「ラーメンガール」
本日の映画
movie-36 「ラーメンガール」 The Ramen Girl 2008年米
DIR:ロバート・アラン・アッカーマン
CAST:ブリタニー・マーフィ、西田敏行、余貴美子、パク・ソヒ、タミー・ブランチャード、岡本麗、前田健、石井トミコ、石橋蓮司、山崎努
STORY:恋人を追いかけてアメリカから東京にやってきたアビーだが、あっさりふられ、ふと入ったお店で食べたラーメンに感激。ラーメン修行をすべく、店主のマエズミに弟子入りするが・・・
☆☆☆昨年末急死してしまったB・マーフィ主演作。
B・マーフィ、まだ32歳という若さだったのに残念ですね。
はじめて注目したのは、「サウンド・オブ・サイレンス」で、事件の鍵をにぎる少女をエキセントリックに熱演していたのが印象的だった。
あらゆるジャンルの映画に出ているけれど、「17歳のカルテ」とか「シン・シティ」とか、ちょっと変わった役柄がやはり印象に残る。
人生の目的を見失っていた若い女性が、一杯のラーメンに救われ、ラーメン作りをめざす・・・
という、やや飛躍のあるストーリーなのだけど(笑)、主人公アビーのひたむきさには心うたれるものがある。
店主のマエズミが、絵に描いたような頑固オヤジで・・・西田敏行の得意とする役柄だけれど・・・掃除ばかりさせて、なかなかラーメンのスープを作りも教えないし、怒ってばかり。ちょっとやりすぎなキャラ作りですかねぇ。限界すれすれのキャラ。
それでもお互い言葉がほとんど通じない中で、次第に絆を深めていくというドラマは、定石的ではあるけれど、ホッとできる展開。
しかし、田舎のおばあちゃん?にラーメン作りの精神を教えてもらうという場面では、さらに言葉はまったく通じていないのだけど、わかってしまうという(笑)。やはりハートで通じるってことでしょうか。
ラスト近く、ラーメンの師匠がなんと山崎努!
やっぱり、「タンポポ」を連想しちゃいますよね。この場面一番笑いました。
岡本麗、まえけんなどの脇も楽しい。
新しい恋人の部屋がどう見ても日本じゃないとか、少々変なところはあったけれど、日本の描写に関してはまあまあ許せる。
B・マーフィ、亡くなったのはホント残念です。
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