「キング・アーサー」
本日の映画
movie-44 「キング・アーサー」 King Arthur 2004年米
DIR:アントワーン・フークア
CAST:クライヴ・オーウェン、キーラ・ナイトレイ、ヨアン・グリフィズ、ステラン・スカルスガルド、マッツ・ミケルセン、ヒュー・ダンシー、レイ・ウィンストン
STORY:ローマの支配下にあったブリテン。15年の兵役を終えたアーサーと円卓の騎士達だが、最後にと、サクソン人に包囲された北の地からローマ人一家を救出せよとの指令が下されるが、それは勝ち目の少ない戦いだった。アーサーはローマ人にとらわれていたブリテン人の女性グウィネヴィアを救出するが・・・
☆☆☆伝説の王アーサーにまつわる歴史ロマン。
アーサー王というと、思い出すのは「キャメロット」、「エクスカリバー」、「トゥルーナイト」。これらの映画のイメージからすると、おや?全然違うストーリーだ。
ランスロットとグウィネヴィアの禁断の恋は?魔法使いマーリンは?そもそも、アーサー王ってローマ人の血をひいてたんだっけ?
といろいろと?マークがついたけれど、結局はアーサー王は伝説上の人物。解釈の余地はいろいろとあるわけで。そういう意味では大変新鮮なアーサー王像だった。
それ以上に新鮮だったのは、王妃グウィネヴィア。今まで見たグウィネヴィアはランスロットとの秘めたる恋に悩むおしとやかな姫だったように思うが、なんとまあこの映画では勇ましいこと。自らびゅんびゅん弓矢を飛ばし、剣をふりまわす(笑)。とっても気が強いし。
とまあ、やや人物設定に疑問がなくはないのだが(ワタクシの思いこみもあるのだけど)、戦いの場面は迫力あり。ファンタジックな要素を排して、リアルさを追求しており、重厚感のある場面に仕上がっている。ただし、重すぎて、だんだん退屈になってくることは否めない・・・
キャストは地味目。
C・オーウェン(ファンです)、K・ナイトレイはちょうど売り出したばかりの頃だし、その後「ファンタスティックフォー」に出ることになるグリフィズ、007で敵役を演じることになるミケルセン他、イギリス人俳優で固めていて、堅実だけどちょっと地味かなと。皆さん、ひげ面でお顔がわかりにくいし(笑)
もうちょっと華のある映画だと、もっと楽しめたかも。
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製作、ジェリー=ブラッカイマー。監督、アントワーン=フークア。2004年米。原題 [続きを読む]
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