「007/カジノ・ロワイヤル」
本日の映画
movie-49 「007/カジノ・ロワイヤル」 Casino Royale 2006年米
DIR:マーティン・キャンベル
CAST:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、ジュディ・ディンチ、ジェフリー・ライト、ジャンカルロ・ジャンニーニ
STORY:昇格の条件である2件の殺しを実行したジェームズ・ボンドは殺しのライセンス00(ダブルオー)の称号を得る。犯罪組織の資金源を絶つという任務についた、ボンドはル・シッフルという男にいきあたり、彼がモンテネグロのカジノ・ロワイヤルで大勝負に出ることを知る。勝負に参加するべく現地に向かうボンドのもとに送り込まれたのは、財務省のお目付役ヴェスパーだった。
☆☆☆☆新ボンド登場!
ピアース・ブロンスナンにかわって6代目ボンドとして登場したD・クレイグ。ワタクシは、前からクレイグのファンだったので大歓迎だったのだが、公開前の評判は悪かったという。
ところが、公開されて賞賛にかわったというので、果たしてどうか・・・
いや、なかなかよかったと思う、D・クレイグのボンド。
意外にマッチョという点もよかったのだが(笑)、非常に人間くさくて、超人的でないということが好感がもてる。
だいたい、今までのボンドは、スーパーマンすぎるというか、怪我どころか痛めつけられるってことがないという不自然さがあったが・・・(まあそれが妙に漫画チックでおもしろかったところなのだが)、クレイグボンドは、まだダブルオーに昇格したばかりということもあってか、敵にやられ、大けがをし、死にかけ、大失態も演じることになる。そうそう、拷問シーンもありましたね。
しかし、メカに頼らない、本気のアクションでかなりリアル。結構真剣に見入ってしまった。
一方、ユーモアが全然ないのがマイナス点かも。特に、ブロンスナンやロジャー・ムーアはユーモアたっぷりだったのでそこが好きだったんですね。クレイグのボンドも成長すると、少し余裕も出て茶目っ気が出てくるのかな。次作以降のお楽しみだ。
ボンドガールとの恋も真剣で、こんなせつないラブストーリーが盛り込まれたボンド映画もめずらしい。
今回のボンドガールはエヴァ・グリーン。ボンドガールだけでは終わらないでしょうね。驚いたのは、この人のお母さんは、60,70年代に活躍した「パリの大泥棒」、「ぐうたらバンザイ!」、「雨の訪問者」のフランス女優、マルレーヌ・ジョベールだということ。お母さんのソバカス顔とはあまりに似てないような・・・
話題はそれたけれど、次回007がとっても楽しみだ。
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