「恋愛適齢期」
本日の映画
movie-41 「恋愛適齢期」 Something's Gotta Give 2003年米
DIR:ナンシー・マイヤーズ
CAST:ジャック・ニコルソン、ダイアン・キートン、キアヌ・リーヴス、フランシス・マクドーマンド、アマンダ・ピート、ジョン・ファヴロー、ポール・マイケル・グレイザー、レイチェル・ティコティン
STORY:ハリーは、30歳以下の女性としかつきあわない60過ぎのプレイボーイ。マリンと彼女の母親の別荘で週末を過ごそうとしたところ、母親エリカと鉢合わせ。夕食後ハリーが心臓発作で倒れてしまい、安静にしなければならないハリーを仕方なくエリカが看病することになるが・・・
☆☆☆大人のラブ・コメディ。
いかにもN・マイヤーズ監督の作品という感じ。
脚本がいいんですね。マイヤーズの映画はどれも好き。
老年にさしかかりつつあるプレイボーイと、離婚後仕事に打ち込み恋愛など忘れてしまっていた中年女性劇作家、プレイボーイの主治医で劇作家に恋をしてしまう若い医師、そして劇作家の娘という四角関係。
この人間模様がおもしろい。
結末は見えてしまうのだけれど、会話の妙で飽きさせないのだ。
J・ニコルソンは、最近のお得意キャラ、ちょっと子供っぽいというか悪ガキっぽい困った男をさらりと演じ、いつも通りうまい。
が、ここはやはりD・キートンでしょう。
恋することを忘れていた女性が、また恋に目覚め、失恋してわあわあと泣く。号泣しながら脚本を仕上げていくところは爆笑もの。
年をとってもチャーミングで、かわいらしい。こういう風に年をとりたいものですね。
少々無理があるかなとは思ったが、K・リーヴス扮する医師が恋するのも納得かなと。
キアヌもこの役いいです。一途さがかわいらしい。いつもよりイケメンに見えるし(笑)。
素敵な恋愛映画です。
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