「パリより愛をこめて」
本日の映画
movie-33 「パリより愛をこめて」 From Paris With Love 2010年仏
DIR:ピエール・モレル
CAST:ジョン・トラボルタ、ジョナサン・リース・マイヤーズ、カシア・スムートニアック
STORY:フランスのアメリカ大使館に勤務するリースの裏の顔はCIAの見習いエージェント。麻薬捜査のためアメリカからやってきた凄腕エージェント、ワックスと組むが、あまりに型破りなワックスのやり方にとまどいを覚える・・・
☆☆☆リュック・ベンソン製作のアクションムービー。
本日、午後から有休をとって映画を観て参りました~
正直、それほど期待はしていなかったのだけど、なんのなんの、おもしろかった。やっぱり先入観を持っちゃあいけませんね。
なんか、題名がダサかったので(でも原題どおり)どうかと思ったのだけど、そうか!これパロディ的な題名なんですね。意外と洒落てるかも~
はじまりから終わりまでノンストップアクションで、95分があっという間。この短さもいいですねぇ。
カーアクションあり、生身のアクションあり、まあなんともめまぐるしく展開していく。
ちょっと人が死にすぎという気もするが(なので☆を1個減らしました)、片時も目が離せないアクションムービーである。
かつ、サスペンス要素もあって、このあたりはワタクシの好み。意外な展開なのだ。ふーん、そうきましたか。
そして、コミカルなのもよい。
2人のかけあいがおもしろいし(前半、リースがコカイン入りの花瓶をずっともたされているのがおかしい)、ワックスがあまりに強くて笑っちゃうのだ。ほとんど漫画である。
このワックスを、スキンヘッドにしたJ・トラボルタが切れ気味に?怪演。
走る姿は少々重そうだけれど(笑)、いやー、超人的ですよ、このエージェント。ほとんどジェームズ・ボンドなみかも。いつの間にかこんなおもしろい役が似合うようになりましたね、ジョントラ。
かたや、J・リース・マイヤーズも、きまじめでエリートの(少々気弱でエージェントには向かない)見習いを演じて、あいかわらずうまい。
二人のコンビネーションが抜群だ。最後には友情がめばえる、というのも定石的ではあるけれどよろしい。
少々流血の場面が多いので好みもあるかと思うが、案外スカっとできる映画です。
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