【ターナーから印象派へ 光の中の自然展】
art-3 【ターナーから印象派へ 光の中の自然展】 府中市美術館
府中市美術館はそれほど大きくはないけれど、結構いい展覧会をやるので見逃せません。家から車でひょいと行けるので便利!
ターナー、印象派、光、自然というキーワードを聞いたからには行かずにはいられませんね。
この展覧会、絶対ワタクシが好きそう・・・
で、やっぱり素敵でしたねぇ。
入るとパッと目に入ってきたのがコンスタブル。ワタクシ、ターナーよりコンスタブルの方が好きなのだ。続いて、鳥の巣のハントと言われたウィリアム・ヘンリー・ハントの「イワヒバリの巣」やプラムの絵など。いいですね。
そして、ターナーが4点。正直、これこそターナー!という作品ばかりではない。後から出てくるもう1点など、これがターナー?と思うような作品。まったくぼやけていないんですもん。あ、でもなかなかいい絵ですね。初期の傑作、らしい。
これぞ・・・と思えないといえば、ジョン・エヴァレット・ミレイの作品は風景画だったし(いやスコットランドの風景なんか描いてるですよね、ミレイは)、ゴーギャンもらしからぬ絵だった。ボナールも色合いはそうかなあというくらい。新鮮だ。
全体的にはイギリスの風景が多いのだけれど、このイギリスの風景画の光の表現が、フランスの印象派へとつながっていたとは。なるほどねぇ。
そして、カミーユ・ピサロの息子リュシアンがイギリスに帰化し、フランス印象派をイギリスへ伝える役割を果たしていたというのも初めて知った。
風景画、堪能しました。
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