【巨匠ピカソ 魂のポートレート展】
art-10 【巨匠ピカソ 魂のポートレート展】 サントリー美術館
午前中に国立新美術館でのピカソ展を見た後、昼食をはさんでミッドタウン内にあるサントリー美術館で開催されている【巨匠ピカソ 魂のポートレート展】へ(前の記事から続きます)。
去年オープンしたばかりとあってきれいな美術館。
この美術館ははじめての訪問となる。
4階から入って、3階で終わりなのだが、それほど大きな美術館でない。
【巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡展】と同様年代順に並べられているが、こちらはポートレート・・・肖像画を中心としたラインナップ。
のっけから、「カザジェマスの死」が飾られており、衝撃を受ける。拳銃自殺した友人ガザジェマスを描いた絵で、こめかみの銃弾の跡などリアル。
続いて、「自画像」。青の時代にかかれた自画像は、こけた頬と青白い顔、力の入った目と、妙に引きつけられる絵だ。
と、はじめからぐっと入り込んでしまうような絵が続き、ラストの「若い画家」(亡くなる直前の時期に描かれた自画像)に至るまで、作風の変遷をたどりながら、ポートレートの数々が見られる展覧会。
自分の分身として見ていたという、ミノタウロスを描いた絵がたくさんあり、これもピカソの自画像のひとつと言えるのだろうか。
ただ、国立新美術館を先に見てしまったからというのもあるが、作品数がぐっと少ないのが残念。あっという間に見終わってしまった感じだった。
こちらを先に見てから国立新美術館に行った方がよいのか・・・
でも、こちらも最初の2枚を見るだけでも価値があると思うので是非!
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