「フライト・プラン」
本日の映画
movie-19 「フライト・プラン」 FLIGHTPLAN 2005年米
DIR:ロベルト・シュヴェンゲ
CAST:ジョディー・フォスター、ピーター・サースガード、ショーン・ビーン、エリカ・クリステンセン、グレタ・スカッキ
STORY:夫を突然の事故で亡くした航空機設計士のカイルは娘とともに、ベルリンからアメリカへの帰国の途につく。ところが、飛行機内で娘ジュリアが忽然と姿を消し、乗客乗務員の誰一人として、ジュリアを見た者はなく、搭乗記録さえなかったことが判明する。カイルは一人、娘を捜すが・・・
☆☆☆ジョディー・フォスターが孤軍奮闘!
ふと目覚めると一緒に飛行機に乗っていたはずの娘がおらず、誰一人娘の存在を知らない、というのは怖い状況である。不安がどんどん募る序盤だ。
しかし、これって、ヒッチコックの「バルカン超特急」(あるいはリメイクの「レディ・バニッシュ 暗号を歌う女」←この映画結構好きなんです)と同じシチュエーション。主人公が娘の存在を確信するくだりも同じネタなのだ。
そうこうしているうちに、あれれ?娘は本当に存在していたのかどうなのか?とこちらも疑うことになり(冒頭の夫の幻影が見える場面がポイント)、これってあれとかあの映画みたい・・・
と思っていると、映画は同じくジョディー主演の「パニック・ルーム」化。闘う強い母の映画となる。
というわけで、どっかで観たぞこの映画ってな感じなのだが、ちまたの評判ほど悪い映画じゃあない。
なぜ?という謎の部分は、謎解きされてしまうと、ちょっと苦しいなと思うのだが、ジョディーのアクション映画と思えば悪くはないのだ。前半はちょっといらいらな展開だったけれど、後半のジョディーの反撃は観る方も力が入る。
ジョディーのがんばりもいいのだが、機長のS・ビーンの渋さも素敵。
あと、新しいゴージャスな航空機内が見られたのもおもしろかったです。
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» 映画『フライトプラン』 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:Flightplan
最新鋭ジャンボジェット機、高度1万mの空飛ぶ密室で四面楚歌、冷たく罵られ信頼できそうな人は誰もいない、発狂しそうな状況下で母娘の絆が目を覚ます
カイル(ジョディ・フォスター)は、突然の夫の死により棺とともに、6歳の娘ジュリア(マーリー... [続きを読む]
こんにちは。イライラの気持ち分かります。乗客のみごとな知らんぷり加減も大したもんでした。一人ぐらいオイみたいな人間観察が好きな人がいたらよかったのにって思いました。
投稿: しぽ | 2008/04/15 20:34
そうなんですよ!
あれだけ乗客がいたら、いくらなんでも何人かは見たと言ってくれる人がいてもいいのにね。全員寝てたってわけじゃないでしょうに・・・
と、一人で突っ込んでました。
投稿: nocci | 2008/04/16 00:02