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2009/10/09

野瀬泰申『天ぷらにソースをかけますか?』

本日の本
天ぷらにソースをかけますか?―ニッポン食文化の境界線 (新潮文庫)
book-43 『天ぷらにソースをかけますか?』 野瀬泰申著 新潮文庫

実に興味深い1冊でした!
ネットで集めた情報をもとに、食の境界線を調べた本である。

表題からして、え?天ぷらにソース?
冷やし中華にマヨネーズ?
お赤飯に甘納豆?
うーむ、日本の食べ物も奥が深いですねぇ。自分ではありえない、と思っても、その地方では当たり前なわけで。まだまだ食べたことのないものや食べ方が日本中にころがってるぞ。

そういえば、子供の頃、九州に引っ越した時、鶏のことをかしわと呼ぶとか、ねぎといって売っているねぎが青いとか、うどん屋さんに入ると揚げ玉(天かす)がフツーにおいてあってタダでのっけられるとか、ゆず胡椒といいながら胡椒ではない・・・などといったことに驚いたものだった。すぐに慣れましたけどね。

最終章の「東海道における食文化の境界」がまたおもしろい。
東京から京都まで35日かけて歩いて食の境界を自分の足で確かめたルポ。

サンマーメン地帯が意外に広いとか、イルカを食べる地帯があるということ(ワタクシの出身地茅ヶ崎では食べませんでした)、白ねぎと青ねぎの境が意外に東よりだったということ、などなど。感心することばかり。

まだまだ知らない食文化がありそうだ。


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