S・ペンだった。

「タクシー・ドライバー」をちょっと連想させるけれど、及ばず。時代背景があまりうなく描かれてないからというのもあるかも。

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