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2008/11/15

「博士の愛した数式」

本日の映画
博士の愛した数式
movie-45 「博士の愛した数式」 2005年日

DIR:小泉堯史
CAST:寺尾聰、深津絵里、吉岡秀隆、浅丘ルリ子
STORY:シングルマザーの家政婦杏子が新たに派遣された先は、交通事故で80分しか記憶が持たなくなってしまった数学博士の家。はじめはコミュニケーションをとるのに苦労していた杏子だが、息子をつれてくるようになってからすっかり馴染み、穏やかな時間が流れていくが・・・

☆☆☆小川洋子原作の映画化。
実はまだ原作を読んでいない。先に読むか、先に見るか迷った末、先に見ることになった。

穏やかな時間の流れとともに進行していく物語。博士が数字が美しいと思うのと同じくらい、美しい物語である。

浅丘ルリ子が登場すると、一瞬どろどろとしたドラマになりかけるけれど(小川洋子さんらしいテイスト)、基本はピュアな物語。
信州の自然と、美しい音楽とあいまって、いい感じの映画となった。
ラスト、登場人物が皆融合していくところは感動もの。

博士に語られると、数字がすばらしく美しく見えてくるから不思議だ。
大人になったルートが生徒に語る内容もすばらしい。こんな授業だったら数学も好きになりますよねぇ。

先に原作を読んだ同居人曰く、深津絵里はイメージと違うというが、映画から見たワタクシとしては好演かと。寺尾聰もぴったりの役だと思うが、すごみを感じるのは浅丘ルリ子。さすがだ。

是非とも早く原作を読もうと思う。

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» 映画「博士の愛した数式」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
博士の愛した数式は、eのπi乗=-1 → eのπi乗+1=0 ・・・オイラーの公式やら、素数、約数、虚数、完全数、友愛数、そんな話で展開する・・。 数学教師ルート先生(吉岡秀隆)の仇名の由来として子供の頃の話を生徒達に語りながら物語は始まる。シングルマザーである... [続きを読む]

» 博士の愛した数式 [自由の森学園図書館の本棚]
★★★★ [続きを読む]

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