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2008/11/25

リリアン・J・ブラウン『猫は流れ星を見る』

本日の本
猫は流れ星を見る (ハヤカワ・ミステリ文庫)
book-50 『猫は流れ星を見る』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:元新聞記者で今は大富豪のクィラランはいつものように夏休みにムースヴィルの別荘にやってきた。いつもは静かな村も、バックパッカーの青年の失踪騒ぎとUFOの話題でもちきり。飼い猫ココの導きでバックパッカーの死体を発見したクィラランは調査に乗り出すが・・・

☆☆シャム猫ココシリーズ第21弾。

前にこのシリーズを読んだ時からずいぶんたってしまったというのも影響しているのかもしれないが、低調だった。

なんだか、推理部分がまったくダメなんですね。偶然解決してしまうというのはいただけません。

もともと、このシリーズ、推理よりは、クィラランをとりまく人々がおもしろいのだけど、一応ミステリなのだから、それなりにきちんとしてもらわないと・・・

作者がスランプに陥ってしまったのか・・・ちょっと心配。
次作に期待したい。

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