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2010/06/20

【モーリス・ユトリロ展】

art-12 【モーリス・ユトリロ展】 損保ジャパン東郷青児美術館

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ユトリロ展にはじめて行ったのは小学生の時。白壁の家の絵が印象的で、でも絵としては暗いなーと思った記憶が・・・でも、好きになった画家だった。

その後、何回かユトリロも見に行った気もするが、今回は久々。
今回はすべて(損保ジャパンが持ってる1点をのぞいて?)ある個人蔵の絵で、日本初公開とか。それじゃあ行かざるをえませんね。

この美術館、そんなにいつも混んでいないのだが、今日はびっくり。意外に人が多い。

はじめに、3枚、モンマニー時代の絵が登場。これはめずらしい。
純然たる風景画で、タッチもユトリロっぽくない。フツーの絵である。

続いて白の時代の絵が登場。
このパートのイメージなんですね、ユトリロは。
アル中の治療の一環として描き始めたというユトリロ。精神の不安定さが反映しているのか、ど

こか寒々しい感じである。でもなんか惹かれるんですね。これぞユトリロ!

ところが、自分の思っているユトリロ的絵はそれほど枚数は多くなく、圧倒的にたくさん展示さ

れていたのは、いわゆる色彩の時代の絵の数々。
あまりにカラフルなので、え?これってユトリロ?と思うほど。きっちりした線はまさにユトリロなんですが・・・

この頃のユトリロは、母シュザンヌ・パラドンと義父となった(しかし、ユトリロより3歳若い)男と3人で奇妙な生活を送っていたのだ。ユトリロを半ば幽閉して絵を量産させ、母とその夫は豪遊していたというのである。
そんなひどい生活だったのに、この色彩の明るさはいったい?

50をすぎて10歳以上の女性と結婚したのちは、その女性に支配される生活。この晩年もあいかわらず明るい絵である。
今まで、こんな絵のイメージがなかっただけに、とても新鮮だった。
しかし、ユトリロ、人物描くのは微妙ですねぇ(笑)。なんか、ナイーヴアートみたい。
あくまでも建物を描く人だったのかもしれない。

パリ以外の風景もあったけれど、やはりパリ、それもモンマルトルの風景がいいですね。

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