ヘイク・タルボット『絞首人の手伝い』
本日の本
book-54 『絞首人の手伝い』 ヘイク・タルボット著 ハヤカワミステリ
STORY:孤島の邸宅での晩餐会で、主のフラントと義弟のテスリン郷が口論をはじめ、テスリン郷が呪いの言葉を発した直後、フラントが絶命。しかも、死後数時間もたたないうちに死体は腐乱して・・・
☆☆長編は2作しかない作者の1作目。
先に『魔の淵』が紹介されていたがこれは未読。
不可能犯罪ものプラスオカルトというと、ちょっとカーを連想して読みたくなる。
つかみはOK。
気を失っていた女優が目を覚ますと、海からあがってくる男(これが探偵役のローガン)に出会う。
女優が徐々にその日にあったことを思い出すと、主のフラントが突如絶命したことがわかってくる。
これは期待できるぞと思ったのだが、このあとがダメ。
なんか読みにくいのである。
なんだかもたつくし、死体の謎もなんだという感じ。
それに、探偵役のローガンがどうも苦手で・・・
正義の味方って感じじゃないのがワタクシ的にはNG。
うーむ、まあワタクシの趣味にあわなかったということなんでしょうね。残念。
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