「ノウイング」
本日の映画
movie-35 「ノウイング」 Knowing 2009年米
DIR:アレックス・プロヤス
CAST:ニコラス・ケイジ、ローズ・バーン、チャンドラー・カンタベリー、ララ・ロビンソン
STORY:MITの宇宙物理学教授ジョンの息子ケイレブの通う小学校で、50年前に埋められたタイムカプセルが掘り起こされる。当時の小学生が書いた未来図が配られ、ケイレブがもらったのは、たくさんの数字が羅列されたものだった。ジョンがその数列を調べてみると、過去に起きた大惨事にまつわる数字であることが明らかに。未来の数字も書かれていることを知ったジョンは・・・
☆☆☆この展開はいったい・・・・
いつも映画は立川のシネマシティで観るのだが、ハリポタ一色でこの映画、夜の回しかなかったので、やむなく昭島のMOVIXで観ることに。なかなかきれいで立派なシネコンですね。ネット予約もできるし、ここもいいかも。
では本題に戻りまして・・・
つかみの部分はかなり好み。
50年前、ある女の子が書いた数字の羅列。ぱっと見、なんの意味もないように思えるのだが、物理学の教授である主人公は、意味のある数字だと気づく。この謎解きはなかなかおもしろくて、これはミステリーか?と思わせたところに・・・
数字の意味が次第に明らかになり、最後までわからなかった数字があらわすものがわかった時、急に映画はディザスタームービーへと変化。
この飛行機と地下鉄の事故の場面はすごいし、むごい。迫力ありすぎで、思わずのけぞりそうなくらい。
そして、映画はこのままいくかと思いきや、ん?ラストはそうきましたか!
まあ、途中で出てくる人たちや、聞こえてくるささやき声から、うすうすそういう展開になるかもとは思ったけれど、これはきっとあり、なしが人によってくっきり別れそうなラストである。
ワタクシとしてはぎりぎりOKだったけれど、あまり救いは感じられなかった。これから新しい人類の未来がはじまる、というラストではあるけれど、どちらかというと、主人公が家族4人で抱き合う場面の諦念の方が印象的で。運命を悟る主人公が悲しい。
エゼキエル書(旧約聖書)が出てくるところからすると、宗教的な意味も含まれてるのだろうけれど、よく知らないので深い意味まではわからずじまい。こういう知識がある人が見るともっとよくわかるんでしょうね。
しかしこの映画、低予算で作ったら、トンデモ映画になるところを、なんとか持ちこたえたと言えなくもない・・・
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『ノウイング』を観ました『アイ,ロボット』のアレックス・プロヤス監督が放つディザスター・ムービー超大作です>>『ノウイング』関連原題: KNOWINGジャンル: サスペンス/SF上映時間: 122分製作国: 2009年・アメリカ監督・製作:アレックス・プロヤス出演: ...... [続きを読む]
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