「16ブロック」
本日の映画
movie-57 「16ブロック」 16 Blocks 2006年米
DIR:リチャード・ドナー
CAST:ブルース・ウィルス、モス・デフ、デヴィッド・モース、ジェナ・スターン
STORY:NY市警の刑事ジャックは、かつて捜査中に足を負傷し、今は酒浸りの日々を送っていた。夜勤明けで、簡単な仕事と、16ブロック先の裁判所へ証人を届ける仕事をひきうけたジャック。ところが、途中で証人が銃撃されて・・・
☆☆☆ブルース・ウィルスのヨレヨレぶりがすごい!
B・ウィルスの役は、過去の怪我で自暴自棄になり、アル中でまともに働けないというさえない刑事の役。
冒頭、現場保存をしなければならないのに、勝手に戸棚をさぐり、アルコールを飲んでしまうというところからして、哀れ。
で、すごい下腹突き出てる(笑)。あれ、役作りで作ったおなかなのか、それとも入れてあったのか。ダイ・ハードとは別人のよう。
うーん、でも超人的な役より、こんなくたびれた役が似合うな、B・ウィルス。
相手役は、モス・デフ。思いっきりお調子者。二日酔いであまりしゃべりたくないというウィルスと対照的に、しゃべってしゃべってしゃべりまくる!
そういう意味ではいいコンビだけれど、ちょっと鬱陶しい気も(笑)。
限られた時間、四面楚歌の状況、というのは映画ではよくあるシチュエーションで、それほど新味はないのだけど、わずか16ブロックという限られた空間での、いろいろなアクションはおもしろい。
そして、もっとストレートな話しかと思っていたら、ちょっとしたどんでん返しもあったりして。最後の方になって、ぐんとおもしろくなった。
脇のデヴィッド・モースは相変わらずいいけれど、へーと思ったのが、ウィルスの妹役、ジェナ・スターンって、「コレクター」で有名なサマンサ・エッガーの娘だったんですね。そういわれると似てる気が・・・
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