【オルセー美術館展】
art-13 【オルセー美術館展】 国立新美術館
8月半ばに終わってしまうこの展覧会。
旅行もあることだし、これは機会を逸してしまいそうと思い、えいやと行って参りました。
で、案の定激混み。入場するまで30分かかったのだった。中も超混み混みで。結構見るのが大変でした。
第1章 1986年-最後の印象派
のっけから素晴らしい作品の数々。モネ、いいですね。さすがにこれらは見た記憶あり。
ドガは1枚しか来ていなかったけれど、もっと来ていたらよかったなあ。パステル画は扱いが大変なのかも・・・
第2章 スーラと新印象主義
スーラにシニャック。点々だらけ。
似ているようで微妙に違う2人の画家。色合いはシニャックの方が好き。
あの有名な「グランド・ジャット島の日曜日の午後」の習作もあってなかなかに充実。
第3章 セザンヌとセザンヌ主義
「サント=ヴィクトワール山」来てましたね。この絵は全部みたいと思っているのでうれしい。
しかし、やっぱりセザンヌといえば静物画。
セザンヌでない静物画も数点あったけれど、やはりセザンヌは違う。
第4章 トゥールーズ・ロートレック
わずか3点のみだが、享楽的退廃的な雰囲気はばっちり。
第5章 ゴッホとゴーギャン
ここもかなり充実。よくこれだけ持ってきたなと。
有名な絵ばかりで、あ、これも見たな、あれも見たなと思ったが、今まで印象になかった「星降る夜」が気に入ってしまった。黄色より青が多いという色合いが素敵。
第6章 ポン=タヴァン派
この派は実を言うとちょっと苦手意識がある。
あののっぺりした感じがダメなんですね。ベルナールは特に・・・
第7章 ナビ派
こちらの派の方がいいですね。
ヴィヤール、ドニは結構好き。やっぱり平面的な感じはするけれど。
第8章 内面への眼差し
ギュスターヴ・モローの絵、インパクトあり!「オルフェウス」怖いです。
1枚、ハンマースホイの奥さんの後ろ姿を描いた絵もきていてうれしい。今までハンマースホイに注目したことがなかったのだけど、オルセーにもあったんですね。
第9章 アンリ・ルソー
「戦争」、「蛇使いの女」いずれも有名な絵ですね。
しげしげと見てみると、結構不気味で、特に「戦争」は怖い。死体がごろごろ、鳥がついばんていたりして、ちょっとグロテスク。
第10章
ナビ派は舞台芸術や装飾画もたくさん手がけたとか。
ヴイヤールの室内装飾画、なかなかよろしいです。これ飾れる家って相当大きい家だと思うけれど・・・
いやー、とっても充実してましたね。
オルセーが改装中だからこそできたワザ。
おなかいっぱいになりますが、満足できる展覧会ですので、是非!
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