椎名誠『全日本食えば食える図鑑』
本日の本
book-40 『全日本食えば食える図鑑』 椎名誠著 新潮文庫
全日本食えば食えるという表紙を見て、これって昔読んだよなあ、新装版が出たのかなあと思っていたら・・・
前に読んだのは『食えばわかる図鑑』だった。うーん、まぎらわしい。
シーナ氏は世界各国でいろいろな物を食べていて、もう食べていないものはないんじゃないかと思ったのだが、日本にもまだ未知なる食べ物が残っていたんですね。
ゴカイ、ウツボ、イソギンチャク・・・
絶対に食べたくないぞ、と思うものが並んでいるが、果敢にもシーナ氏は挑戦。
結果は意外にもおいしいものもあり、うーんというものもあり。まあ見た目だけでは判断できないということだろう。
「何が通常食で何がゲテモノなのか、その境界線は誰もどうこう言えない。」とあるように、えーなんであんなもの食べるの~とは言ってはいけない。食に絶対はないのだ。
とはいえ、ワタクシ的には挑戦するのに躊躇するものもたくさんあり、きっと一生食べずに終わるだろうものも多い。できるだけ食わず嫌いでいろいろと挑戦してみたいですけどね。
付録的に、全日本麺の甲子園大会の様子?もおさめられていて、日本にもこんなにたくさんの麺料理があるのだなと感心。これは積極的に挑戦してみたい。
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