「マスター・アンド・コマンダー」
本日の映画
movie-32 「マスター・アンド・コマンダー」 Master And Commander:The Far Side Of The World 2003年米
DIR:ピーター・ウィアー
CAST:ラッセル・クロウ、ポール・ベタニー、ビリー・ボイド、ジェームズ・ダーシー
STORY:ナポレオンの時代。英国の伝説的名艦長ジャック・オーブリーの元で、フランスのアケロン号拿捕に向かう乗員たちだが、数々の試練が待ち受けていた・・・
☆☆☆パトリック・オブライアンのベストセラー海洋小説、オーブリー&マチュリンシリーズの10作目の映画化。
ワタクシ、昔々、このシリーズの1作目を読み始めたことがあるんである。
が、数十ページであえなく挫折。
それからすっかり忘れ去っていたのだが、映画化されてたんですね。
映画も途中で頓挫するのでは?と不安だったのですが・・・
確かにはじまって1時間以上はかなり退屈。
いろんなエピソードがつめこまれているものの、つながりがなく、ブチブチと切れて、見ているのが大変なほど。よっぽど見るのやめようと思ったのだが・・・
軍医が味方に誤射されて怪我をするあたりからおもしろくなり・・・
最後は結構夢中になって見てしまったのだった。
この映画、エピソード満載、テーマたくさんなので、おなかいっぱいになるのだけど、艦長と軍医の友情、少年兵たちの友情がいいんですね。
軍医が自分で銃弾を摘出する場面と、彼のことを思って艦長がガラパゴスに停泊するくだり(このあたりはのんびりムード)、士官候補生ブレイクニーと軍医の心の交流などはぐっときた。
ワタクシ、船は苦手なので、船のスペクタルにはあまり感動しなかったけれど、最後の戦いは手汗握りました。
欠点はちょっとまじめすぎることでしょうか。監督がウィアーなのでしょうがないかもしれないけれど・・・
ラッセル・クロウは体重を増やしての熱演だけれど、「ビューティフル・マインド」でも共演した軍医役のポール・ベタニーがよかったですね。それと、ブレイクニー役のマッックス・パーキンスも存在感がありました。
なんか、続きがありそうなラストだったけれど、続編はないんでしょうねぇ。
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