「ウォーリー」
本日の映画
ウォーリー [DVD]
movie-58 「ウォーリー」 WALL・E 2008年米
DIR:アンドリュー・スタントン
CAST(声の出演):ベン・バート、エリッサン・ナイト、ジェフ・ガーリン、フレッド・ウィラード、キャシー・ナジミー、シガーニー・ウィーヴァー
STORY:29世紀の地球。人間に見捨てられた地球で700年間ゴミ処理を続けるロボットのウォーリー。ある時、イヴというロボットが地球に降り立ち、ウォーリーは一目惚れ。何とか気をひこうとするウォーリーが植物を見せた途端、イヴは動かなくなり、宇宙船に回収されてしまう。イヴを助けようと宇宙船にしがみつき、宇宙へ飛び出したウォーリーだが・・・
☆☆☆☆アカデミー賞長編アニメ賞受賞作。
正直言って見始めて数分はおもしろくないなあと思ったのだった。
でも、その後、じわじわとよくなった。台詞がなくとも伝わるのだ。
イヴを想うウォーリーがいじらしくて、かわいらしくて・・・
「ハロー・ドーリー」を使うところなんぞ、映画ファンのツボを心得てますね。だんだん、ロボットたちが人間に見えてくる。感情のないはずのロボットが人間より人間らしく見えたりして。
この前半、一種サイレント映画的でなかなかよろしい。
その後、人間が出てくると雰囲気が一変。
今までの静かな映画が、一転にぎやかな映画に。
このパートはこのパートで、動のおもしろさがあるのだけど、あんまりアニメがかわいくなくて、それが残念。
人間よりロボットがかわいく見えるのは皮肉なものだ。
この映画、環境破壊など、深淵なテーマも含まれるのだが(動かなくなった人間、おそろしや!)、やはりメインは、ウォーリーとイヴの愛の物語。お互いを想う気持ち、ほろりときます。人間ドラマじゃないのにね。
アニメも見なきゃ、ですね。
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