「1408号室」
本日の映画
movie-53 「1408号室」 1408 2007年米
DIR:ミカエル・ハフストローム
CAST:ジョン・キューザック、サミュエル・L・ジャクソン、メアリー・マコーマック、トニー・シャーローブ
STORY:超常現象をまったく信じていない作家マイクは、そういった現象が噂される場所を訪ね歩いて本を書いていた。そんな彼のもとに「1408号室」には入るなと書かれた絵葉書が届く。絵柄の場所、ニューヨークのドルフィンホテルに赴くが、支配人はその部屋で1時間以上もった者がいないこと、犠牲者が50人以上にのぼることをつげ、思いとどまらせようとする。それでも強行に部屋に足を踏み入れたマイクだったが・・・
☆☆☆スティーブン・キング原作のホラーサスペンス。
キング原作の映画とはあまり相性がよくないワタクシ。いいなと思う作品はホラーでない、「スタンド・バイ・ミー」、「ショーシャンクの空に」、「グリーンマイル」、「アトランティスの心」など。「ミザリー」とか「黙秘」とかもホラーというよりサスペンスですし。
とはいえ、こりずに見るのであります(笑)。
オカルト作家のマイクは、入った者が次々と不可解な死をとげるという部屋に、支配人(S・L・ジャクソン・・・・いかにも怪しい。ホテルの従業員全部が怪しく見えるけど)の制止も聞かず、宿泊することに。
入ってしばらくは何も起こらず、怪奇現象や超常現象を全く信じていない(くせにオカルト作家の)マイクは、それ見たことかと鼻で笑った途端・・・
カーペンターズの曲が突然大音量でなり出したのを皮切りに、次々と怖い目にあう。
これが、一つ一つはそれほど怖くはないのだけど(恐がりのワタクシには十分怖いけど、残酷さはあまりないのがよろしい)、これでもかこれでもか次々繰り出される。
少々飽きてきたかなあと思ったところで、ようやく部屋から脱出。
ところが・・・この先は言えないけれど、いやこれで終わってたら、なんだ全然おもしろくなかったじゃんとなるところ、少し評価はあがったのだった。
自分の心の闇によって生み出される恐怖。単なるホラーではなかったところがよろしい。
うーん、でもこの映画ってホラーの大ファンの方にはどうなんでしょうか・・・
一人芝居状態のJ・キューザックはよかったけど、S・L・ジャクソン氏はちょっともったいなかったか?いやでもラストの出はインパクトありましたが。
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