「HACHI約束の犬」
本日の映画
movie-27 「HACHI約束の犬」 Hachiko:A Dog's Story 2008年米
DIR:ラッセ・ハレストレム
CAST:リチャード・ギア、ジョーン・アレン、サラ・ローマー、ケイリー・ヒロユキ・タガワ、ジェイソン・アレクサンダー
STORY:日本から送られてきて迷子になってしまった秋田犬の子犬を、大学教授パーカーが家に連れて帰る。首輪に刻まれた名前ハチと呼ばれるようになった子犬はやがて大きくなり、毎朝パーカーを駅まで送り、夕方また駅でパーカーを待つようになる。
☆☆☆日本の実話ハチ公物語をアメリカで映画化。
日本人なら誰しも知っているハチ公の物語をハリウッドでどのように映画化するか、興味津々だったが、一方ちょっと心配もしていた。
が、心配するに及ばず。これが案外いい出来なんである。ハレストレム監督が撮っただけのことはある!
舞台はアメリカ。
なぜ、秋田犬がこんなところに?という疑問はさらりと受け流し(笑)、すんなり教授一家の犬となる。そして、物語はスイスイと進んでいき、ハチが駅で教授を待つ場面に。
そしてそして、教授が逝ってしまったあとも、ハチはじっと待ち続ける・・・
最後まであっさりした展開なのだけど(尺も短い)、この淡々とした展開が逆に涙を誘うのだ。
ハチのひたむきさにうるうるである。
やっぱり動物にはかなわないですね~
ハチ役の犬たちの演技(をしてるのか、自然なのか・・・)には感心させられる。
でも、R・ギアも素敵。ハチを大切に思う暖かさがぐっと伝わってくる。
若い頃はチンピラみたいだったのに(失礼!)、年とって、こんな役が似合うようになるなんて・・・意外である。「プリティ・ウーマン」以降しばらくは、キザな中年という雰囲気だったが、最近はいい意味で枯れてよくなったと思う。
しかし、ギアって日本好きなのか、なぜか日本映画のリメイクに出てるってイメージですねぇ。
ハチと教授が遊んでいる場面が微笑ましく、後半ハチだけになってからが、いっそうもの悲しく感じられたのでした。
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