【ジョン・エヴァレット・ミレイ展】 Bunkamuraザ・ミュージアム
art-7 【ジョン・エヴァレット・ミレイ展】 Bunkamuraザ・ミュージアム

数年前イギリスのテートブリテンに行った際、見られなかった「オフィーリア」をもとめて・・・
なんと、たまたま「オフィーリア」の展示されている部屋が改装中で見られなかったので、悔いを残す?旅行となったのだった。
ミレイ展、なんでも、イギリスでさえ110年前に開催されたっきり、これまでなかったらしい。実に貴重な展覧会。
1 ラファエル前波
入ってすぐに「オフィーリア」の登場である。
オフィーリアの姿も美しいのだが、まわりに描かれた植物の緻密な描写(植物学を学ぶ学生たちが勉強にきたという)が見事。隅から隅までじっくりと見たかった・・・ところだが、たくさんの人で長い時間見られなかったのが残念だ。
前から気になっていた「マリアナ」もよかったし、娘をモデルにしたらしい「木こりの娘」も妙に印象に残った。
2 物語と新しい風俗
のちに妻となるエフィーを描いた「エフィー・ラスキン」がはじめに登場。
友人のジョン・ラスキンの妻だったエフィーと恋に落ち、結婚することになったという話を聞くと、エフィーに対する気持ちがあふれているようにも思える絵。
3 唯美主義
「姉妹」がかわいらしい。ミレイってなんて女性を美しく、かわいらしく描くのだろうと感心する。
4 大いなる伝統
ミレイにも歴史をテーマとした作品もあったんですね。なかなかドラマチックな絵の数々。
5 ファンシー・ピクチャー
このコーナーは楽しい。
ミレイは自分の娘たちをモデルに描いた絵がたくさんあるのだけど、やはり自分の家族を描くときはやさしい目になるようで、暖かい絵が多い。
「初めての説教」と、その後を描いた「二度目の説教」、好きな絵たちですね。長女がモデルとのことだけど、居眠りしちゃった「二度目の説教」のかわいいこと!
6 上流階級の肖像
人物はどれも美しく描かれているのだけど、ミレイも商売のため描いているわけで、ファンシー・ピクチャーのコーナーとは明らかに雰囲気が違う。
7 スコットランド風景
正直言って、ミレイが風景画を描いているというのは知らなかった。
「オフィーリア」に描かれている植物の延長かと思うと、そうでもなく、淡いぼんやりとした風景画が多い。
最後の展示されていた「穏やかな天気」気にいりました。カワセミが今にも飛んでいきそうで・・・
ミレイの絵を堪能。
これでようやくワタクシのイギリス旅行も終わることができます・・・
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