「コールド・クリーク 過去を持つ家」
本日の映画
movie-50 「コールド・クリーク 過去を持つ家」 Abandon 2002年米
DIR:マイク・フィギス
CAST:デニス・クエイド、シャロン・ストーン、スティーヴン・ドーフ、ジュリエット・ルイス、クリステン・スチュワート、クリストファー・プラマー
STORY:NY在住の映像作家のクーパーは息子の交通事故をきっかけに田舎へ引っ越すことにする。抵当流れの安い物件を買った一家だったが、前の住人が訪ねてきた以降不可解な事件が・・・
☆☆☆日本未公開のサスペンス。
アメリカではそれなりにヒットしたらしいけれど、日本未公開。
なぜかな?と見始めたところ、まあ仕方ないかなという思いに。
邦題を見て、いわゆるハウスもののオカルトホラーかな?と思ったら・・・
いやー全然違った。ひねりのない、というかひねりがなさすぎるサスペンスだった。
思わせぶりな展開をとるのだけれど、最初から見え見え。
早い段階でストーリーが見えてしまうのがつらい。
それでも救われているのは、S・ドーフが怪演してるから。
ワタクシ、あまりこの人好きではないのだけれど、この映画はこの人でもってるなと。
いやーな人物をホントにいやらしく演じていて、不愉快度満点。
それに比して、D・クエイドは普通だし、S・ストーンに至ってはなんでこの映画にという感じ。S・ストーン、ホント、普通の主婦役が似合わないのだ。映画の最初ではバリバリのキャリアウーマンかなと思わせておいて、フツーになっちゃうんですね。
C・スチュワートはひねた役が得意だけれど、この映画でもそういう役で、案外はまっていた。
最大の謎は、M・フィギス監督がなぜこの映画を撮ったかですね。
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