« DELL inspiron1520 | トップページ | アシナガバチの巣 »

2008/07/07

「スズメバチ」

本日の映画
スズメバチ コレクターズ・エディション
movie-30 「スズメバチ」 NID DE GUEPES 2002仏

DIR:フローラン・エミリオ・シリ
CAST:ナディア・ファレス、リシャール・サムエル、ヴァレリオ・マスタンドレア、ブノワ・マジメル、サミー・ナセリ
STORY:パリ祭の日。女性中尉ラボリはアルバニア・マフィアのドン、アベディンを護送する任務についてた。その頃、ナセルをリーダーとする窃盗団が工業倉庫に忍び込む。パリ祭を記念する花火が打ち上げられた時、護送車が奇襲され、工業倉庫に逃げ込むが、アベディンを救い出そうとするマフィア軍団に取り囲まれてしまう。

☆☆☆元ネタはジョン・カーペンターの「要塞警察」らしい・・・

先日、「アサルト13」を見たところで、関連作品として見てみた。
もちろん設定は全然違うのだが、基本的コンセプトは同じである。

本来なら接点のないはずのない者たちが集められ、しかも脱出不可能なところに閉じこめられてしまう、というお話である。
この作品でも、特殊警察部隊、窃盗団、警備員が工業倉庫という舞台に集められ、絶望的な状況から脱出しようと必死に闘う。
はじめは3者の話がバラバラに語られるため、ちょっとダレる感じもあるのだが、この3者が結びついた時、一気に物語は転がり始める。一気に加速していく。

登場人物の一人一人にドラマがあり、それぞれに感情移入をしたと思うと突き放される。このあたりがフランス映画的といえなくもないが、テンポのよさ(はじめはともかく)は、フランス映画的でない感じだ。
冒頭でも「荒野の7人」の音楽が使われていたけれど、西部劇の現代版なんである。

女性中尉のナディア・ファレスも男らしくて!かっこよかったのだが、場をさらうのは初老の警備員。はじめからタダ者ではない雰囲気をかもしだしていたが、ラスト近くでも頼もしさを発揮する。ちょっと残念だったのは、サミー・ナセリが途中から見せ場がなくなってしまったこと。最後はよかったけれど。

こうなると、久々に、ジョン・カーペンターの「要塞警察」も見てみるかなあ。


« DELL inspiron1520 | トップページ | アシナガバチの巣 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

こんばんはー
個人的にはあまりフランス映画好きではないんですけど「スズメバチ」は凄いハマりました。
近年の作品では珍しく4~5回は観てますね。
クールでハードボイルドでよく出来た作品だと思います。

こんばんは。
この映画をおすすめいただいて、ありがとうございます。すすめていただかなければ、見過ごしていたかもしれません。
私もずーっとフランス映画は苦手でしたが、最近は結構いいなと思う作品が増えてきました。食わずぎらいはいけませんね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「スズメバチ」:

« DELL inspiron1520 | トップページ | アシナガバチの巣 »

twitter

google


  • Google

    WWW
    ブログ内

amzon