オペラ【魔弾の射手】
opera-1 【魔弾の射手】 新国立劇場
指揮:ダン・エッティンガー
CAST:アルフォンス・エーベルツ、エディット・ハッラー、ビャーニ・トール・クリスティンソン、ユリア・バウアー、妻屋秀和
STORY:17世紀のボヘミアの森。猟師のマックスは、射撃大会で優勝すれば森林保護官の娘アガーテとの結婚と保護官後継が認められるというのに、スランプ気味。悪魔に魂を売った猟師仲間のカスパールが百発百中の魔弾を使うようそそのかし、手に入れるのだが・・・
久々のオペラ。去年は確か1回も行けなかったはず・・・
そして、ドイツオペラは本当に久しぶりだ。「魔弾の射手」は映像でも観たことがなく、とても楽しみにしていた。
有名な序曲とともにはじまったこのオペラは、いわゆるジングシュピール様式で、台詞が入ったもの。はじめはちょっと不思議な感じがしたけれど、次第にこのオペラにひきこまれていった。
オーケストラは重厚な感じだが、歌は軽やかで楽しげなものから、重くずしりとくるものまでいろいろである。
主要キャストのうち、エンヒェン役のユリア・バウアーは、もともと予定されていた歌手に代わって出演することになったそうなのだが、コミカルな演技ときれいな声でかわいらしい。
が、アガーテ役のエディット・ハッラーの方が圧倒的に声量があり、緩急織り交ぜた歌唱の数々はとてもすばらしかった。
マックス役のエーベルツも豊かな声量で、2人のかけあいで歌うところ、さらに、以上の3人で歌うところは、コンビネーション抜群ですばらしい。
ストーリーはめでたしめでたしで終わり、感動的なフィナーレ。
いやはや、久々のオペラ、堪能致しました。
また行こう!
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