「7月24日通りのクリスマス」
本日の映画
movie-36 「7月24日通りのクリスマス」 2006年日
DIR:村上正典
CAST:大沢たかお、中谷美紀、佐藤隆太、上野樹里、阿部力、劇団ひとり、沢村一樹、川原亜矢子、YOU、小日向文世
STORY:長崎市役所に勤める地味で引っ込み思案なサユリ。長崎の街をリスボンに置き換え、空想の中で過ごす日々だった。大学のOB会にやってきたあこがれの先輩、聡史と再会し、デートに誘われたサユリは舞い上がるが・・・
☆☆☆吉田修一の小説『7月24日通り』の映画化。
普段日本映画をほとんど観ることがないワタクシがなぜこの映画を観ようと思ったかというと・・・
リスボンの街が出てくるから、なんである。2006年の夏、ポルトガルに旅行に行った際、リスボンで泊まったホテルにこの映画のロケ隊も泊まっていて、この映画公開されたら是非観なくてはと思った次第。
といっても、この映画、リスボンの街が出てくるのはサユリの空想の中。
サユリは退屈な毎日を、自分の住む街をリスボンに置き換えて空想の中で生きることで、紛らわしていたのだ。
というわけで、リスボンの街がたくさん出てくるわけではないのでちょっとがっかり(というか、リスボンを舞台にした映画と勝手に思ってたワタクシが悪いのであるが)。
そして、ストーリーがまたベタなんですねぇ。これもちょっとがっかり。
主人公は少女漫画にあこがれて、王子様が迎えにこないかなあと想像しているのだけど、展開はまさに少女漫画。日本映画的に、スローペースで物語が展開、思った通りの結末。めでたしめでたし。もうちょっとひねりのある展開を予想したのだけど・・・
あ、でもこの主人公、中谷美紀にぴったりな役ですね。
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» 映画「7月24日通りのクリスマス」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
これはまるで少女漫画の世界だよね、『電車男』製作チームによるクリスマス・ラブストーリーというキャッチコピーは、なんとも一抹の不安を抱かされた・・
サユリ(中谷美紀)は長崎で市役所勤めの地味で冴えない女の子、自分の住む町をポルトガルのリスボンとダブらせて&quo... [続きを読む]
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