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2008/10/17

「ポセイドン」

本日の映画
ポセイドン
movie-41 「ポセイドン」 Poseidon 2006年米

DIR:ウォルフガング・ペーターゼン
CAST:カート・ラッセル、ジョッシュ・ルーカス、ジャシンダ・バレット、リチャード・ドライファス、エミー・ロッサム、マイク・ヴォーゲル、ミア・マエストロ、アンドレ・ブラウアー、ケヴィン・ディロン
STORY:おみそかの夜、北大西洋を航行中の豪華客船ポセイドン号。ボール・ルームでは多くの乗客が集まり、ニューイヤーイブパーティーがにぎやかに行われていた。新年をカウントダウンしていたその時、巨大な波により船は転覆、多くの命が瞬時に奪われてしまう。残りわずかの生存者は船長の命によりその場にとどまるが、ギャンブラーのディランは一人脱出を決意、前ニューヨーク市長のロバートも娘を捜しに同行するが・・・

☆☆☆名作「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク。
オリジナルは、パニック映画のはしりとして迫力もあったし(今見てみるとそうででもないのかも・・・)、人間模様がよく描かれていたし、好きな作品である。
リメイクすると、がっかりさせられることが多いので、不安に思いつつ見始めたが・・・

さすが、CGを駆使しているだけあって、ド迫力の映像で、ストーリーもどんどん展開するので(100分弱という短さがいいですね)、画面から目をそらす間もなく終わってしまった(見終わって疲れた)。
というわけで、オリジナルと比較しつつ見てやろうという目論見が崩れ去ったのだが・・・

ごくごく基本のストーリーは同じだけれど、まったく別物の映画なんである。だから比較してしょうがないのだ。
オリジナルでは、いろいろな役割を割り当てられた人物がいて、それぞれが意味を持っていたのだけれど、リメイクでは親子、恋人同士など、いかにもドラマになりそうな配置だが、わりにさらっとふれるだけ。
いやでも、これできっちり人間ドラマを演じさせたら、この時間では終わらなかっただろうし、どうしてもオリジナルと比較されてしまうだろうから、映像を見せる映画に徹してよかったのだろう。

残念なのは、オリジナルのシェリー・ウィンタース演じる水泳の得意な夫人のエピソードがなかったこと。このエピソード感動的だったんだけど・・・
今回のカート・ラッセルの役どころはどちらかというと、オリジナルのジーン・ハックマンに近いのかな。
ワタクシは、K・ラッセルのファンなのだが、結構おいしいところをJ・ルーカスにもっていかれたのが悔しい(笑)。J・ルーカスって少々キザ男なので、どうも好きじゃなかったのだが、この映画ではかっこよかった・・ことは認めましょう(笑)。

自分的には冒頭で死んでしまったクルーと、彼に密航させてもらった女の子と、リチャード・ドライファスがもっとからんだエピソードがあるに違いないと思ったのに、あっさりと・・・
勝手に想像して言うのもなんだけど(笑)、やっぱり人間ドラマが少なかったってことでしょうか(←クドイ)

なんだかんだいって十分楽しんだんですけど。

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コメント

こんばんは
どうしてもオリジナルと比べられるので
かなり評判悪いですが(笑)
テンポも良くて個人的にはかなり楽しめました。
映像に関しては当然技術的な部分での進歩があるので、パニック映画としてみればオリジナルより良かったと思いますね。

こんばんは。
ホントに評判が悪かったので、びくびくしながら見たのですが、思ったよりよかったです。
オリジナルよりダレが少なかったですし、迫力ありましたし。
技術の進歩ってすごいですねぇ。

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