「テイキング・ライブス」
本日の映画
movie-17 「テイキング・ライブス」 Taking Lives 2004年米
DIR:D・J・カルーソー
CAST:アンジョリーナ・ジョリー、イーサン・ホーク、キーファー・サザーランド、ジーナ・ローランズ、オリヴィエ・マルティネス、チェキー・カリョー、ジャン=ユーグ・アングラード
STORY:モントリオールのある工場現場で白骨化した死体が発見される。警察の要請でやってきたのは、FBIのプロファイラー、イリアナ・スコット。彼女の分析で犯人像が明らかになってきた矢先、新たに殺人事件が。目撃者コスタの証言から犯人がアッシャーという男であると判明するが・・・
☆☆☆殺した相手の人生を乗っ取る(テイキング・ライブス)殺人鬼を描いたサイコ・サスペンス。
2人の若者がレンタカーで旅をする途中、一人に身よりがないと知るやもう一人が殺してしまうという出だしは、これはなかなか期待できそうという始まりだった。
そして16年後・・・
颯爽と登場したFBIのプロファイラー、イリアナ。A・ジョリーが格好いい。「ボーン・コレクター」を彷彿とさせる役柄だが、こんな感じの役、よく似合う。
派遣された先はモントリオール警察で、だからか、フランス人俳優がぞろぞろ。一瞬、フランス映画か?と思ったほど(笑)。O・マルティネスはちょっと苦手なのだが(濃すぎ!)、アングラード、カリョーは渋くていい。カリョーは昔はもっとすごみがあったと思うのだが、すっかり枯れて渋くなっていた。年とりましたね。
イリアナの分析で次第に犯人像が絞られてきたところで事件発生。今回は目撃者がいて・・・
というところで、犯人はわかってしまうんですね。ということで、犯人は誰か?という楽しみはなくなってしまい(ミスリードしようとしてはいるのだけど、だまされません)、あとはもっぱら、殺人鬼とイリアナの対決へと興味はうつる。
イリアナは強い女性のようでいて(あんなむごい写真見ながらよくご飯食べられるなあと感心)、弱い面も持ち合わせていて、一度は打ちのめされるのだが、ラストでは・・・
さすが!まさかあのまま終わるわけはないと思ったけれど、そんな壮大な計画があったとは。
アンジーの魅力全開の映画だが、犯人の不気味さもなかなか。
しかし、K・サザーランド、なんで出たかなあ(笑)。
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原題:Taking Lives -やばいぞまた他の人生を乗っ取って・・・-
母親に愛されず家出し各地で殺害を繰り返し、その相手になりすます犯人。サイコ・サスペンス仕立てで対するはFBI捜査官でプロファイラーのイリアナ・スコット(アンジェリーナ・ジョリー)。あろうことか、... [続きを読む]
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