いしいしんじ『いしいしんじのごはん日記』
本日の本
book-29 『いしいしんじのごはん日記』 いしいしんじ著 新潮文庫
最近発売になったごはん日記の2を本屋でパラパラと見てこれはおもしろそうと手にとったのだが、1冊目から読む方がいいだろうということで、きちんとこちらから読んでみた。
この日記おもしろい。というか、ワタクシの感性にあうんですね。
作家いしいしんじ氏が浅草から三崎(三浦半島)に引っ越し、古い家に住み、毎日魚屋さんで買い物して自炊し、地元の人たちとつきあう。そんな中で創作を進めていく、という日記なのだけど、なんともいえぬゆるゆる感がいいである。
日々食べる魚はおいしそうだし、海の空気はおいしそうだし、うらやましい限り。現在は信州松本にも家を借りて(この日記の最後の方にもその話は出てくる)いて、海や山を望みながらの執筆生活を楽しんでいるようだ。
ネットで現在も連載中の日記だが、本になった方がさらにおもしろい・・・気がする。
1冊も読んだことのない小説だが、この日記を読んでいて、あれこれと読んでみたくなった。
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