江國香織『絵本を抱えて部屋のすみへ』
本日の本
book-25 『絵本を抱えて部屋のすみへ』 江國香織著 新潮文庫
江國香織さんの本で今まで読んだことのあるのは、『流しの下の骨』だけ。この本を読んで(だいぶ前のことだが)、その当時自分の感覚にはちょっとあわないなと思い、その後江國さんの本を手にとっていなかった。
そんなこともあって、この本、だいぶ前から気にはなってはいたけれど(平成12年発行)、ようやく手にすることになった。
江國さんの大好きな絵本たちをそれぞれ6~7ページという短いページ数で紹介していくのだが、いかにその絵本が好きかということが凝縮されていて、どの絵本も読みたくなるものばかりだ。
ワタクシの好きな絵本は・・・
子供の頃読んだものでは、『ひとまねこざる』(おさるのじょーじ)シリーズ、『ぐりとぐら』、『おおきなかぶ』etc・・・
大人になってから読んだ絵本で好きなものは・・・
『ピーター・ラビット』シリーズ、『旅の絵本』シリーズ、『コーギービル』シリーズ(ターシャ・テューダー)etc・・・
絵本というと子供の本と思われがちだけれど、決してそんなことはないんですね。意外と深い真理が書かれていたりするし。絵にも癒されたり。
この本の中の絵本たち、いくつかは是非読んでみたいと思う。
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