「イン・ハー・シューズ」
本日の映画
movie-59 「イン・ハー・シューズ」 In Her Shoes 2005年米
DIR:カーティス・ハンソン
CAST:キャメロン・ディアス、トニ・コレット、シャーリー・マクレーン、マーク・フォイアスタイン、ケン・ハワード、ノーマン・ロイド、ジェリー・アドラー
STORY:弁護士の姉ローズの家に居候していた妹のマギー。問題を起こしてばかりのマギーは、姉の恋人にちょっかいを出してしまい、怒ったローズに追い出されてしまう。行き場を失ったマギーは、祖母エラのもとを訪ねるが・・・
☆☆☆☆対照的な姉妹の行方は・・・
姉ローズは聡明なやり手弁護士だが、容姿に自信が持てずにいた。
一方、妹マギーは素晴らしいスタイルと美貌の持ち主だが、難読症がコンプレックスとなり、自堕落な生活を送っている。
姉がT・コレット、妹がC・ディアス。ぴたりはまった配役。T・コレットは十分キレイな人だと思うけど、だんだん美しくなっていくという役所はさすがうまい女優さんならでは。
ローズに追い出されたマギーは、ずっと亡くなったと思っていた祖母の元へ。この祖母がS・マクレーン。さすが!出てくるだけで貫禄なんですねぇ。S・マクレーンだけでなくて、出てくるお年寄りたちがみんな味があってよい。
マギーは祖母からお金を引き出そうと行ったのだが、人生経験豊富な祖母には太刀打ちできず、なんだかんだで、祖母が世話をしている老人施設で働くことに。
そこでの老人たちとのふれあいや、教授(懐かしや!「逃走迷路」のN・ロイド)の指導による難読症の克服で、次第にコンプレックスをはねかえし、自分に自信をつけていく。
他方ローズも新しい出会いを通して、次第に自信を回復、結局祖母の元に集まった3人は・・・
祖母エラもずっとつらい思いをしてきたことがわかり、ローズも妹に母の死の真相を知らせまいとずっと自分の思いを心の奥にしまってきたことがわかり・・・
なかなかいいラストであります。マギーがローズに向けて詩を読むところなんかじーんときちゃいました。
シューズ=靴がポイントになっているのだけど(ローズは履きもしないのにすごい靴を持っている)、みんな、それぞれぴたりとあう靴を見つけたということなんですね。
心が暖かくなる映画です。女性向けかもしれませんけど。
« 「ウォーリー」 | トップページ | リラックマ スープマグ »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「フローズン・リバー」(2024.11.06)
- 「屍人荘の殺人」(2024.10.07)
- 「127時間」(2024.09.07)
- 「パーフェクト・ゲッタウェイ」(2024.09.02)
- 「ゆるキャン△」(2024.08.28)
コメント