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2008/10/12

【巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡展】

art-9 【巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡展】 国立新美術館

0810121
国立新美術館で行われている【巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡展】と、サントリー美術館で行われている【巨匠ピカソ 魂のポートレート展】に行って参りました。
まずは午前中に行った【巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡展】の感想から。

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来年から2年の予定で改修工事を行うパリの国立ピカソ美術館から貸し出された作品で構成される展覧会で、170点近い作品を見せる豪華なもの。

パリのピカソ美術館はこれまで3回訪問しているが、所蔵作品を全部見たわけではないし、はじめて見る作品ばかり・・・に思えた。

ピカソというと、パッと思いつくのはキュビズムなのだが、決してキュビズムだけではない。作風の変遷がいろいろとあるのだが、この展覧会では時系列に並んでいるので、その変遷がよくわかる仕組みでなかなかよろしいです。

まずは青の時代からはじまり・・・
ワタクシはこの青の時代が好きなのだが、こちらでは1つの作品のみ。しかし、目が特徴的なこの「ラ・セレスティーナ」はハッとるすような作品。

続いてバラ色の時代へと入り、アフリカ芸術の影響を受けた絵画を描き、そしてキュビズムへ。
キュビズムも、初期はブラック的というか、お互いに影響しあっていたのがわかる絵の数々だが、後期はブラックとはやや離れた作風になっているように思えた。

ところがキュビズムの時代は突如終わりをつげ、新古典主義の時代へと移行。
太い腕と足、ものすごい肉感の絵で、これほど作風がかわるとはと驚いてしまう。

その後は、キュビズムと新古典主義が融合しながら発展していった感じで、なおかつカラフルにもなっていく。

女性遍歴とともに画風が変化していったとも言われるピカソだけれど、正妻オルガがいながら、マリー=テレーズ、ドラ・マールと2人の愛人ももった時期の絵(2人の絵をたくさん描いている)が一番色が激しいような気がする。

かと思えば、ゲルニカなど反戦的な絵もたくさん描いていて、骨太な画家だなというイメージも。

最晩年は、2人の妻ジャクリーヌと隠遁生活を送っていて、絵のトーンも穏やかになったように思えるが・・・

いや、それにしても亡くなるまで実に精力的に作品を生み出したものだと感心。

この展覧会で特に気に入った作品は次の2つ。
「画家とモデル」
「室内のフクロウ」

見応えある展覧会です。

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