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2009年5月

2009/05/31

「ウェイトレス~おいしい人生の作り方」

本日の映画
ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
movie-25 「ウェイトレス~おいしい人生の作り方」 Waitress  2006米

DIR:エイドリアン・シェリー
CAST:ケリー・ラッセル、ネイサン・フィリオン、シェリル・ハインズ、エイドリアン・シェリー、ジェレミー・シスト、アンディ・グリフィス
STORY:アメリカ南部の片田舎のダイナーのウェイトレス、ジェナなパイ作りの天才。嫉妬深い夫アールから逃れ、パイコンテストに参加しようと目論んでいた矢先、望まぬ妊娠が発覚、落ち込む。産婦人科医のポマター先生に惹かれるジェマだったが・・・

☆☆☆見ているとパイが食べたくなる・・・

その日の気分で、独創的なパイを作る主人公ジェマはとっても不幸。
結婚した途端豹変し、嫉妬深くジェマを支配する夫のせいで、毎日が憂鬱。ストレス解消がパイ作りだったりして・・・

そのパイ作りの才能を生かし、コンテストに出て、自分の人生を切り開こうとしていた矢先に、酔った勢いで?妊娠、にっちもさっちもいかなくなってしまう。

診察してくれた医者と、あれよあれよという間に恋愛関係(といえるかどうかは微妙だけど)に陥り、でも結局はそれもうまくいくわけではなく・・・
なんだか、なかなかふんぎりがつかない主人公だけど、子供が生まれたことをきっかけにして、えいやと新しい人生に踏み出す。
うーん、やっぱり女性って強いなあ。
それに比べてこの映画に出てくる男性のちょっと情けないこと・・・

って、これは監督が女性だからかもしれませんね。

監督は、ウェイトレス仲間として出演もしているエイドリアン・シェリー。これから伸びそうな感じだったのに、惜しくも映画撮影後他界(殺人だったという)。残念ですね。
なかなかに愛すべき小品映画という感じだったのですが。

2009/05/30

新宿:陶玄房

太田トクヤ氏の居酒屋シリーズはどこも好きだが、ここ、陶玄房に一番よく行くかも(昔は、梟門が一番好きだったが、なくなってしまった)。

といっても、約2年ぶりなんですね。もっと頻繁に行きたいものですけど・・・

今日は夕方新宿に買い物に行ったので、寄ってみた。もっと暑かったらビアガーデンに流れるところでしたけどね。

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お酒は、ヱビス生と、コート・デュ・ローヌ。ワインの写真はとりわすれ。フルボディでおいしいワイン。

お料理は、砂肝とセロリの炒め物、トビウオのたたき、らっきょと生ハムの包み揚げ、野菜のアンチョビーオイル焼き(パン付)。

いつも思うけど、ここってお料理にはずれがない!そしてお酒によくあうのがいいですね。
(くるたびにお酒のメニューは増えてる気が・・・)

新宿に行って飲むといったら、やっぱり房か門ですね。

東京都新宿区新宿3-31-5 ペガサスビルB1

ヴィーニャ・ペーニャ

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先日、パエーリヤを作ろうと思い、そうしたらやっぱりスペインワインだよね、でもうちにはスペインワインのストックが3本あったよね・・・
と思っていたところに、買い物にいったら超安値でこのワインが売っていたので買ってみた。
あまりに安いので(500円以下ですよ!)ちょっと心配になりながら開けてみると・・・

きれいな紫色のワインで、香りはかなりフルーティ。
で、飲んでみると、案外いい。最初こそアルコールがたってるなと思ったけれど、時間がたつとこなれてきて、いい感じ。決して重いワインではないけれど、軽すぎず(ライトボディの範疇には入るようだけど)・・・

この値段ならかなり高水準だと思いました。

2009/05/28

地球の歩き方 スイス

A18 地球の歩き方 スイス 2009~2010
今年の夏の旅行はスイスに決定!実に14年ぶり(多分)のスイスだ。

ということで、最近出たばかりの地球の歩き方を購入。ホントは、地球の歩き方BY TRAINのシリーズで『スイス鉄道の旅』も欲しかったのだが、売っていなかった。これも入手しなければ。それとトーマス・クックも来月になったら夏版が出ると思うから買おう。

去年も、事前にいろいろと本を読んでいたわりにはしっかり計画を練っておらず、結局現地に行ってから毎夜、翌日のプランを練るという状況だったので(笑)、今年はもう少し、きちんと計画を立てておきたいもの・・・無理か・・・

2009/05/27

勝間和代『断る力』

本日の本
断る力 (文春新書)
book-24 『断る力』 勝間和代著 文春新書

勝間さんの本には前から興味はあったのて、いつも立ち読みしていたのだが、とうとう買ってみた。断る力、ワタクシには欠けていると思ったので・・・

ワタクシは常日頃無茶な依頼をいかにして断るかを考えつつも、結局断れずに多少無理していてもやってしまう。

でも断る力というのは、ワタクシがイメージしていたのとちょっと違った・・・というよりそれほど単純な話ではなかった。

この本で説かれているのは、自分の得意不得意を見極めて、得意な仕事に全力投球せよ、無理に人にあわせようとせず、自分の軸をしっかりもって仕事せよetc・・・

これがなかなか難しい!
いちいちもっともだなあとは思うのだが、今一歩踏み出すのは難しい。得意な分野だろうと不得意な分野だろうと頼まれれば、ついつい全力投球してしまうし、組織の中にいるとどうしても和を重んじてしまうもので・・・

しかし、これがストレスを大きくしているのも事実で、なんとかしたいと思っているところだったので、なるほどと大きく頷いたのだった。
といっても、すぐに断る力がつくわけでもないし、これからも悩む日々は続きそうだ。

2009/05/26

キリン 麒麟ZERO

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キリンの麒麟ZEROのリニューアル品をようやくゲット。オリジナルもかなり?だったので、まったく期待せずに飲んでみた。

注いでみると、色はあるけれど、泡はすーっと消えてしまう。
飲んでみると、うまみ度UP?え?むしろうまみ度はDOWNしてる気が。むしろ、すっきり度がUPしたんじゃないだろうか。

前も炭酸水っぽいと思ったが、より一層水に近づいたような。アルコール度数が少ないせいですかねぇ。
ビールのかわりにはやはりならないぞ。乾いたのどをうるおすのにはいいかも。

2009/05/25

「美少女探偵ナンシー・ドリュー」

本日の映画
美少女探偵ナンシー・ドリュー [DVD]
movie-24 「美少女探偵ナンシー・ドリュー」 Nancy Drew  20067米

DIR:アンドリュー・フレミング
CAST:エマ・ロバーツ、マックス・シエリオット、レイチェル・リー・クック、ジョシュ・フリッター、テイト・ドノヴァン、ローラ・ハリング、バリー・ボストウィック、アダム・ゴールドバーグ、ブルース・ウィルス
STORY:女子高生探偵ナンシー・ドリューは父親の仕事の関係でハリウッドへ。不可解な死をとげた女優デリア・レイコットの屋敷に住むことになった彼女は、その死の謎を探りはじめるが、何者かに命をねらわれる。

☆☆☆E・ロバーツ主演の日本未公開映画を立て続けに見てしまった・・・
「愛しのアクアマリン」を見て、突如この映画が見たくなり、引っ張り出してきたという次第。

ナンシー・ドリューといえば、昔のテレビシリーズ(ナンシー・ドルーといったっけ)が大好きで、本も何冊か読んだし・・・最近創元推理文庫で出始めたシリーズも読み始めている。

ナンシーがあまりに優等生すぎるし、あっさり事件が解決してしまうし、周囲があまりに(警察も含めて)ナンシーに協力的すぎるし、悪者もあっさり改心しちゃうという難点(だらけだな、ミステリーとしては)があるものの、好きなんですね~

この映画は、時代が昔でなく現代なので、さらにギャップがはげしい。こんな優等生すぎる子はダサイということになって・・・高校では浮いた存在になっちゃうのだ。ナンシーは決してめげないけれど。でも、このシリーズは、いい意味で古い感じがいいので、このズレも笑うポイントとしてよろしい。

ミステリーとしてみると、本と同じく、はじめから読めてしまう筋書きでたいしたことはないけれど、安心して見られる映画。古風なミステリ好きならば、まあ許せる範疇じゃないでしょうか。

E・ロバーツは結構コメディセンスはありますね。おとぼけぶりがよいです。

2009/05/24

「愛しのアクアマリン」

本日の映画
Aquamarine [Import]
movie-23 「愛しのアクアマリン」 Aquamarine  2006年米

DIR:エリザベス・アレン
CAST:エマ・ロバーツ、ジョアンナ・ジョジョ・レヴェスク、サラ・パクストン
STORY:クレアとヘイリーの仲良し2人組はある日人魚と出会う。人魚のアクアマリンは父親の決めた結婚から逃れるべく、真実の愛を求めて人間の世界にやってきたのだった。人魚を助ければ願い事がかなうと聞いた彼女達は、ヘイリーの引っ越しの中止を願うべく手助けをするが・・・

☆☆☆日本未公開映画。

人魚というと、なんとなく「スプラッシュ」を思い出してしまうけれど、この映画はもっともっと毒のない感じ。

予想される展開、友情、憎々しげな敵役・・・かなーりベタな展開なのだ。
でも、見終わってこういう映画はすがすがしいですね。難しい映画を続けて見た時は、こんな映画が一服の清涼剤になりますね~
案外楽しめました。

主演の一人は、エリック・ロバーツの娘、ジュリアの姪、エマ・ロバーツ。ちょっと大きい口がおばさんに似てますかね~年の割には幼い感じで。でも嫌みのない女優さんですね。
シンガーソングライターのジョジョはちょっとくせ者的雰囲気で、エマとのコンビはなかなかよろしい。
残念だったのは、2人の女の子と人魚のあこがれのレイがかなりお馬鹿風だったこと。さわやかな青年ではあるけれど・・・

結論・・・疲れた時はこんな感じの単純な映画がよろしいようで・・・

2009/05/23

「デジャヴ」

本日の映画
デジャヴ [DVD]
movie-22 「デジャヴ」 Deja Vu  2006年米

DIR:トニー・スコット
CAST:デンゼル・ワシントン、ポーラ・パットン、ヴァル・キルマー、ジム・カヴィーゼル、アダム・ゴールドバーグ、ブルース・グリーンウッド、エル・ファニング、マット・クレイヴン
STORY:たくさんの犠牲者を出したフェリー爆破事故を捜査するATF捜査官のダグは、FBIの特別捜査班に協力することに。4日と6時間前の映像をリアルタイムで再生する装置で、事故直後に遺体で発見された女性の生きている姿を目にしたダグは・・・

☆☆☆考えれば考えるほどわからなくなる・・・

そして、とても感想の書きにくい映画。何書いてもネタバレになってしまうので・・・

はじめは、捜査官物として展開し、D・ワシントンの活躍ぶりが(とても頭の切れる捜査官で)見応えある映画だったのが、途中から?突然映画の方向性がかわり・・・へーこういう展開なのかと感心。
純粋なミステリーかと思うと全然違う。

もちろんミステリー的要素は満載で、伏線はりまくりなのが、ワタクシ的にはツボにはまった。死体袋の中で鳴る携帯、血のついたガーゼ、ベタベタとついた指紋・・・あとでああそうだったのかといちいち納得する伏線なんである。

しかし、わかりにくい部分もあり、あのダグはどうなったんだ?結局ダグはどうなったんだ?クレアは一体・・・と多少頭がこんがらかる。でも、あえてきっちり説明しないところがいいところかも。あれこれ想像するのも楽しいので。

D・ワシントンは熱血捜査官ぶりがぴたりとはまっていてなかなかよいのだが、もうびっくりしちゃったのが、V・キルマー。なんであんなに膨張しちゃったんでしょう?ジョン・トラなみ(笑)。

トニー・スコット的映像はあまり得意ではないのだけど、この映画の映像はよかったです。

トキアンディーノ モスカテル&セミヨンレゼルヴ

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去年あたりからマイブームがきているチリワイン。
なんといっても安いのがいい!(なにせ普段は安いワイン専門なもんで)

モスカテル・・・マスカットとセミヨンのブレンドなので、ほんのり甘さがあって若干酸味に駆けるきらいがあるけれど、モスカテルのいい香りがポイント。
好みとしては、もうちょっと酸味があってもいいかなとは思うけれど、飲みやすいワインではある。

2009/05/22

かなつ久美『ビバ☆オヤジ酒場』

本日の本
ビバ・オヤジ酒場―酔っ払いヴィジュアル系
book-23 『ビバ☆オヤジ酒場』 かなつ久美著 ワニブックス

ホルモンのお店とか、立ち飲み屋とかににわかに興味を持っている今日この頃。
オヤジ酒場も魅力的!

これまたディープな世界だなあ。でもおいしそうなお店ばっかり。なかなか入るのは勇気がいりそうなお店もあるけれど・・・

特に前々から入りたいと思っているのが、荻窪駅前の「鳥もと」。一時期よく仕事で荻窪に行っていたのだが、昼くらいからもう一杯やっている人たちがたくさんいて、いいなあと。

飲みの世界もまだまだ奥深いな~


2009/05/20

ドウロワイン ヴェガ

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大好きなポルトガルワイン。見るとついつい買ってしまう。
こちらも見て即買い。

テゥーリガ・フランカ種とティンタ・ロリス種というポルトガル伝統品種が半々。

開けるとふーっと樽香が。
そして、ベリーのような果実の香りも。
しっかりとしたワインで、コクもある。

安いワインだけど、フツーにおいしいです。

2009/05/19

J:COMデジタル切り替え

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アナログ放送中止まであと2年ちょっと。

我が家はすべてをケーブル経由で見ており、地上・BSデジタル移行にはケーブルをデジタルにすればよいのだが、まあ来年の後半くらいにすればいいかなと思っていた。ぎりぎりじゃ混むかもしれないし、でもまだ早いなと思っていたのだった。

ところが・・・
今年いっぱいで1~12以外のアナログ放送は終了してしまうらしいと聞いて、突如デジタル化することを決意。
先月半ば、J:COMに連絡。先週の土曜日にJ:COMの人たちがやってきて、デジタル専用チューナーに取り替えていった。
といっても、コンパクトコースなので、200円くらいあがるだけ。

「ミステリチャンネル」が入るようになったのはうれしいが、残念ながら「ザ・シネマ」、「シネフィル・イマジカ」、「サスペンスシアターFOXCRIME」、「ナショナルジオグラフィックチャンネル」、「フーディーズTV」などは入らない。

ま、今は時間がないのでいいんですけど。

2009/05/18

リリアン・J・ブラウン『猫は銀幕にデビューする』

本日の本
猫は銀幕にデビューする (ハヤカワ・ミステリ文庫)
book-22 『猫は銀幕にデビューする』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫
STORY:ピカックスに60年ぶりにハリウッドから戻ってきたセルマ。ハリウッドではクラブの経営で大成功をおさめた彼女は甥と共同で映画館をつくるという。しかし、セルマの周りでは不穏な事件が相次いで・・・

☆☆☆シャムの猫ココシリーズ第25弾。

今回は、魅力的なキャラが登場。81歳のセルマという老婦人で、ハリウッドで事業に成功したのち、久々に帰郷し、大きなお屋敷を買い取り、映画館を作ろうとする。陽気で元気いっぱい、行動力のあるセルマ。時々このシリーズで活躍する、主人公クィルの探偵助手をつとめる老婦人のセシーリアもいいキャラなのだが、セルマもとても魅力的。

というところが本書の読みどころで、例によってミステリー要素はかなり薄い。犯人もバレバレだし・・・

でも、結末は好きだな。クィラランも感傷的になるラストで、ちょっともの悲しかったです。

2009/05/17

サッポロ 焙煎生ビール

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コンビニ限定発売かつ限定醸造のビールを購入。1992年に発売されたビールらしい。
最近、コンビニ限定発売って多いですね。

注いでみると、アンバーとまではいかないが、かなり濃い色で、泡もちはよし。
飲んでみると、一口目はぐーっと苦みがくるが、だんだん和らいでくる。焙煎というからにはかなり香ばしいのかと思いきや、それほどでもなかった。
が、結構コクがあっておいしい。これ、結構好み。

限定醸造というのが残念だな。

「キャプティビティ」

本日の映画
キャプティビティ (特別編) [DVD]
movie-21 「キャプティビティ」 Captivity  2007年米露

DIR:ローランド・ジョフィ
CAST:エリシャ・カスバート、デニエル・ギリス、プルーイット・テイラー・ヴィンス
STORY:トップモデルのジェニファーは、ある日見知らぬ部屋で目を覚ます。拉致され監禁された彼女は脱出しようとするが失敗、隣の部屋で監禁されている青年がいることに気づく。

☆☆☆体調最悪な時に見たので余計にしんどかった・・・

熱を出して寝込んでる時に見る映画じゃないですね(笑)。ワタクシ的には、前半にちょっと目を伏せたく場面がありましたので・・・ワタクシ、あんまり残酷なホラーは苦手なので・・・
いや、それほどでもなかったのもしれないけれど、何しろ熱でうなされながら見たので(笑)、余計に怖く感じたのだった。

わけもわからず監禁されて、脱出を試みるも失敗、いろいろとつらい目にあうという前半はおもしろかったのだけど、種明かしがされてからはなーんだという感じ。いや、このオチは薄々わかってたんですけどね。いかにも怪しい感じだったんで。

結末は3種類見たけれど、あざといけれど本編版が一番よかったかな。

主演は、「24」で一躍有名になったE・カスバート。この人、これからが難しい気がする。
印象に残ったのは、P・T・ヴィンス。相変わらず不気味だ。

しかし、一番の謎は、ローランド・ジョフィがこの映画を撮ったということ。この監督が撮るような映画ですかねぇ。

2009/05/15

アレグラ スペインテーブルワイン

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アレグラシリーズ第2弾。
赤は、スペインのテーブルワインである。

色は鮮やか。紫に近いような。
果実の味は若干感じられる程度で、あまり重くはない。ということは飲みやすいワインということで。
どっしりとしたワインが飲みたいなという時には向かないけれど、これならお料理は広範囲にあいそう。
白よりずっとできのいいテーブルワインだと思う。

アレグラ ドイツテーブルワイン

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アレグラとは北イタリア地方の方言で「幸福でよい一日を」という意味とのこと。
おいしいワインで一日をしめくくれば、それはワタクシにとっては幸福でよい一日だったことになりますね。

しかしこのワインはちょっと微妙。
アルコール度数が少し低め(10.5%)というだけでない、薄さを感じる。酸味も薄めだし、味がどうも・・・
ぶどうの品種はドイツらしくミュラー・トゥルウガウなのだが、全然特徴が出てない。
まあこの安さなら仕方ないかな。

2009/05/13

高山なおみ『日々ごはん⑩』

本日の本
日々ごはん〈10〉
book-21 『日々ごはん⑩』 高山なおみ著  アノニマ・スタジオ

料理家高山なおみさんの日記の10作目。この本が出た頃にはウェブ上の日記は終了していたわけだが、このあと12巻目までは出るらしい。

巻を重ねるごとにどんどん自由になっているなあと思う。今やりたいことをやって、今食べたいものを食べて・・・
仕事も自分が本当にしたいと思った仕事を選ぶ。難しいことだけどうらやましい。

心の声に従って日々生活していくこと。
是非とも心がけたいなあ。

あと2巻しかない(いつ出るんだろう?)のが残念だ。

2009/05/12

サントリー ジョッキ爽潤

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ジョッキ生シリーズの今年春の限定品。
爽潤ときましたか。ネーミングも大変ですねぇ。

注いでみると、色は薄く、泡はぱっと消えてしまう。
呑んでみると、ホップの香りだろうか、すがすがしい香り。若干つけた香りかなあという気もするけれど。味は、きっぱり、さっぱり。コクはなし。するすると一気に飲めそうな感じだ。

これも夏向き、な気がする。

2009/05/11

「幸せのポートレート」

本日の映画
幸せのポートレート (特別編) [DVD]
movie-20 「幸せのポートレート」 The Family Stone  2005年米

DIR:トーマス・ベズーチャ
CAST:サラ・ジェシカ・パーカー、ダイアン・キートン、クレア・デインズ、レイチェル・マクアダムス、ダーモット・マルロニー、クレイグ・T・ネルソン、
STORY:バリバリのキャリアウーマン、メレディスはクリスマスに婚約者エヴェレットの実家を訪れる。オープンなエヴェレットの家族の中で、神経質で超堅物のメレディスは浮いてしまう。事態の打開を図るため、メレディスは妹を呼ぶのだが・・・

☆☆☆コメディだが最後はしんみりと・・・

クリスマスというとアメリカでは家族中が集まるものと決まっているらしい。

この映画の主人公メレディスも婚約者の実家へと招待されるが、この主人公、繊細で神経質、融通の利かない堅物、仕事一筋できまじめすぎておもしろみなし・・・と実家の人たちとは正反対。
この家族は、オープンでおおらか、自由奔放。この家族も相当かわっている人たちだと思うけれど、こんな中ではメレディス浮きまくり、とけ込もうと努力すればするほど裏目に出る。せつないなあ。
起死回生とばかりに呼んだ妹は、あっさりとけ込んでしまい、メレディスの居場所はますますなくなる。

というストーリーが、かなりの誇張を持って語られるわけで、メレディスのやな女ぶりは半端じゃない!何もここまでやな女に描かなくてもと思ったが、演じているS・J・パーカーは演じがいがあるのかも。

そんなメレディスもとうとう自分のことをわかってくれる人にめぐりあえて・・・めでたし、めでたし。という最後の展開は若干強引のような気も。

そしてお涙ちょうだい的要素もあり、ラストは家族のドラマとしてしめくくる、というあたりはまさにアメリカ映画ですね。

リラックマのお皿

ようやく復活!
また明日からよろよろと仕事に行って参ります・・・

さてさて気をとりなおしまして・・・

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恒例、春のリッラクマフェアに今年も挑戦!
しかし、今年は苦戦。最後はもう間に合わないと思い、無理やり昼食のパンを買いに・・・
そうして、ようやくたまった20点。
早速かえて参りました。

全面リッラクマの顔のお皿。去年のボウルに似てるな。

来年も是非やってほしいなあ。

2009/05/08

お知らせ

風邪のため、お休み致します。

四国旅行 3日目

7時起床。この日は朝食付きだったので、バイキングの朝食に行く。朝食会場はたくさんの人で、こんなにも人が泊まっていたのか!とちょっとびっくり。

出かける前に部屋でくつろいでいると館内放送が。徳島ナンバー○○のレンタカーのお客様、キーをおもちくださいだって。なんだって?昨日車を預けた時にキーも渡したでしょうとフロントに連絡するとしばらくたって電話が。
キーがどうしても見つからないので、ホテルでかわりのレンタカーを手配するが、9時からしかレンタカー屋があかないので待ってほしいとのこと。なんだって?とプチ怒りを感じていたところ、キーが見つかったとか。やれやれ。これで、ぐーんとこのホテルの評価が下がったのだった。どうなってんだろ、このホテル(ホテル名は伏しておきます)。

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この日、行き先を決めていたのは高知県立美術館のみ。シャガールの作品をたくさん持っているということで是非とも行ってみたかったところだ。
9時開館と同時に入場。シャガール展と日本画の彩り展のチケットを購入。350円。

シャガール展は、旧約聖書を題材とした版画集の展示で、なかなかよろしい。しかし、部屋が狭いせいか、3回にわけての展示とかで、ごく一部しか見られなかったのが残念である。また、「オルジュヴァルの夜」という作品が、今、都の美術館でやっている【日本の美術館名品展】に貸し出されているそうで見られなかったのが残念。この展覧会も見にいかねば・・・
日本画の彩り展はなかなか渋いラインナップだったが、花鳥画の南部錦渓が気に入った。

次にどこに行くか?一瞬、北川村のモネの庭マルモッタンに行きかけたが、行って帰るだけになりそうだったので断念、結局龍河洞に行くことに。

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ここ、3回目なのだが、中のことは全然記憶になく新鮮に楽しめたのだった(笑)。狭く低く・・・こんなだったかなあ。ワタクシ、鍾乳洞好きなんである。

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帰り道には尾長鶏がいて(これは覚えていた)、刃物を売っていて(これも覚えていた)・・・

さて、次はというところで、同居人が具合が悪いとのこと。なんでも美術館からどんどん具合が悪くなったらしく、こっそり鎮痛剤を飲んでいたらしい。
駐車場でしばらく休んで(ワタクシも便乗して眠る)いるうちに、ぴよーんと復活。立ち直りが早いなあ。

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さてそれでは昼食をということで、海の方に向かう。ガイドブックに載っていたお店を探すも見つからず、結局夜須駅まえのヤシィパークに車を止めて、これまたガイドブックに載っていた「あわびめし栄楽」に行ってみると、3組待ちとのこと。他に行くあてもないので予約を入れ、道の駅を見たり、海辺をぶらぶらしたり・・・とのんびり過ごすうちに同居人の携帯がなり、無事入店。

いやしかし、これからがまた長い。なかなかお料理が出てこないのである。なぜだ?一組ずつ丁寧にお料理を作っているのだろうか。
頼んだのは、アワビ飯、酢の物、煮物、貝、おつゆ、デザートのセットと、車エビ焼き。
待ちくたびれるほど待ってでてきたお料理はおいしかった~おなかもへっていたのでがつがつ食べてしまったのだった。

昼食で思わぬ時間をとってしまったため、もう空港に向かうことに。ガソリンを入れてレンタカーを返却。空港まで送ってもらう。

そして、最後のおみやげタイム。あれこれ買い(最後はリラックマストラップを買って終了)、チェックイン。帰りも満席だった。

お約束通り?離陸時は眠りこけていて(行きがおかしかったのです)、眠ったり読書したりしているうちに羽田着。

まだ早い時間だったので、国分寺まで戻って駅ビルで食事をして帰宅。

ドライバーさんお疲れ様でした!

(完)

2009/05/06

四国旅行2日目

2日目は6時半起床。
泊まりのホテルは朝食付きにしなかったので、昨晩コンビニで買っておいたサラダと、向かいのマックで買ってきたソーセージマフィンで朝食。

まずは鳴門の渦潮を見に、再び鳴門へ向かう。干潮、満潮の前後90分ぐらいがよいとのことで、この日の干潮が7時半すぎだったのでぎりぎりな感じだった。

9時前なのに駐車場は満杯で、かなり遠くの臨時駐車場にとめることに。でもシャトルバスが数分起きに出ているので問題なし。

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船は酔いそうなのでパスして、渦の道という遊歩道から見学。床に設置された眺望ガラスから見る仕組みなのだが、残念ながら大きな渦は見られずじまい。ちっちゃな渦は見られたが・・・よく写真で見るような大きなものはなかなか出来ないのかもしれない。

暑い気候ではなかったが、鳴門きんときジェラートを食べ、再びシャトルバスに乗って駐車場まで。
徳島までの道は渋滞するということだったので迂回路を通り、高速に入る。次の目的地は祖谷渓で、名物祖谷そばを食べるという案もあったのだが、混んでいると食いっぱぐれるかも・・・と考え、SAで昼食をとることにした。

吉野川ハイウェイオアシス内で、この日もまたまたうどん。本当はたらいうどんが食べたかったのだが残念ながら売り切れ。仕方なくこの日もぶっかけ。ただしワタクシは温かいのにした。売店で同居人がじゃこ天(前日食べ損ねた)と明太子天を買ってきたのでそれもいただく。うどんにじゃこ天、よくあう。

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高速を降りて、大歩危小歩危を車窓から見学しつつ(ラフティングをやっている人たちがいっぱい。おもしろそう)、祖谷渓の小便小僧をまず見にいく。道がとても狭く、ところどころすれ違うのも大変。ようやく車をとめて写真をパチリ。なんでこんなところに?いやはや、すごいところにいるな。

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そして、いよいよかずら橋へ。広い有料駐車場にとめて歩いていくと、すごい人、人、人。いったいどこまでこの行列が?なかなか最後尾が見えてこない。この分だと、渡るまでに何時間もかかりそう・・・ということであっさり諦める(ワタクシたちは並ぶのが嫌い)。是非とも渡ってみたいと思っていたので残念ではあったけれど、それだけ並ぶ根性はないんですねぇ。

となれば一気に高知市内のホテルへ。
前日はビジネスホテルだったが、この日はフツーのホテル・・・かと思うと部屋はビジネスホテルなみ。これで部屋までの案内はいらないぞ(笑)。

早速、はりまや橋方面へとふらふらと歩いていく。おみやげを買ったり、撮影したり。
ガイドブックに載っていたお店をいくつか見てまわるも、どこもいっぱい。で、いつもパターンでテキトーにあいているお店に入ることとなった。「鯨海」というお店だったがこれが大正解。

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混み混みで店員さんが忙しそうで注文するのも大変だったが、食べたものはどれもおいしかった。
くじらのさえずり(舌)、かつおのたたき、どろめ、酒盗、のれそれ、貝の盛り合わせ(チャンバラ、ツブ、ニナ、バイ、マイゴ)、マンボウの天ぷら、四万十手長海老の唐揚げ。お酒は生ビールと酔鯨。
高知って貝をよく食べるんだなあということを今回知った。チャンバラ貝やニナ貝、マイゴなんてのははじめて食べたのだった。

追加のお酒とアイスをコンビニで買い帰る。
いやはや、この日もよく食べた・・・

(3日目に続く)

2009/05/05

四国旅行 1日目

いつものゴールデンウィークは、近場を1泊ドライブ旅行するのが定番だったのだが、今年はふと思い立って四国に行くことに。
結果的にはこれでよかったみたい。ほとんど渋滞がなかったので・・・

1日目は、6時10分起床、7時半出発。
飛行機は9時35分発である。いつも離陸時にはすでにガーガー寝ているのだが今回は奇跡的?に起きており、読書なんぞをしながら1時間ちょっと。11時少し前に高松空港着。

レンタカーを借りて、早速、レンタカー会社近くの「ふる里」というお店へ。うどんやめぐりもしたいところだが、キツイスケジュールなので1軒にとどめることに。しかも、ごく近所ですますという(笑)。
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しかし、なんのリサーチもなしで入ったお店だったけど、おいしかったからよし。ワタクシが頼んだのは、ぶっかけ(冷たいの)、同居人は、天ぷらぶっかけ(冷たいの)。同居人から海老を一尾ゲット。1玉で頼んだが、意外なボリュームでおなかがいっぱいになった。さすが、麺にこしがあっておいしいなあ。

さっと食べ終わって、鳴門へと向かう。途中、津田の松原SAで休憩をとったが、高速は順調で(高松方面は少し渋滞していた)、鳴門には1時半すぎに到着。
今回の旅行の第一目標、大塚国際美術館が目的地だ。
駐車場は美術館から離れているが、シャトルバスが頻繁に出ており問題なし。

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かなり広いと聞いていたがこれほどとは・・・
地下3階から入り2階まで。実に1000点以上の西洋画を陶板で再現した美術館で、これが原画の消耗具合まできっちり再現していてリアル。陶板なので大きい絵画だと、何枚もつながなくれてはならず近づいて見ると継ぎ目があるという難点はあるが、それにしてもよく出来ていて感心する。
システィーナ礼拝堂の再現、是非とも行ってみたいスクロヴェーニ礼拝堂の再現など、はじめのところで圧倒されてしまうが先は長い。うっかり古代部門や中世部門をじっくり見てしまったため、あとが押してしまったのが残念だ。現代などは駆け足で見ることになってしまった。
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選定するのも大変だったと思うが、ツボを心得たチョイス。いやはや、堪能しましたね。
3時間半以上この美術館に居たことになるが、これでも時間は足りない。

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5時半すぎに美術館を出て、ホテルに少し遅くなることを告げ(泊まりは徳島)、徳島ラーメンのお店、「支那そば巽屋」へ。かなり行列している。
注文したのは、一押し、支那そば肉玉入り(ワタクシは小)。スープは濃い色で、トッピングが豚バラ、メンマ、もやし、ねぎ、そして生卵。生卵は混ぜればよかったか?沈めて固めるべきだったのか?よくわからなかったが、見た目はおもしろいが、味はそう奇抜ではなかった。

8時前にホテルにチェックイン。
早速お酒を飲むべく駅の方へ歩いていく。
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ふと入ったお店は「味祭」(あじさい)。
早速生ビールと、たこの刺身、枝豆、阿波牛の陶板焼、阿波尾鶏の陶板焼を注文。牛は柔らかく、鶏はしっかりジューシー。ちょっと食べすぎな気もしたけれど、いろいろと名物を食べてみたかったのでよいのだ。

翌日のラフな計画を練ったのち、就寝。

(2日目に続く)

2009/05/04

四国みやげ

2日~今日まで四国を旅行してきました。
結局携帯からは投稿しませんでした・・・

今回の戦利品の数々。
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旅行記は明日よりUP予定です。

2009/05/01

【没後80年 岸田劉生 肖像画をこえて展】

art-7 【没後80年 岸田劉生 肖像画をこえて展】 損保ジャパン東郷青児美術館

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岸田劉生の麗子像が大好きで、是非とも全作品を見てみたいという野望?がある。
ということで、この展覧会ははずせない。新宿に行ったついでに寄ってみた。

圧倒されますねぇ。肖像画オンリーの展覧会。
同居人曰く、肖像画をこえて、というので何か別のものあるのかと思った、そうだが、これだけ肖像画があると圧巻である。

まずは、自画像から。
はじめの部屋に入ると、自画像ばかり実に14点。年代を追ってみていくと、少しずつ作風が変化しているのがわかる。
最初は、ゴッホやスザンヌの影響を受けた(セザンヌに近いか?)自画像、それが次第に細かな描写へと変わっていく。
どれが一番気に入ったかなあとぐるりと見回すと中間地点よりやや進んだ地点にある絵。なにせみんな自画像というタイトルなので(笑)説明しにくい。どこの美術館のものかしっかり見てくればよかったな。

続いては知人、友人の肖像画のコーナー。
一時期、知り合いをつかまえては肖像画を描いていたそうで、首狩りとか千人斬りとか言われたらしい。
弟子の絵など、結構リアル。自画像よりさらに写実的だが、後期になると若干デフォルメされた絵も。
自画像や麗子像は今までもよく見ていたけれど、知人友人の肖像画はあまり見たことがなかったかもしれない。なかなか新鮮だった。

そして、最後は、待ってました!家族、親族のコーナー。
奥さんの絵も数枚あるけれど、やっぱり麗子!国立近代美術館所蔵のおなじみの「五歳之像」も印象的だが、デフォルメされた麗子像がおもしろい。かつ若干不気味でもある。実際の麗子とかなり違う麗子像。
いやはや、しかしこれだけの麗子像(20点あまり)を一気に見る機会はそうそうないので、大満足。

劉生ファンは是非!

※次回更新は5月5日となる予定です。
携帯からの投稿はあるかも?!

ジェイニー・ボライソー『待ちに待った個展の夜に』

本日の本
待ちに待った個展の夜に (創元推理文庫)
book-20 『待ちに待った個展の夜に』 ジェイニー・ボライソー著 創元推理文庫

STORY:ようやく念願かなって個展が開かれることになったローズ。両親も駆けつけ準備が整った個展の前夜、友人エッタの息子が急死。不審な死とあって警察が乗り出してくる。しかし、悲しむ友人のため、ローズも事件に乗り出す・・・

☆☆☆コーンウォールミステリ第4弾。

このシリーズが好きなのは(いつも書いているけど)、コーンウォールミステリ地方が魅力的なこと、主人公ローズがワイン好きなこと、そしてローズのお料理がどれもおいしそうなこと、による。
今回も、もちろんそうした要素は詰め込まれていて気軽に楽しめるミステリだった。

主人公が美人でスタイルもよくて男性にモテモテで、お料理がプロ並みで、絵の才能もあって・・・
というのは少々出来すぎだけれど、すぐに突っ走ってしまうとか、何か言われると反対の行動に出てしまうというのが欠点といえば欠点。
そして、男性に対して素直になれないところも!
元恋人になってしまったピアース警部、とってもいい男みたいなのになあ。なんで進展しないんだ?とこっちがやきもきしちゃう(笑)
次作でどうなることやら・・・

あ、ミステリについては何ら言及しませんでしたね。

ま、いつも通り、ミステリとしては結構ゆるい感じ。こう展開しそうだったのに、そういうオチかという・・・
コージーミステリなのでこれでいいんですけどね。

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