【ジョットとその遺産展】
art-8 【ジョットとその遺産展】 損保ジャパン東郷青児美術館
東郷青児美術館で開催されている【ジョットとその遺産展】に行って参りました。
勝手にジョット展とゴカイしていて、ジョットの作品だけがあると思いこんでいたのですが、ジョットの作品は4点のみ。
なあんだと一瞬思ったものの、なかなかどうしてすばらしい展覧会だった。
ジョットは4点しかないため、それほど理解が深まったわけではないのだが・・・
ずっとジョットは平面的な絵と思っていたのが、意外に立体感がある絵だということがわかったのは収穫だった。
そして、現物でなくパネルでの紹介だったが、スクロヴェーニ礼拝堂の壁画が見られたのがうれしい。
パドヴァにある礼拝堂で、この壁画を見るのはなかなか難しそう。なんでも鑑賞できるのはたった15分とのことだから・・・これだけの作品数を15分で見るのは大変。
是非とも行って本物を見たいところだが(ショップで売っていた『ジョットとスクロヴェーニ礼拝堂』という本は是非みたい)、とりあえずは大塚国際美術館に行くのがよいかなと。原寸大で再現されているそうで、ここなら15分という限定はないですから。
ジョットの流れをくむ(まさに遺産展ですね)作品の数々、完璧にその時代時代の特徴を理解できたかというと怪しいが、いい勉強になった。
一番気に入ったのは、ダッディ(ジョットの弟子)の「携帯用三連祭壇画」。しげしげとながめてしまいました。
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