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2008/05/13

「パンズ・ラビリンス」

本日の映画
パンズ・ラビリンス 通常版
movie-24 「パンズ・ラビリンス」 EL LABERINTO DEL FAUNO PAN'S LABYRINTH 2006年墨西米
DIR:ギレルモ・デル・トロ
CAST:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ
STORY:1944年スペイン。内戦で父を亡くした少女オフェリアは、ゲリラ鎮圧の任務にあたるビダル大尉を再婚した身重の母とともに山奥へとやってくる。冷酷な新しい父になじめぬオフェリアは不思議な妖精に導かれ、迷宮へと導かれ・・・

☆☆☆☆数々の映画賞で話題となったダーク・ファンタジー。

観る前は、いわゆるファンタジー映画だと思っていた。
が、実際は、ファンタジーの世界と現実の世界が交錯し、ファンタジーの世界だけが繰り広げられるものではなかった。むしろ、厳しい現実の世界を描いた映画となっている。

オフェリアは、冷酷無比な新しい父になじめず、残忍な男と知りつつ結婚するしか生き延びるすべのなかった身重の母は具合が悪くかまってもらえない。外に出れば、ゲリラと軍隊との闘いが続いており、気の休まる場所もなく、不安が募るばかり。唯一気を許せるのは大尉の小間使いメルセデス(この女性は強い!)。

こんな中で、オフェリアは迷宮へと入っていくのだが、現実の世界のみならず、試練を与えられる。オフェリアに与えられた試練は、怖ろしいものではあったけれど、現実世界の厳しさと比べてみると、オフェリアにとってはなんということはない。

やがてオフェリアに訪れた運命は・・・
このラストでオフェリアは救われたのか?悲しいラストではあるが彼女は救われたのだと思う。

しかし、「世の中は残酷。人生はおとぎ話ではないのよ。」というオフェリアの母親の言葉が重い。
オフェリアは救われたのだとは思っても、つらく悲しい映画だった。

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» 映画「パンズ・ラビリンス」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:Pan's Labyrinth この映画でのPG-12の意味は、成人保護者同伴で小学生を映画館に連れて行って、是非観せてあげてくださいという意味に違いない・・教育指導的お伽噺・・ オフェリア(イバナ・バケロ)は、身重の母カルメン(アリアドナ・ヒル)に連れられ... [続きを読む]

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