「ザ・ウォーカー」
本日の映画
movie-44 「ザ・ウォーカー」 The Book Of Eli 2010年米
DIR:アレン・ヒューズ
CAST:デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・クニス、ジェニファー・ビールス、レイ・スティーヴンソン、マイケル・ガンボン、トム・ウェイツ
STORY:崩壊後のアメリカ。イーライは一冊の本を持ってひたすら西に向かって歩く。西部のある街で独裁者として君臨するカーネギーは、イーライの持つ本を支配すれば、世界を自分のものにできると信じ、イーライを狙うが・・・
☆☆☆飛行機の中で見た映画第1弾。
世界の残るたった1冊の本というところに惹かれたんですね。本好きのワタクシ、本がテーマの映画というとびびっとくるわけなのだ。
冒頭からバイオレンス全開で、すごいぞ、イーライ。剣の達人ですよ。ちょっと日本チック。
かと思えば、西部が舞台で(世界崩壊後という設定だから荒れてるけど)、ちょっと西部劇的でもある。
まあでもそんなバイオレンスアクション映画というだけでなく、深い意味がこめられた映画なのである。
キリスト教についての知識はそれほど深くはないので、完璧に理解ができたとは言い難いのだけれど、その本はそんなに大きな意味を持っているのかなと。
それをめぐって戦争も起きるし、人々を支配することもできる、というのは感覚的にはわかりにくのだけど、キリスト教が深く根ざした文化圏では、なるほどと思えるのだろうか。
ラストではなるほどイーライってそうだったのかと思うし、じわじわと感動がくるのだけど、基本、ワタクシとしてはアクション映画として見たい。
あまりなバイオレンスはそれほど好まないけれど、この映画は色を落としてどぎつくないのでよろしい。この映画にあった映像だと思う。
D・ワシントンが格好いい。ストイックで静かで、でも強くて・・・
G・オールドマンはいやーな役をホント、憎たらしく演じていてさすが。
そして、懐かしいのは、ジェニファー・ビールス。でも母親役なんですね。さすがにだいぶ年をとりましたね。
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