「カールじいさんの空飛ぶ家」
本日の映画
movie-1 「カールじいさんの空飛ぶ家」 Up 2009年米
DIR:ピート・ドクター
CAST(声の出演):エドワード・アズナー、ジョーダン・ナガイ、クリストファー・プラマー、デルロイ・リンドー
STORY:最愛の妻エリーが亡くなった後、立ち退きの要求を無視して家を守ってきたカールもついに立ち退くことになる。その朝、たくさんの風船を使って家ごと空に舞い上がったカールはエリーと約束した南米のパラダイス・フォールに向かう。ところが、ラッセル少年が偶然乗りあわせていて・・・
☆☆☆☆ディズニー・ピクサーのアニメーション。
本年一作目は劇場で観たこの作品。
なかなか感動的だと聞いたので行ってみた。
3Dでも観られるこの作品、あえて2D吹き替え版で。3Dで観るとどうなんでしょうね。やっぱり立体的なのかな。
アニメーションを劇場で観るのは久しぶりだったのだけど、いやはや、今のアニメーションはすごいなあ。この作品も、3Dでなくとも十分立体感があるし、風景や動物など、実写と見まごうばかり。美しい絵だ。今まで外国のアニメって絵があんまりかわいくないなあと思っていたのだけど、これはすばらしいです。
そして、ストーリーもいい。
冒頭で最愛の妻との出会い~結婚~別れまでがセリフほぼなし描かれるところからして感動的。
静かな幕開けだ。
一転して、カールがラッセルとともに冒険に出ると動的になる。
いろいろな要素を詰め込もうとしたのだろうけれど、それまでの流れからまったくテンポがかわってしまうので一瞬とまどうものの、ここはコミカルだし、アクションたっぷりでおもしろい。
そして、カールが妻との別れを断ち切って、新たな一歩を踏み出すところでまたまた感動。
いやー、人間、どんなに年をとっても、新しいことに挑戦できるものなんだと。要は気持ちの持ちようなんですね。
ほんわかして気分になれるアニメであります。
カールじいさんの声を担当しているのがE・アズナーというのは聞いていたので、鼻とまゆげがそっくりだなあと感心していたのだが、敵役マンツの顔を見たら、あららC・プラマーに似てるなあと思っていたところ・・・なんと、ホントに声がプラマーだった。似せて描くなかなあ、それとも似た人を声優として連れてくるのか・・・
2Dでも十分楽しめるので、是非!
« 茨城旅行 2日目 | トップページ | 【聖地チベット展-ポタラ宮と天空の至宝】 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「フローズン・リバー」(2024.11.06)
- 「屍人荘の殺人」(2024.10.07)
- 「127時間」(2024.09.07)
- 「パーフェクト・ゲッタウェイ」(2024.09.02)
- 「ゆるキャン△」(2024.08.28)
コメント
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 「カールじいさんの空飛ぶ家」:
» 映画『カールじいさんの空飛ぶ家<デジタル3D/日本語吹替版>』(お薦め度★★★) [erabu]
監督、ピート=ドクター、ボブ=ピーターソン。脚本、ボブ=ピーターソン、ロニー=デ [続きを読む]
nocciさん、今年もよろしくお願いします。
ストーリーの組立が完璧だと思いました。
老人を主人公にした冒険ファンタジーとは
さすばピクサーは目の付け所が違います。
2Dでも楽しめると思います。個人的にそろそろ3Dでの鑑賞は止めようと考えています。
投稿: erabu | 2010/01/15 23:17
erabuさん、こんばんは。コメントありがとうございます。今年もよろしくお願い致します。
いろいろな要素が詰まったストーリーでよかったです。
2Dで十分と思いましたが、これからどんどん3Dが増えそうですね。3Dでなくてもよい3D作品がでてくると困ります・・・
今年はアニメーションもいろいろ観てみようと思っています。
投稿: nocci | 2010/01/16 01:23