椎名誠『『十五少年漂流記』への旅』
本日の本
book-19 『『十五少年漂流記』への旅』 椎名誠著 新潮社
ジュール・ヴェルヌの『十五少年漂流記』のモデルになった島はどこか?を探求する旅本である。
知らなかったが、まったくの架空の島かと思いきや、ちゃんとモデルになった島があったらしいのですね。
ずっと、マゼラン海峡にあると思われていたのが、もしかするとニュージーランドの島ではないか?という説をもとに、その島に実際に行ってみるのである。
今となっては本当のところはわからないけれど、確かにそうかもしれないと思う。
シーナ氏にとって、『十五少年漂流記』は原点とも言うべき作品とのこと。それで、漂流物や冒険物、遭難物が好きなのですね。
ワタクシは、『十五少年漂流記』より『ロビンソン・クルーソー』、『家族ロビンソン』が好きだけれど、子供の頃読んだこれらの本はずっと好きで何度も読み返したもの。そして、ワタクシも漂流物、冒険物は大好き。子供の頃に読んだ本というのはその後の読書や大げさに言えば人生にも大きな影響を与えるものなんだなとつくづく思う。
まあワタクシには本を読んで、さて地球の裏側まで行ってみようという気力まではないけれど、そこがシーナ氏のすごいところ。好奇心って素晴らしいです。
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