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2010/02/20

【イタリアの印象派 マッキアイオーリ展】

art-7 【イタリアの印象派 マッキアイオーリ展】 東京都庭園美術館

1002201
平日2時間有休をとって、久々に庭園美術館に行って参りました。
前に行った時は、もう混み混みで大渋滞で大変だったけれど、今回は開館と同時に入場したし、平日ならばそれほどでもなし。ゆっくり見られてホントよかった。
朝香宮邸としてたてられた建物を美術館としたもので、まるで外国の宮殿や邸宅を利用した美術館みたい・・・ということで、雰囲気はすごくいいんですね。

で、この展覧会だが、前何かの展覧会に行った際に拾ってきたパンフを見て、これは是非見たいと思った次第。
マッキアイオーリとは耳慣れない言葉だが(そして、いまだちゃんと言えない(笑))、マッキア・・・染み・汚れ・・・派の画家ということ。染みのように描く技法を揶揄した言葉だったらしいが、最近、フランス印象派先立つ派として再評価されつつあるようだ。

陰影を色濃く出し、光をとらえる画風は、確かに印象派に通ずるものがある。
まだまだ知らない絵画あるんだなあと感心しつつ鑑賞。
いやでも、思ったとおり気に入った展覧会。

第1章 カフェ・ミケランジェロのマッキアイオーリ
カフェ・ミケランジェロに集った若い画家達がマッキアイオーリを生み出すことになった・・・
このカフェ・ミケランジェロを描いた絵は、デフォルメされていておもしろい。

第2章 マッキア(斑点)とリアリズム
色の斑点で明暗を表す技法の絵画の数々。ホントにくっきりしてるんですね。とっても特徴的。

第3章 光の画家たち
フィレンツェ郊外などの風景画。光が明るい。イタリアの暖かな日差しが感じられる絵の数々。
やはり、第2、3章がハイライトかと。

第4章 1870年以後のマッキアイオーリ
マッキアイオーリも次第に衰退していく。
それでも光をとらえる画風は健在だが、くっきりした明暗はだいぶ薄れてきているキモする。

第5章 トスカーナの自然主義者たち
マッキアイオーリのグループ消滅後の作品たち。
国外に渡った者や、マッキアイオーリの第2世代の画家達の絵が紹介される。こうして順に見ていくと、確かにマッキアイオーリの影響は感じられるなと。

ともかくポイントは光・・・
知った名前は全然なかったけれど、ファットーリ、レーガ、シニョリーニなど新しく覚えました。

3月14日まで

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コメント

nocciさん

イタリアの印象派 マッキアイオーリ展
素敵な展示会ですね

コメント有り難うございます

リコッタとパスタ良く合います、

こんばんは。こちらこそコメントありがとうございます。
この展覧会、とってもよかったです。
今まで知らなかった画家たちの絵をたくさん見られて有意義でした。

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