アカデミー賞授賞式を見て
アカデミー賞授賞式を、いつもの通り、実家に録画してもらい見た。
このために、先週水曜日は、定時でダッシュ!(なんてね、ノー残業デーなんで帰ったんですが)。
毎年、これを見るのが楽しみ。生放送版ではなく、当日の夜にやる字幕編集版で。
司会は、スティーブ・マーティンとアレック・ボールドウィンという、「恋するベーカリー」でメリル・ストリープと共演しているコンビ。なかなかおもしろい。
ときにはきわどいジョークを交えながらノミネートされた作品、俳優さんたちを紹介していく。
まずは助演男優賞。クリストフ・ヴァルツへ。今まで無名に近かったこの人、きっと一気にオファーがくるんだろうなあ。
長編アニメーションは、「カールじいさんの空飛ぶ家」。この映画好きだな。
主題歌賞は「クレイジー・ハート」。ジェフ・ブリッジスの男優賞が近づいてきたなと。
脚本賞は「ハート・ロッカー」。すっかり「アバター」対「ハート・ロッカー」という構図になってしまった今年のアカデミー賞。「ハート・ロッカー」が幸先いいスタート。
ここで、故ジョン・ヒューズ監督の追悼。
J・ヒューズの作品に出ていた、ブラッドパックの面々、モリー・リングウォルド、アリー・シーディ、ジャド・ネルソンや、マコーリー・カルキン、マシュー・ブロドリックなどが登場。いやー、懐かしい。昔よく見たなあ。しばらくぶりに見る人でちょっと悲しい人もいたけれど・・
ワタクシ、J・ヒューズ作品好きでしたよ。
脚色賞は「プレシャス」へ。J・フレッチャーのスピーチが涙を誘う。
そして、助演女優賞は、これまた「プレシャス」のモニークへ。この人のスピーチも素晴らしかった。コメディでも是非見たい。
美術賞、撮影賞、視覚効果賞は「アバター」にいったものの、音響編集賞、録音賞、編集賞は「ハート・ロッカー」。これはやはり「ハート・ロッカー」への流れか?
ここで昨年亡くなった映画人の追悼へ。
パトリック・スウェイジ、ジーン・シモンズ、エリック・ロメール監督、デビッド・キャラダイン、ロン・シルバー、ブリタニー・マーフィ、ベッツィ・ブレア、キャスリン・グレイスン、ナターシャ・リチャードソン、ジェニファー・ジョーンズ、カール・マルデン・・・
いろいろな方が亡くなりましたね。B・マーフィはまだまだ若かったので驚いた。
そしてそして、主演男優賞は、よかった!ジェフ・ブリッジスへ。
はじめて候補になってから約40年。ようやくの受賞。最近、少し影が薄くなっていたけれど、まだまだ健在ですね。「スターマン」よかったなあ(すごい昔の映画)。
続く主演女優賞は、サンドラ・ブロック。いやはやこれもよかった。
スピーチがこの人らしく楽しいんですね(前日のラジー賞のスピーチもおもしろかったけれど)。だけでなく、感動的なスピーチでもあって、うまいなあ。
ラスト、監督賞、作品賞は「ハート・ロッカー」へ。
監督賞のプレゼンターは、女性監督へというのでか(いや、当日まで受賞者はわからないはずだよね?)バーブラ・ストライザンド。
いつも男らしい映画をとってきたキャスリン・ビグロー。今回もとても骨太な作品のよう。
女性監督初のオスカーというのも素晴らしい。これからは女性監督も増えていくかもしれない。
作品賞候補が10作品になったこともあってか、最後の方はだいぶ時間がおしているようだったのが残念だったが(作品賞なんてなんかあっけなかった)、今年も見応えありました。
いろいろなドラマがありましたね。
来年も楽しみです。
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