フジモトマサル『ダンスがすんだ 猫の恋が終わるとき』
本日の本
book-16 『ダンスがすんだ 猫の恋が終わるとき』 フジモトマサル著 新潮社
傑作な回文集。しかもストーリー仕立てというところが驚きだ。
この本、2004年に出た本で、職場の先輩に見せてもらい、それ以来ずっともう一度読みたいなあと思っていたのだ。
そして、ついにまたチャンスが!
やっぱりおもしろい。
やや無理のある箇所はあるものの、ちゃんと物語になっているところがスゴイ。
若い外科医が猫と恋に落ち・・・内戦が起きて・・・という、一見ん?なストーリーだけれど、一応つながってるんですね。
ユーモラスなイラストも手伝って、最初から最後まで爆笑もの。
いや、ホントによく考えるなあ、回文。
また読み返して笑いたいです。
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